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2016年11月27日

クローン病なって初旅行 In 鹿児島





こんばんは。

26日、27日の二日間、鹿児島へ会社の社員旅行で行ってきました。

まずは、新幹線で鹿児島中央駅へ移動。

駅からは、レンタカーを借りて仙厳園へ移動。

仙厳園では
IMG_0812.JPG
西郷隆盛さんと写真撮影しました。

IMG_0814.JPG
お昼も食べまして、私は安定のうどんでして、

他の皆さんは、トンカツとか、チキンタルタルなど思い思いのもを美味しくいただきました。

そして、立派な松や活火山の桜島を撮影
IMG_0815.JPG
IMG_0831.JPG

ちょっとした、池もありましてコイに餌やりもできました。
IMG_0823.JPG
すごい食欲のコイたちでして、バグバグ食べる音がうるさいのなんの。笑っちゃいました。

次に、いおワールド水族館へ。

水族館の中は、撮影はまずいかなっと思いまして、一枚も撮影しませんでしたので写真はありません。

水族館は、すごかったですが、

磯釣りをやっている私からすると、

体色のおかしい魚や怪我をした魚がたくさんいましたので、水族館ってどうなんだろうと、考えてしまいました。

在るがままを切り取ることなんて、できないのはわかるのですが、自然の中で力強く泳ぐ魚の姿とは程遠いなっと思ってしまいました。

そんな思いは、さておき。

水族館の次は、焼酎工場へ。

工場自体は、平日しか稼働してなくて売店とガラス越しに製造過程を一部見ることができる程度でした。

売店では、試飲もできるとの事前情報がありました。

クローン病患者が焼酎工場へ行っても、何もできないんだろうなっと思ったあなた、それは誤解ですよ。

私が行った焼酎工場では、飲むようの酢も生産してありまして、なんと酢の試飲もできたんです。

私は、お酢でお腹が痛くなることはないので、試飲して回りましたよ。

諦めず、腐れず、顔を出してみると、面白い体験ができるかもしれませんよ。

ただし。

お酢は、クローン病患者には、注意が必要なものとされています。

製造過程において、アルコール発酵をします。

そのアルコールが危ないのです。

多少は大丈夫な方も多いと思いますが、規定よりも薄めで飲んだ方が無難だと思うんですよね。

お酢を楽しんだあとは、いざ宿泊先の指宿へ。

旅館に泊まったのですが、お庭が綺麗でした。
IMG_0836.JPG
荷物を旅館に置いて、砂風呂に入ってきました。

砂風呂って長〜く入るイメージだっだのですが、

「火傷の恐れがあるので、長く入らないこと。目安は10分!」

みたいな、看板がでかでかと入り口にありましたが、大丈夫でしょうっと軽いノリで砂に埋もれてきました。

砂の上に横になった時点で既に砂が熱々でして、5分も入れば汗びっしょりでしたよ。

心地よい、波音と背中からじっくり温める砂風呂、そして、砂のなんとも言えない重さ加減。本当に気持ちよかったです。

砂風呂で砂まみれになりましたので、いざ温泉へ。

指宿の温泉は、ほとんどが塩湯だそうでして、私が入った温泉も塩湯でした。

初めての塩湯でして、これもまた一興と楽しんできました。

さすがに、水道水は塩分入ってませんでした。

塩分入ってたら、水道管腐食しますから。

温泉で汗を流したあとは、お楽しみの夕食。

クローン病のスペシャルメニューがある料理店もたまにありますが、「こんなの食べれないよ?」っていうメニューがめじろ押しの店もありますから、今回は病気のことは伏せて、

「肉、油、そして生物がダメです」とだけ伝えてありました。

「あと、牡蠣大好きです」と(笑)

そしたら、旅館側が気を利かせてくれて
IMG_0840.JPG

柿の中に、牡蠣、野菜、とろみのあるスープが入ってまして、それを蒸して外の柿ごといただくという

カキ In カキ! というスペシャル料理が出てきました(笑)

