Quarto!(クアルト)というボードゲームをしました。
遊び方は、色、形、高さ、穴の有無が異なる16種類のピースを使って、4✕4マスのボードに、色や形など同じ種類のピースを先に1列並べられた方が勝ちです。ビンゴのように先に1列そろえた方が勝ち、というゲームなのです。このクアルトが特殊なのは、自分で選んだピースを相手に渡し、受け取った相手がそれをボードに置いていくということです。「これを置かれたら自分が負ける」というピースを、気付かずに、あるいはもう選択肢がなく、で相手に渡し負けていく、というのは面白いです。
今回は、5回勝負をして、4勝1敗。最後は、気づかずに詰んでしまっていました。縦横斜めと気をつけながらも、それでもちょっと見落としてしまう。そのバランスがいいです。徒然草の中に双六の上手な人は、勝とうと思ってしないで、負けないようにと思ってしなさい、というのがありましたが、そんな感じでしょうか。勝とうと思っていても、相手がどこに置くかはわからないので、取りあえず自分がすぐに負けないように選択していると、結構勝てているように感じます。
ルールは小さい子にもわかりやすいので、孫とおじいちゃん、おばあちゃんが勝負する、というのもいいです。意外といい勝負になって、ほのぼのとします。