2015年05月10日
延命治療
原因がわからず、治療法も確立されておらず、治る見込みのない病気。
それがクローン病です。
では、今クローン病患者に対して行われている治療とは、何なのでしょうか。
対処療法だと、医師はいいます。
聞こえはいいです。
「完治することはできないが、対応することはできます。
諦めることはないです。頑張りましょう。」
こんなところでしょうか。
先日、とある漫画を読みました。
タイトルは、「ブラックジャックによろしく!」っというタイトルです。
この本の中に、がん治療のお話がでてきます。
その前に、この本はクローン病患者は読まないほうがいいかもしれません。
お勧めできません。読まれる方は、自己責任でお願いします。
がん治療が上手くいかず、末期の患者に対して行われる治療が延命治療です。
様々な副作用があり、穏やかな日々を過ごすことはできないようです。
あくまで漫画であり、実際は違うのでしょうが、あまり愉快な話ではありません。
延命治療とは、命を延ばす治療なのですが、
クローン病患者の私に行われているのも、延命治療ではないかと考えるようになりました。
だって、治らないんですよ?
そう考えていくと、対処療法とは、延命治療を聞こえのいいように言い換えた言葉ではないかと思うようになりました。
死ぬのよりも、遥かにましですし、治療も続けていきます。
だって、生きていたいじゃないですか。
私は、生きたいです。
言葉は、恐ろしいもので言い方次第でどうにでも聞こえます。
良いようにも悪いようにも。
わからないことだらけの病気ですから、しっかり自分の言葉で理解しないといけないんだと、感じました。
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