2017年05月18日
新国産ブラウザ Lunascape Phoebe アルファ版を試してみた
Lunascape 社の新ブラウザ Lunascape Phoebe のアルファ版が、4月11日に公開されました。
Lunascape Phoebe。シンプルで快適なブラウザ。
同じ国産ブラウザの Sleipnir や Kinza に比べて最近静かだったので、「代表的なブラウザより5%-25%も高速なブラウジングをご体感ください。」の言葉もあり、期待してしまいます。
ただし、試用に当たっては、アルファ版の意味を理解して使う必要があります。
アルファ版 - Wikipedia
Lunascape というと、Trident、Gecko、WebKit の3種類のレンダリングエンジンを備えているのが特徴的でしたが、新ブラウザ Phoebe は、Google Chrome などと同じ Blink エンジンを採用しています。
また、64bit版OS用のブラウザなので、32bit版OSでは動作しません。
インストールして最初の起動時は、こんな感じ。
800×600 ピクセルの大きさで起動します。
とてもスッキリしたデザインに見えます。
ブックマークもインポートしていない、拡張機能もインストールしていない状態のせいもありますが、よく見ると、普通は周囲にある細い縁線がないので、そのせいもありそうです。
(ホーム画面をデスクトップの背景と同じ1色にして遊んでみたい衝動に駆られます(^^ゞ )
最大化してみると、すごく広く感じます。
最大化していない状態の 800×600 ピクセルの画面では分かりにくかったですが、ヘッダー部分がとても細く感じます。
図ってみると、ヘッダー部分のスリムさが特長の Sleipnir 6 と同じ54ピクセルでした。
ホームのボタンが反転しているので、この画面がホームページということになると思いますが、この状態でタブは表示されていません。
ヘッダー部分は左側に、戻る・進む・更新、サイドバー・ホーム・ブックマークのボタンが並んでいます。
中央には、アドレスバーと検索バーがあります。
一番右は設定関連のボタンですが、その左にあるクリップマークのボタンは、画面をキャプチャーするボタンになっています。
右上のボタンから「ブックマーク」→「ブックマークをインポート」で、他のブラウザのブックマークをインポートできます。
今メニューにあるのは、Chrome と Internet Explorer の2種類です。
Internet Explorer は全然使っていなかったので、まずは Chrome を選択してみましたが、何やらエラーが出てインポートできず。
まだ未完成なのかもしれませんが、私は Chrome もちゃんと使っていなくて、ブックマークに同じものが3重に入っていたりで、ぐちゃぐちゃなので、そのせいかもしれません。
なので、Internet Explorer を選択してやり直してみました。
こちらは成功しました。
サイドバーを開いて、ブックマークを3つ開いてみた状態がこれです。
当初のヘッダー部分の下に、ブックマークバーが表示され、その下にタブが表示されています。
タブの幅は、タブが1つならサイドバーの幅を除いた全域がタブの幅になり、2つなら2等分した幅、3つなら3等分した幅といった使い方になっています。
タブを閉じる[×]ボタンは通常タブの右側にありますが、Phoebe ではタブの左側にあります。
サイドバーのブックマークの上に Navigation(ナビゲーション)というのがあって、ここで表示を Dashboard(ダッシュボード)と Web に切り替える仕様になっています。
(News は Comming soon...となっています)
この記事の上の方でホームボタンと書いたのがこの Dashboard で、従来のブラウザのホームページ表示では、タブで表示するのでウェブサイトの表示と同じ扱いですが、Phoebe ではウェブサイトとは別物として扱っているようです。
この Dashboard はおそらく Phoebe に内蔵されていますので、高速ブラウジングのテクニックの一つかもしれません。
Twitter などで使っているMP4動画は、ライセンスの問題で表示できないという国産ブラウザの弱点がありました。
Kinzaは現在表示できるようになりましたが、Sleipnir はまだ対応できていません。
Phoebe は、まだアルファ版ですし、たぶんダメだろうなと思いながら試してみると・・・
MP4動画、表示できました。
試したのは Twitter 上のMP4動画だけで、他でどうか分かりませんが、同じMP4動画ならどのサイトのものでも表示できると思います。
新ブラウザLunascasp Phoebeを公開しました。 – Lunascape Blog に、「Chromiumブラウザのコアエンジンをベースとし、Node.jsやReactなどのウェブ最新技術で作り直した、全く新しいウェブブラウザです。」と書いてありますが、単に Chromium 系というだけでないあたりに、その技術があるのかもしれませんね。
Phoebe は64bit版という点も期待できる要素です。
Kinza と Sleipnir は32bit版なので、一歩先を行った感はあります。
Google Chrome 用の拡張機能については、インストールを試してみましたが、まだ対応していないようです。
さて、正式版の公開はいつなのかですが、Phoebe のサイトを見るとカウントダウンが表示されていて、今日の時点で、43Days となっています。
正式版公開までのカウントダウンと書いてあるわけではないですが、もしそうだとすると7月1日がその日に当たります。
Lunascape Phoebe。シンプルで快適なブラウザ。
