2019年06月07日
bitFlyer をかたる詐欺メールかと思ったら、そうじゃなかった
bitFlyer から「ご本人様情報の追加登録のお願い」というメールが届きました。
私は bitFlyer に登録して利用(数千円だけ)していますが、
(はいはい、いつものフィッシングメール(詐欺メール)ですね。)
(引っかからないないよ〜。)
この手のID・パスワード・個人情報などを盗もうとするメールはよく来るので、今度は bitFlyer をかたってきたか、と思いました。
メールの内容を見ると、送信者のメールアドレス、宛先のメールアドレス、日本語の文章など、およそ詐欺メールとは思えないほど完璧です。
詐欺メールには、どこかに怪しいおかしな部分があるものですが、そういうところがありません。
(詐欺メールもここまで上達したのか)と感心したり、危機感を覚えたり。
ところが、このメールは個人情報などを、だまし取るためのサイトを開くリンクがない。
いや、わかりずらい。
詐欺メールだとすると、せっかくここまで完璧にしたのに、肝心なところが致命的に弱いです。
それらしいリンクは、bitFlyer のロゴマーク部分の1か所だけです。
そのロゴマークにマウスカーソルを乗せると表示されるアドレスは、セキュアなURL「https〜〜」じゃなく「http〜〜」となっています。
(やはり詐欺メールか?)
ところが、そのロゴマークをクリックしてみると、表示されるページのURLは、セキュアなURL「https〜〜」となっています。
通常の詐欺メールでは、クリックして表示されるページのURLは「http〜〜」になっているので、「http」と「https」の使い方が逆です。
詐欺メールでクリックして表示されるページのURLが「https」になっているケースも、ないわけではないですが・・・。↓
久しぶりに届いた[LINE緊急問題]メールは進化していた
うん、どうもこのメールは、詐欺メールじゃなくて本物っぽいです。
念のため、ブラウザでブックマークしている bitFlyer のサイトを開いてみると、メールにあった「情報の追加登録」のメッセージが表示されました。
やはり、詐欺メールしゃない本物のメールだったようです。
最近は詐欺メールが多いので、この手のメールが来ると混乱しますが、考えてみると、この bitFlyer のメールのように、個人情報などを入力させるページへのリンクをメール文の中で分かりにくくするのは、好感が持てます。
詐欺メールじゃなさそうと思っても、メール文中のリンクをクリックしてID・パスワードを入力するのは、けっこう抵抗があります。
そのサービスを利用している人なら、Webサイトはブックマークしているはずなので、いっそのことメール文の中にはリンクがなくてもいいはず。
他のWeb上のサービスでも、詐欺メールじゃない今回のような「情報を追加登録してください」というようなメールがありますが、bitFlyer のようなメールの作り方をしてくれるといいなと思います。
ユーザーはそのメールを見て、ブックマークからWebサイトを開いてから、情報を登録するという形が一般的になれば、詐欺メールの対策にもなります。
といったわけで、bitFlyer はメールの送り方を見る限り、信頼できる会社だと思います。
仮想通貨を始めるなら、bitFlyer をおすすめしたいところですが、残念ながら現在、新規のお客様の登録を自主的に停止しているとのことです。
bitFlyer いいと思うんですけどね。
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