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posted by fanblog

2013年11月06日

各メディアの情報源としての信頼性

ICTインフラの進展が国民のライフスタイルや社会環境等に及ぼした影響と
相互関係に関する調査研究
」という報告書があります。
これは、総務省が(株)NTTデータ経営研究所に委託して調査した資料とのこと。

その中に「情報源としての情報メディアの信頼性」というグラフがありました。

グラフ

2005年と2010年との変化を示したものですが、いずれにしても、新聞が最も信頼度
が高く、次いでテレビとなり、インターネットは低くなっています。
メディアとしてインターネットのどのようなものを言っているのかは、少し疑問です。
インターネットといっても、信頼度の高そうなニュースサイトもあれば、個人のブログや
掲示板の書き込みなどもあります。
そのようなものを全部ひっくるめてインターネットとしているのであれば、当たり前と
言えば当たり前の数字ではあります。

私も、このグラフのような信頼性の数値は、妥当だろうと思います。


さて、ここからは別の話です。

少し前に、経営不振の状態にあった、ある大手企業が役員賞与を返上するという
ニュースを新聞で見ることがありました。

たまたま、A新聞、B新聞、C新聞の3つの新聞で、その記事を読んだのですが、
ちょっと興味深い違いが見られました。

A新聞とB新聞は、ほぼ同じような書き方で、記事を読んだ印象としては、立派な
役員さん達だなぁと、このニュースを好意的に受け取りました。

C新聞も似たような書き方で、敵意があるようには見えません。
でも、A新聞・B新聞と少しだけ違っていたのが、この役員賞与返上によって軽減
された経費の総額と役員賞与の役員報酬に対するパーセンテージを書いていたこと。

A新聞・B新聞でも、役員の人数は書いてありましたが、そのあたりの詳しい数字は
書いてありませんでした。

たったこれだけの違いですが、C新聞の記事では、その役員達がどれくらいの報酬を
もらっているのかが大ざっぱに判ってしまいます。
同じように役員賞与返上を伝える記事なのに、C新聞の記事を読むと、こんなに
業績が悪化しているのに、あれだけの人数をリストラしているのに、役員だけはまだ、
そんなに多額の報酬を得ていたのかと、そういう悪印象に変わってしまいます。

記事のネタとなったその企業は、A新聞・B新聞には広告を掲載していますが、
C新聞には広告を掲載していないということを、ネット上のどこかで読みました。
信頼性の低いネット上でですので、本当かどうかは分かりません。

もちろん、インターネットの方が信頼できるとは言いませんが、新聞やテレビには
そういう一面もあるということを知っておきたいところです。
インターネットの匿名性の高い掲示板などでは、お金や権力や、いろいろなしがらみ
に影響されない真実を書きやすいという面もあるかもしれないです。

あるかもしれないですけど、逆に匿名なので、いいかげんな事が書かれますが(^_^;



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建築関係の小さな事務所で、他に適当な人間がいないことから、コンピューター関連の担当をさせられています。 趣味でけっこう長い間パソコンを使っていますが、ちゃんと勉強していないので、うまくいかなくて冷や汗をかくこともしばしば。
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