同じ国産ブラウザの Sleipnir や Kinza に比べて最近静かだったので、「代表的なブラウザより5%-25%も高速なブラウジングをご体感ください。」の言葉もあり、期待してしまいます。
ただし、試用に当たっては、アルファ版の意味を理解して使う必要があります。
アルファ版 - Wikipedia
Lunascape というと、Trident、Gecko、WebKit の3種類のレンダリングエンジンを備えているのが特徴的でしたが、新ブラウザ Phoebe は、Google Chrome などと同じ Blink エンジンを採用しています。
また、64bit版OS用のブラウザなので、32bit版OSでは動作しません。
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Lunascape Phoebe の外観
インストールして最初の起動時は、こんな感じ。
800×600 ピクセルの大きさで起動します。
とてもスッキリしたデザインに見えます。
ブックマークもインポートしていない、拡張機能もインストールしていない状態のせいもありますが、よく見ると、普通は周囲にある細い縁線がないので、そのせいもありそうです。
(ホーム画面をデスクトップの背景と同じ1色にして遊んでみたい衝動に駆られます(^^ゞ )
最大化してみると、すごく広く感じます。
最大化していない状態の 800×600 ピクセルの画面では分かりにくかったですが、ヘッダー部分がとても細く感じます。
図ってみると、ヘッダー部分のスリムさが特長の Sleipnir 6 と同じ54ピクセルでした。
ホームのボタンが反転しているので、この画面がホームページということになると思いますが、この状態でタブは表示されていません。
ヘッダー部分は左側に、戻る・進む・更新、サイドバー・ホーム・ブックマークのボタンが並んでいます。
中央には、アドレスバーと検索バーがあります。
一番右は設定関連のボタンですが、その左にあるクリップマークのボタンは、画面をキャプチャーするボタンになっています。
ブックマークをインポートしてみる
右上のボタンから「ブックマーク」→「ブックマークをインポート」で、他のブラウザのブックマークをインポートできます。
今メニューにあるのは、Chrome と Internet Explorer の2種類です。
Internet Explorer は全然使っていなかったので、まずは Chrome を選択してみましたが、何やらエラーが出てインポートできず。
まだ未完成なのかもしれませんが、私は Chrome もちゃんと使っていなくて、ブックマークに同じものが3重に入っていたりで、ぐちゃぐちゃなので、そのせいかもしれません。
なので、Internet Explorer を選択してやり直してみました。
こちらは成功しました。
サイドバーを開いて、ブックマークを3つ開いてみた状態がこれです。
当初のヘッダー部分の下に、ブックマークバーが表示され、その下にタブが表示されています。
タブの幅は、タブが1つならサイドバーの幅を除いた全域がタブの幅になり、2つなら2等分した幅、3つなら3等分した幅といった使い方になっています。
タブを閉じる[×]ボタンは通常タブの右側にありますが、Phoebe ではタブの左側にあります。
サイドバーのブックマークの上に Navigation(ナビゲーション)というのがあって、ここで表示を Dashboard(ダッシュボード)と Web に切り替える仕様になっています。
(News は Comming soon...となっています)
この記事の上の方でホームボタンと書いたのがこの Dashboard で、従来のブラウザのホームページ表示では、タブで表示するのでウェブサイトの表示と同じ扱いですが、Phoebe ではウェブサイトとは別物として扱っているようです。
この Dashboard はおそらく Phoebe に内蔵されていますので、高速ブラウジングのテクニックの一つかもしれません。
Twitter などの MP4動画が表示できるか
Twitter などで使っているMP4動画は、ライセンスの問題で表示できないという国産ブラウザの弱点がありました。
Kinzaは現在表示できるようになりましたが、Sleipnir はまだ対応できていません。
Phoebe は、まだアルファ版ですし、たぶんダメだろうなと思いながら試してみると・・・
MP4動画、表示できました。
試したのは Twitter 上のMP4動画だけで、他でどうか分かりませんが、同じMP4動画ならどのサイトのものでも表示できると思います。
新ブラウザLunascasp Phoebeを公開しました。 – Lunascape Blog に、「Chromiumブラウザのコアエンジンをベースとし、Node.jsやReactなどのウェブ最新技術で作り直した、全く新しいウェブブラウザです。」と書いてありますが、単に Chromium 系というだけでないあたりに、その技術があるのかもしれませんね。
正式版はいつ?、など
Phoebe は64bit版という点も期待できる要素です。
Kinza と Sleipnir は32bit版なので、一歩先を行った感はあります。
Google Chrome 用の拡張機能については、インストールを試してみましたが、まだ対応していないようです。
さて、正式版の公開はいつなのかですが、Phoebe のサイトを見るとカウントダウンが表示されていて、今日の時点で、43Days となっています。
正式版公開までのカウントダウンと書いてあるわけではないですが、もしそうだとすると7月1日がその日に当たります。
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