2014年04月12日
バジリコ
写真はバジル(スウィートバジル)の芽です
バジリコは、イタリア語で【Basilico】、学名【Ocimum basilicum】と呼ばれています
和名は【メボウキ】ですが、今では英名のバジル(Basil)の名が普通に使われています
シソ科メボウキ属の多年草ですが、日本では一年草として扱われています
それは、日本の気候では冬を越せないからで、イタリアなど温暖な気候では多年草となります
イタリア料理に良く使われるのは、【スウィートバジル(Sweet basil)】と、【ジェノベーゼ バジル(Genovese basil)】です
その他の品種としては、
【シナモンバジル(Sinnnamon basil)】:種は、日本でも手に入りやすいです
【レモンバジル(Lemon basil】
【ホーリーバジル(Holy basil)】
【タイバジル(Thai basil)】
【マンモスバジル(Mammoth basil)】
など多種にわたります
ハーブガーデニングとしては、スィートバジルが最もお手軽で、ハーブとしての利用価値も高いのではないでしょうか
自家製ピザや、パスタなど利用価値が高いハーブだと思います
ほぼ毎年、我が家ではベランダのプランター半分ほどに植え、10本程度が70cmぐらいまで育ちます
初夏〜秋にかけては、葉を収穫しながら育てています
花が咲いて種が取れますから、1〜2年ぐらいは種の再利用も可能です
冬になると枯れてしまうので、我が家では枯れる前に10〜11月ぐらいに全てを収穫します
収穫したバジルの葉は、オリーブオイルと一緒にミキサーにかけ簡易ジェノバソースとして保存します
半分ぐらいは冷凍保存して、翌年の収穫までスパゲッティバジリコが楽しめるようにしています
本物のジェノバソースはニンニク、松の実、エクストラ・バージン・オリーブ・オイル、バジルの葉、塩、パルミジャーノ、とペコリーノを材料とするなど、かなり厳密なレシピがあります
家庭ではオリーブオイルとまぜて冷凍しておけば、塩分も後から味付けできるので、重宝しています
食品メーカーが商品化している「乾燥バジル」とは、まったく異なるものと言っても良いでしょう
ここ5年ぐらいは、自家栽培の生バジルと冷凍簡易ジェノバソースを常備していますので、乾燥バジルのお世話になっていません
栽培は本当に簡単で、朝の水やりさえしておけば、十分に育っていってくれます
種からでも発芽率が良いので、初心者でも種からの栽培がおすすめです
まき時は、4月〜6月です(発芽適温20℃以上)なので、ちょうど良い季節になりました
適温であれば2〜3日くらいで発芽します
実は写真の芽は、3月中旬ぐらいに蒔きました
ちょっと早かったし、4月も寒い日もあったので、諦めかけていました
しかし、今日目を発見したので、さっそくブログに掲載しました
蒔き時を選ばなくても、発芽時期を選んで発芽してくれる優れモノのハーブです
育ってきたらまたブログに掲載します
【2014年5月13日追記】
5月13日に1か月後のバジルの様子と効能などの記事「スイートバジル」を掲載しました
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