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2019年03月01日

2019年確定申告の手続き(後編) 今年の還付金を公開します



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後編は実際の申告です

 2019年の確定申告手続き、こちらは後編です。
 前編は以下の記事をご覧下さい。

  ・2019年確定申告の手続き(前編) まずは申告画面に入るまで


 さて、後編では実際の申告について紹介します。
 確定申告には色々な方法がありますが、私の場合はカードリーダーを使ってのマイナンバーカード申告。
 ID・パスワードに比べて税務署に出向く必要もなく、カードリーダー自体も汎用性がありますので個人的に
 オススメの方法です。



入力する場所(私の場合)

 さて、それでは確定申告の開始です。
 私の場合、収入として入力するのは以下の3項目。

 「給与所得」→源泉徴収票の中身を移すだけ
 「雑所得」→ソーシャルレンディング収入(損失)・広告収入などを全て入力
 「配当所得」→一部の株の売却益や配当など(私の場合少額なので、今回は省略します)

  20190226TAX1.png


 一方、控除として主なものは寄付金控除(ふるさと納税)です。
 社会保険料や生命保険料の控除は、源泉徴収票を入力する時に一緒に入力されます。

  20190226TAX2.png

実際の入力

 まずは給与所得の部分から。
 これは前にも言いました通り、会社から送付された源泉徴収票の中身を転記すれば終わりです。

  20190226TAX3.jpg

  20190226TAX4.jpg


 次に雑所得。
 こちらは、損益のあった全てのソーシャルレンディング(含クラファン)事業者の分を入力します。
 利息が払われた時点で、所得税は源泉徴収されています。確定申告をすることにより、この分を取り戻す
 ことが、ここでの主目的となります。

 また、同じ雑所得に相当するブログの広告収入やライター収入もここで申告します。
 必要経費については、全体の経費を各所得の金額に応じて按分しています。
 (この際、損がでた事業者については按分の計算には入れていません。
  損がでた事業者について単純計算すると、経費がマイナスになってしまうためです)

  20190226TAX5.jpg


 控除のメインは寄付金控除。
 私の場合、寄付対象はワンストップを使える5自治体を超えていますので、確定申告を行います。
 ここ数年でこのシステムは大きく改良され、市町村を選べば住所が自動入力されるようになりました。
 以前に比べれば作業量は雲泥の差です。

  20190226TAX6.jpg

そして還付額は

 以上の作業、合計の実作業時間は1.5時間くらいでしょうか。
 (伝票その他を集めたり集計したりする時間は別で)
 確定申告を始めた頃は申告以前にシステムのセットアップで手間取ったりしていたこともあったのですが、
 最近はかなりスムーズにできるようになってきました。

 そして、最終の還付額はこんな感じになっています。

  20190226TAX7.png


 まさかの100万超え。

 もっともここでの還付金額が高いということは、経費が多いという理由以上に「ソーシャルレンディングで
 損失を多く出している」
ということでもあるので、手放しで喜べるものではありません。
 投資で損が出ることそのものは、投資でリターンが得られる以上、それと引き替えに呑み込むべきリスク
 なのですが、最近はそれでは済まない例も散見されています。
 このあたり、今年は少し落ち着いてくれればいいのですが。


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この記事へのコメント
Yasuko 様
お役に立てたなら何よりです。
よろしければ、今後もご愛読、ご愛顧いただければ幸いです。
Posted by SALOW at 2019年03月02日 22:05
丁寧な返信ありがとうございましたm(__)m
これからも色んな情報を発信してくださいね。
楽しみにしています。
Posted by Yasuko at 2019年03月02日 16:13
けむけむ 様
経費が大きくなるように投資以外の副業(主にブログ)を行っていますので、この点については計画通りということだと思います。
実際、ありがたいことに最近はブログをきっかけとしたお声がけをいただくことも多く、投資以外の収支も採算ラインに乗りかけています。

経費の按分をどうするかは、考え方一つだと思います。
私は雑所得は雑所得で全て共通だと思っているので、SLやCFに他の経費も乗せています。税務署からの確認があれば、証拠も含めた理由は提示できます。それで否認されるようなら、次はプライベートカンパニーの設立を検討しようと思っています。
Posted by SALLOW at 2019年03月01日 15:27
経費が大きいですね。
自分の場合、経費にする物が殆どなくて、還付なんて無いに等しかったですね。
実際、雑所得として大きな経費を計上したとして、関係が薄そうなソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングに按分をどこまでしていいのかよく分かっていません。
まぁ、税務署から確認が来たら、理由をちゃんと述べられれば問題ないんでしょうけれども。

今年はもう少し経費について考え直そうと思っています。
※申告分離課税になれば、経費なんてどうでもいいのですが・・・
Posted by けむけむ at 2019年03月01日 12:06
Yasuko 様
コメントありがとうございます。
分かりにくくてすみません。訂正させて下さい。
「損失が出た業者の損失は、経費の欄に入れています」+「(本来の意味の)経費は基本的に利益額で按分して各業者の経費の欄に入れていますが、この時損失が出た業者については、経費の按分から除外しています」です。

つまり、A:収入100万 B:損失100万 C:収入100万 全部で経費90万の場合、本来の按分なら
A:所得70万 B:損失130万 C:所得70万 とすべきところを、Bは経費按分の対象から除いて
A:所得55万 B:損失100万 C:所得55万 としている、とのことです。総計の収支はもちろん変わりません。
Posted by SALLOW at 2019年03月01日 09:42
いつも読ませてもらっています。
確定申告の件ど質問があります。
損失が出た業者には経費のところに損失額の按分を入れていないとこことですが、その損失額はどこに記載されたんてしょうか?私は経費のところにいれてしまいました。
Posted by Yasuko at 2019年03月01日 08:33
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