もう28年もたつのかという思いです。
当時、会社員でアパートに一人暮らしをしていました。
たまたまいつもよりも早く起きてお弁当を作っていたと思います。
こちらでも少し揺れを感じたんじゃないかな。
1人だったので心細くて怖い思いをした記憶があります。
その後徐々に明らかになる被害状況。
テレビ画面に映る現実とは思えない光景。
ヘリコプターの上から、状況を伝えるリポーターの感情を押し殺し何とか絞り出したような震える声。
それを受け取るスタジオの出演者たちの、一瞬押し黙るような重苦しい雰囲気。
ただ息をのむことしかできなかったあの日。
親族で被害の大きな地域に暮らす人はいませんでした。
それでも、ビルが倒れていたり、高速道路が根っこから崩れていたりする様子に衝撃を受けました。
あそこにいた人達はどうなったんだろう。
普段通りの生活を送るはずだったたくさんの人たち。
あの日、変わってしまった住み慣れた地域。
これからどうするんだろうと恐怖を感じるほどでした。
この大地震では、建物倒壊や家具の転倒による圧死で犠牲になった方が大勢いたそうです。
その後、日本では東日本大震災という歴史に残る大地震も起こるわけですが、二つの地震の性質はまったく違うんだなと素人ながらに思います。
それは被害状況の違いに大きく表れています。
どちらの地震も、未曾有の大災害。
地震の規模も違うのだろうけど、地域、地形、震源の場所・深さによって被害は想定をはるかに超えるという事を思い知らされた二つの大災害。
自然には逆らえないかもしれないけど、自分たちの置かれた現状でできることを自らが備える事がとても大切だと思います。
大きな地震がおきたりすると、防災への意識も高まりますが、果たしてどれだけの人が継続して防災対策出来ているのかな。
我が家も、子供たちが小さい頃は水や食料の備蓄などに気を配っていたこともありましたが、最近は持ち出し袋の中も入れっぱなしだし、しっかり管理できているとは言えない現状。
それぞれの寝室では、就寝中に倒れてきたり落ちてくるような家具やモノはないですが、枕元に逃げる時用の運動靴や持ち出し袋は置いていません。
南海トラフ巨大地震がくるぞ、くるぞと言われ続けて数年。
ちょっと危機感も薄れている自覚もあります。
我が家は古いので、大地震が来れば一階部分がつぶれるのでは・・と心配はしていますが、それよりも大学の行き帰りに海岸付近を通学している次女の事が心配です。
入学前に学校までの道のりを、一緒に電車に乗って行った事はありますが、その時は海が近い場所はどのあたりで、電車に乗っている時に地震が来た場合、非難する場所がどこにあるのかなどは考えてはいませんでした。
地図で見ると、津波が起きたら危険な場所を通るルート。
本人には万が一が起こる事も考えて、付近で逃げる場所があるか考えておく必要があるよ、とは伝えましたが、きっと自分事に考えられてはいないでしょう。
住んでいる場所は、津波とは無縁のところなので、大地震と津波というのはテレビの中の話にしか感じていないかもしれませんね。
阪神淡路大震災から28年というニュースが取り上げられている今、改めて娘に想像して想定しておくことの大切さを伝えたいと思います。
もしものとき、どうするか、どう行動するか、予想して考えておくだけでもずいぶん違うとも聞いたことがありますし。
なにも起きないに越したことはないですが。
↓役立ちそうなサイト見つけました「あそび防災プロジェクト」
https://asobi-bosai.com/blog/202103101265/
我が家も防災グッズの見直しをしようと思います。
価格:29,700円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image