2020年06月14日
ネット検索にほとんど引っ掛からないブログを作ってしまった失敗
昨年の4月から6月にかけて、かなり時間をさいて作ったウェブサイト(ブログ)があります。
そのブログは、自分の仕事に関係する資料になるような内容で、多くの人にも役に立つはずなので、相当に頑張って作りました。
ところが、完成後にネットで検索してみると全然だめで、ブログのタイトルをそのまま検索しても、検索結果に1件もヒットしないという恐ろしい状況でした。
作ったブログの概要
作ったのは、主にこの3つのブログです。
・ ウェブ版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版
・ ウェブ版 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版
・ ウェブ版 公共建築木造工事標準仕様書 平成31年版
もう一つ最近作り始めたのが、これ。
・ ウェブ版 建築工事標準詳細図 平成28年版
国土交通省のウェブサイトでは、いろいろな資料がPDF版で公開されていますが、その中の建築工事関連の標準仕様書を丸ごとブログ化したものです。
実際には他にもいくつかブログ化している資料がありますが、主なものはこの3つです。
建築関係の仕事をしていない人には、まったく関係のない資料ですが、建築関係の仕事をしている人には、かなり利用価値のある資料です。
書籍としても発売されていて、PDFで公開されているのにブログ化した理由は、これらの文章の中に別の章や節を参照する部分が多く含まれているからで、参照部分にリンクを埋め込むことで、容易に参照できるという優位性がブログ化にはあると考えたからです。
目次ページも作って、見たいページを簡単に開けるようにもしています。
ブログなので、サイト内検索という便利な機能もあります。
丸ごとパクって著作権とか大丈夫なのかという点については、国土交通省のウェブサイトで公開されている資料の多くは、決められたルールを守れば、「複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由 に利用できます。商用利用も可能です。」となっているため、問題ありません。
詳しくは、こちら → リンク・著作権・免責事項 - 国土交通省
ネット検索に引っ掛からない理由
サイトが完成してすぐのころは、単にGoogle検索エンジンにインデックスされるのが遅れているだけかなと考えていましたが、Google Search Consoleで確認してみると、ちゃんとインデックスされているし、わずかですが、文章内のいくつかの単語では、検索からの訪問はあることが分かります。
おそらく、価値の低いサイトと判断されて、検索結果に表示されないくらい、検索順位がとても低いということじゃないかと思います。
そんなことを想像していたときに、申請していたAmazonアソシエイトの審査の不合格通知メールが届きました。
この手の審査は、不合格の理由を具体的には示してくれません。
不合格通知メールの中に「プログラム参加申請をお断りする例」というリンクが貼ってあって、その中に該当するものがないか自分で確認するようになっています。
リンク先を見てみると、該当しそうな項目に「オリジナルのコンテンツであること」というのがありました。
(このリンク先は、今はもう変更されていて、現在のFAQの内容で当てはまりそうなのは「著作権を侵害していないこと」になりそうです)
作ったブログは、PDFで公開されている文章を丸ごとコピーしたものなので、これに思いっきり合致します。
「これかぁ〜」と思いました。
ネット検索に引っ掛からない理由も、きっとこれです。
何とか対処したいところですが、どうすることもできない事情があります。
例えば、部分的に引用して、それについての考察や補足説明などを加えたような記事を書けば、オリジナルのコンテンツにできると思いますが、作りたいのは、標準仕様書をそのまま使いやすくしたものなので、オリジナルと違うところがあってはいけないのです。
これは、どうしても譲ることができません。
ネット検索されないので、他の方法を考えてみた
検索順位を上げてくれとGoogle に言う手段もないですし、とりあえず、ネット検索されることと、Amazonアソシエイトの審査通過は、あきらめることにしました。
それでも、せっかく苦労して作ったのだし、便利なものができたと思うので、なんとかより多くの人に見てもらえるようにしたいです。
そこで、やってみたことは以下のとおり。
1)5ちゃんねるの中の建築関係のいくつかのスレッドに書き込んでみた。
2)建築関係のウェブサイトで掲示板を設けてあるところに書き込んでみた。
3)FacebookとTwitterで書いてみた。
ただし、1)2)の掲示板関係は、その書き込みを見てくれる人がそんなに多くなさそうです。
FacebookとTwitterもフォロワー数がとても少ないので、効果はほぼゼロ。
検索から見に来てくれる人もとても少ないので、残念ながらアクセス数は低迷しています。
なので、Google検索エンジンさん、オリジナリティのないブログでも、場合によっては評価してやってください。
また、この記事を読んでくださった建築関係の仕事をしている人は、便利なサイトにできたと思っていますので、ぜひ一度覗いて見てください。
なお、この記事自体も、「ネット検索されないので考えてみた他の方法」の一つなんですけどね。
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