クローン病と生きる。

こんばんは。

豪雨で出かけることもできず、家でも悶々としている間に、

空飛ぶタイヤ

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を読みました。内容は、中小企業の運送屋と財閥系の超大企業の一つの人身事故を巡って争っていくストーリーです。

大企業は、ひたすらリコールを隠し、整備不良として運送会社に責任を押し付ける。

運送会社は、きっちりと整備して、記録もしっかりあり、無実を主張。

しかし、警察と世間は大手企業を支援する。理由は、１つ。大手だからという。

その中でも負けずに、従業員を信じ、戦い抜く社長を主人公とした小説です。

こんなに熱く誠実な社長がいるだろうか？っと胸熱くなる話で、こういう人と一緒に仕事ができたら楽しいだろうなっと感じます。

実際の世の中で、この人と一緒に働きたいと思わせてくれる人は、どのくらいいるでしょうか？

私は、そんな人に1度であったことがあります。

この人について行こう。そう思いました。その方の最大の魅力は、やると決めたら、何が何でもどんな犠牲を払ってでも相手が傷付こうが自分が傷付こうが必ずやりました。

無慈悲

という言い方もできるほど、強引でしたが、一本絶対に曲がらない筋が通っていました。

それは、部下に対してだけでなく、上に対しても。

上が何と言おうが、ガンとして譲らず、堂々と交渉してました。そして、上が理不尽な要求をしてくるときの必ずこう反論していました。

じゃ、今日で終わりでいいですか？

今日で終わり。つまり、今日で会社を辞めると言ってました。そんな筋の通らない話があるか、そんな筋を通さない会社なら辞めると断言していました。

それで上が折れたのを何度も見ました。

こんな人は今までみたことがないし、今後出会うこともないかもしれません。出会ったとしても、極々少数でしょう。

そんな熱く筋の通った男に、そして小説の主人公のように仲間を信じ抜ける人に、私はなりたいと今でも思っています。





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