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2024年02月17日

その一杯のためにする(5)ヤカンで脳トレ



そういえば、利き手の反対の手、をなんと表現してますか?

手の場合「利き」対する一単語としては明確ではないようで、
「利き手の反対の手」、「お茶碗持つほうの手」だったりするそうな。
何年か、もうだいぶ前、唐突に、
両方使えたら便利じゃん、と考え、反対側を使う練習を始めた。

最終的に両手で箸が使えるようになったんだが、
口はひとつなので食事の時間が短縮するわけではない、
とわかって練習に飽きてしまいwww

でも、脳卒中やケガのリスクを気にするトシになったせいか、
ペーパードリップの際、反対側でヤカンを使う練習をはじめた。
豆を湿らせる、豆に湯を落とす、も、操作具合は違うし、
泡の育ち具合で落とし方も変えるから、いい練習になる。

だいぶうまくなってきた。
まだ右とまったく同じにはできないが、
箸がつかえたんだ、いずれはできるようになるだろう。

小さくても、いまは希望が必要だ。

昨今研究が進み、脳の働きが次々に明かされるにしたがって、
左利きの駆逐が否定されたのはほんとうに良かったと思っている。

…もうひとつの左利きも、駆逐しないでね…


2024年02月15日

その一杯のためにする(4)コーヒー(下)



コーヒーの淹れ方は、かねて教えていただいた作法からは変わった。
材料も道具も変わったからだが、ポイントは、豆の量や湯の温度など
現在は数値として厳密には気にしていないことだろう。

決めた同じ挽き豆を冷凍や冷蔵で保存しても、
日に日に香りが変化していることに、あるとき気づいた。
材料が変化しているなら同じ量で同じ味の帯域に仕上がるのか?
では、そこを保つには?逆に、一家庭でのハナシで
機械的に同一の味を求め続けることに意味はあるのか?

長い実験ののち、湿らせ、蒸らし、湯を落とすなかで、
豆やら泡やらがどのような表情に変化し膨らんでゆくか、
そこを拠りどころとするほうがおさめやすいのではないか?と考えた。
豆は、ざ、っと入れるし、湯も、たぷん、とぷん、と、
具合をみて都度、加減しながら淹れている。
気分に合わせて調節ができ、だいぶ気心が沿ってきたように思う。

インスタントコーヒーも、ただ熱湯を入れる方法のほか、
温度を変えたり、なべで沸かしたり、いろいろやってみた。
一番記憶に残っていることは、
米軍のマニュアルにあった、火を使って食事ができる環境下で、
レーションのパックを湯煎した湯で付属のインスタントコーヒーを溶かす、
という合理的なくだりだ。

日本では水は溢れてる地域が多いのでネガティブに見えるかもしれない。
だが、個人的には目から鱗で、いろいろと感じるところがあった。

現在は、冷水にも溶けるタイプを使っており、
作業音を立てたくない深夜早朝に重宝しているほか、
冷やし菓子やカクテルのトッピングにも役立てている。


ちょっとマテリアル(5)ドリッパーとペーパー



取り外し式の軟質プラスチック製ドリッパーを用いた、
ポット一体型のものを使っている。

樹脂の弾性を利用してポットにロックするので、
単に乗せているだけではなく、何かの拍子に転げ落ちることがない。
そこに一目惚れして近所のホームセンターで購入した、
わたしには珍しい専用器具。20年選手だ。

後継機を見かけないので、ドリッパーだけでも交換パーツがないかと、
去年メーカーに問い合わせたが、確認する、とののち今日に至る。

残念にも壊れる日が来たら、異なるものを試すことにした。
スタイルを固定してしまうのも面白味に欠けそうだし。

ポットの目盛りは約600ccまで、100cc刻みに記載されている。
ペーパーフィルターは2〜4人用ものが収まりが良い。
おそらくそのあたりを想定して設計されたものだろう。

もっとも、湯量も挽いた豆の量も、数値を厳密には気にしておらず、
これまでの実践データから、その日の気分や
豆の膨らみ具合をみて都度、湯の投入量を変えており、
あくまで目安だ。

ペーパーはいろんな商流から買う。ある程度試したのち、
日本製で製造元が明記されているものを選んでいる。
ほかのものが使えないのではなく、
そこの製品の性能に慣れてしまっているだけだ。


2024年02月13日

ちょっとマテリアル(4)ヤカン



たとえば、スイスアーミーナイフ。
一本で複数の機能をもっているが、
突き詰めた作業をするにはそれぞれの専用工具がまさる。

ここでの生活が始まった当初、調理器具も家具も、
専用のものは選べず、同じようなことがおきていた。

ヤカンは鍋の機能を共有させるべく、
ふたと胴体の径が同じものを選んだ。
ステンレス製、2リットルだか2.2リットル、
内部の洗浄もいたって楽だ。

レトルトを温めたり、何度かはインスタントラーメンも茹でた。
問題なく調理できた。
ただ、食材を直接調理した場合、後の掃除が手間なのと、
ものすごくさびしくなり、後日早々に手鍋を買い足した。

兼用するなら鍋だろうに、なんでヤカンを先に買ったんだ?
思い出した。コーヒー淹れるのにラクなほうを優先したんだった…
経験値としてはよかった。それが生きるようなハメにならねばいい。

コーヒーを淹れるための細口のケトル。ほしいっちゃほしいではある。
植木鉢に水やりしてみたいんだよねーwww
だがヤカンでドリッパーにそうっと注水できてしまってて、
わざわざ専用器をいれるのもなぁぁ…という状態。

ほんと、消費に貢献せんなあぁぁwww
すまぬwww


2024年02月12日

その一杯のためにする(4)コーヒー(中)



インスタントコーヒーをティースプーンに二杯、
プラス、粉ミルクにグラニュー糖、のコーヒーで育った。

学生時代にアルバイトで喫茶店に勤め、
レギュラーコーヒーにふれ、ブラックで飲めるようになった。
昭和の、喫茶店文化華やかなりし頃で、来客は頻繁。
20人点てのネルドリップのポットで一気に点て、
来店時にそれを手鍋で温めて出す、という、
当時平均的なパターンがメインで、
サイフォンもあって使い分けられていた。

自宅ではペーパードリップがいいよ、と教えられ、
挽いた豆をもらって(買って)点てるようになった。
モンカフェのようなパッケージ型のものや、
サイフォン内蔵式のポット型のコーヒーメーカーも
愛用していた時期もある。

時間や手間、ラニングコストも含めた総合的な選択で、
ペーパードリップに落ち着いているが、
ときどき、鍋で沸かして上澄みをのむ、という
トラディショナルなww方法も楽しむ。

わたしたちが手軽にコーヒーを楽しめるシアワセを、
支えてくれているこの惑星の誰かが、
そのために泣いていないか。に、思いをはせながら。


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