確かに、電話越しで「カキ」としか伝えてなかったので、果物か貝類かわからなかったと思うんです。

ただコラボさせるだけなら、アホでもできますが、この料理が絶品でして、上手にコラボさせてくるところが、流石の一言。職人さんが一生懸命考えて、腕をふるってくれたありがたい一品でした。

料理を頂いている間に、寝床も用意していただきまして、ゆっくり寝れると思ったのですが、

他の人のいびきがうるさすぎて寝れないという悲しい落ちに。

夜寝付けずに、ふらふらの状態で27日を迎え、

27日は、あまりの眠さにみなさんが観光してる間に、車で一人で寝る始末。やれやれ。夜くらい寝せてくれよ。


そんなこんなで、なんとか無事に帰ってきました。

二日目は悲惨でしたが、それなりに楽しい旅行でした。

旅行の間、ずっとお供をしてくれたのこれ。
IMG_0834.JPG
エレンタールボトルです。

飲み終わったら、コンビニで捨てて次のりんごジュースを買うって感じで消化してました。

クローン病の旅行には、必須アイテムですね。

デメリットは、トイレが近くなることと、

荷物が嵩張ること。徐々に減っていきますが。



クローン病だからと諦めず、旅に出てみるのもいいかもしれません。

ただし、準備はしっかりと。

計画は、トイレも加味しましょう。

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posted by renzu at 21:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 日常のこと
この記事へのコメント
>renzuさん

いろいろと教えていただき、ありがとうございます。
クローン病患者の旅行について、食事はもちろんのこと、トイレの有無がどうしても課題になってきそうですね…
参考にさせていただきます。

私ごとですが、年末に友人たちと大分に温泉旅行に行く計画を立てました。
その友人はクローン病ではありませんが、私が隣でエレンタールを飲んでいても動じないような、クローン病に理解のある人です笑

消化病に効能がある温泉も興味があるので、調べていきたいと思います!

情報を提供していただき、ありがとうございました。
Posted by kei at 2016年12月03日 14:30
>keiさん
初めまして。コメントありがとうございます。
感想でも何でも、コメント大歓迎です。いつでもお気軽にどうぞ。

噴火はなく、穏やかな桜島でした。この季節にロンT一枚で寒くないという、とても過ごしやすい地域で、羨ましく思いました。

クローン病になって遠出が億劫になること。よくわかります。エレンタールの消化やトイレの問題、食事のことなど超えなければならない課題は多いです。
ですので、良き理解者と遠出するのはいかがでしょうか?

同じクローン病患者ならなおよし。食事も同じようなものになるでしょうし、エレンタールを一緒に飲むのもまた一興でしょう。

あと、トイレの絶対数が多い地域が良いと思われます。有名な観光地、発展した都会、人の移動が多い場所になればなるほど、トイレの絶対数が増えます。コンビニもありますから、トイレに困ることはないでしょう。

難しくなるのは、田舎・自然の中へ入って行くような遠出です。登山とかですね。

絶対的にトイレがありませんし、エレンタールで荷物も嵩張るばかりです。

福岡にお住まいということですから、大阪などはいかがでしょうか。コンビニの絶対数も多いので、トイレの絶対数も多いです。病院もあります。保健書も持ち歩けば、いざという時にも病院行けますから。

他にも、観光地で有名な大分なども楽しそうですよ。観光地は、人が来ることが前提で施設が作られていますから、トイレもたくさんあるはずです。できるだけ街の中を楽しむ感じで回れば安全だと思います。また、温泉の効能の中に、慢性消化病に効果がある温泉もあるようです。胃と腸に優しい温泉なんて、心踊りませんか?

楽しい旅のご報告お待ちしております。
Posted by renzu at 2016年11月29日 22:31
初めまして。私もクローン病を患っております。
鹿児島出身ということもあり、コメントをさせていただきました。
(現在は福岡県に住んでおります)

桜島は噴火しなかったでしょうか…
鹿児島を満喫されたようで、出身者として嬉しく思います。

クローン病ということもあり、遠出するのが億劫になっていました。
しかしながら、本ブログを読むにあたり、
遠いところに行ってみたいな、と久しぶりに思うようになりました。

これからも楽しく読ませていただきます!
Posted by kei at 2016年11月29日 00:25
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