2020年03月12日
Windows Live メールから Outlook にデーターを移行して乗り換える方法
Windows Live メールは、Windows7 のときから使っていたメールアプリで、Windows10 にアップグレードした後も使えていたので、そのまま使い続けていました。
とはいえ、2017年1月10日にサポートが終了していて、Windows10での動作はサポートしていないし(どういうわけか動作していましたが)、Outlook.comのメールの送受信ができないし、Gmailのメールは推奨されない設定の変更をしないと送受信できないし、といった具合で、使い続けるのはもう限界だろうと思います。
面倒くさいですが、パソコンにインストールされていた Outlook に乗り換えることにしました。
Windows Live メールの送受信メールなど各種データーも、Outlookに引っ越します。
メールアプリの乗り換えは、Windows Live メール 2012 から Outlook 2010 への乗り換えで、Windows10上でやりましたが、Outlook 2010 より新しいバージョンでも、Windows7・8・8.1 上でも、同じように乗り換えできるはずです。
ちなみに、Outlook 2010 は 今年2020年10月13日にサポートが切れるので、それまでにOffice自体を新しいものに入れ替える予定です。
以降の説明では、簡単なところから、@ 署名、A アドレス帳、B メールデータの3種類に分けて、それぞれ別の方法でデーターを移行しています。
Windows Live メールから Outlook にデーターを移行する方法は、ネットで検索するといろいろ見つかりますが、Windows10のバージョンによるのか、部分的にうまくいかないところがありました。
そこで、参考にした記事のうまくいった部分を組み合わせて、@〜Bに分けてデータを移行したというわけです。
そのリンク先の記事には、Thunderbird などの他のアプリに乗り換える場合も書いてあるので、Outlook以外のアプリに乗り換える人は、その部分だけ読み替えてみてください。
Outlook でメールアカウントの設定
データの移行の前に、Outlook が使えるように準備しておきます。
Outlook に移行するということは、Microsoft Officeがインストールしてあるパソコンで、Outlook はインストール済みだと思います。
Outlook を起動して、Windows Live メールで使っていたものと同じメールアカウントを作成して、送受信できるようにしておきます。
メールアカウントの Outlook での設定は、メールサービスのヘルプで調べれば書いてあるはずですので、探してみてください。
@ 署名の引っ越し
署名の移行は、データ量が少ないので、Windows Live メールの署名をメモ帳にコピーして保存し、それを Outlook の署名に貼り付けるという方法にします。
1)Windows Live メールの署名の場所は、[ファイル]タブ → [オプション]→[メール]を開いて
[署名]タブにあります。
2)Outlook の署名の場所は、[ファイル]タブ → [オプション]を開いて
[メール]→[署名]にあります。
A アドレス帳の引っ越し
アドレス帳の引っ越しは、↓ こちらの記事が参考になります。
Windows Live メールからOutlookへ移行 | パソコン工房 NEXMAG
Windows Live メールのアドレス帳のエクスポート(出力)と、移行先のメールアプリでのインポート方法が、Outlook と Thunderbird の場合について、詳細に書かれています。
B 送受信メールのデーターの引っ越し
送受信メールのデーターの移行は、↓ こちらの記事を参考にします。
【これは使えるぞ!】Windows Live メールのデータをOutlookにインポートするには | パソコンが遅い時の相談・修理・設定・出張訪問のビースペース
もともと Windows Live メールには、メールデータをエクスポートする機能がありますが、Windows10上ではそれが機能しないようです。
そのため、メールデータの移行のために MailStore Home というソフトを使っています。
ちょっとややこしい手順ですが、書いてあるとおりにやっていけば移行できるはずです。
下で書いた補足事項も、あわせて参考にしてみてください。
補足説明としては、以下のとおりです。
1)この記事の後半は、アドレス帳の移行について書いてありますが、これはAで済んでいるので、参考にするのは、送受信メールのデーターの移行部分だけです。
2)たくさんのメールデータがある場合は、エクスポートとインポートにけっこうな時間が掛ります。
先に、もういらない古いデータを削除して、ごみ箱も空にしておきましょう。
3)MailStore Home からエクスポートしてできたファイルは、ファイル名が長いと末尾がカットされて拡張子( .pst )がない状態になっています。
拡張子( .pst )がないと、Outlookにインポートするときにファイルが表示されないので、拡張子( .pst )を加えてください。
4)Outlookにデータをインポートするとき、進み具合を表示するウィンドウが表に表示されない場合があります。
一見動作していないように見えますが、Outlook 画面のインポート先フォルダをクリックすると、ウィンドウが表に表示され、読み込まれている様子が分かります。
5)インポートしたメールデータは、Outlook のアカウントの中に別フォルダで入ります。
必要に応じて、適切なフォルダに移動してください。
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