2019年10月18日
読みやすい文章の漢字使用の割合と、それを確認できるサイト「漢字使用率チェッカー」
文章の中にどのくらいの割合で漢字が使われているかは、その文章の読みやすさに影響します。
読み手側がどれくらい漢字を読めるかは置いておいた一般的な話しですが、漢字の割合が多すぎても読みにくいし、少なすぎても読みにくく、ネットで調べてみると、おおむね文章全体の30%が読みやすい文章とされています。
漢字の割合が40%以上になると、硬くて小難しい印象になって読みづらく、20%以下になると締まりがなくゆるい感じがするし、適切な読点(、)がないと理解にもたつきます。
パソコンやスマホなどで読む文章では、紙で読む場合と比べて、この割合が若干下がって20%〜30%が適切と書いてあるところもあります。
表示される文字の大きさや、目にかかる負担みたいなものが影響するのかもしれません。
私もブログの記事をを書くときは、ちゃんとできているか確認はしていませんが、一応このことを少し意識するようにしています。
具体的にどの漢字をひらがなにした方がいいかは、こちら ↓ でリストにまとめられています。
Web文章入門 : 特別編 漢字とひらがなの使い分け方 | はじめてWEB
文章中の漢字の割合をチェックできるWebサイト
文章の文字数と漢字の数を自分で数えて、漢字の割合を計算するのはとても面倒ですが、パソコンなどで作った文章であれば、その作業を簡単にやってくれるWebサイトがあります。
漢字使用率チェッカー
使い方はとても簡単です。
チェックしたい文章をコピーして、[入力欄]に貼り付けて、[漢字率を算出]ボタンをクリックするだけです。
結果は、一瞬で表示されます。
漢字率21.43%「比較的、適正な漢字使用率です。」となりました。
比較的適正とはいっても、ちょっと低めでしょうか。
少し漢字を増やすように意識してみることにします。
その他雑感
読みやすい漢字の割合とは違う話しになりますが、ブログ記事を書いているときに個人的にやっていることも、あります。
自分が読めない「所謂(いわゆる)」は使いたくないので、ひらがなにしています。
使い分けがよくわからない「分かる」・「解かる」・「判かる」は、悩んだときには、ひらがなにすることがあります。
基本的に文章を書くことがあまり得意ではないので、漢字の割合だけでも読みやすいように少し意識しようかなと思っている、というのが正直なところです。
どちらかというと、読点「、」の使い方がイマイチよくわからなくて、悩むところです。
このブログを読んでいて、「分かりにくいぞ!」と思った方、どうか大目にみてくださいませ。
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私は、どれが常用漢字かといったことを意識して書いていなかったので、とても参考になります。
”「所謂」も「解かる」も「判かる」も常用外”という情報は、ひらがなで書くのがいいのか自信がなかったので、ちょっと勇気をもらいました。
多くの一般的な出版物は「常用漢字のみを使う」というルールで書かれていて、そのルールで書くと漢字とひらがなのバランスが良くなります。ちなみに、「所謂」も「解かる」も「判かる」も常用外。多くの出版物はひらがなで「いわゆる」、「わかる」です。