2024年05月31日
怒るは感情、叱るは理性、そして人格否定は厳禁!
怒りの感情は仕方ないけれど、、、
部下や後輩に対して、叱るではなく、つい怒ってしまうことがあります。
怒るのは感情、感情は止められません、怒ってしまうのは仕方がないんです。
ただし、怒ることのマイナスを知って、早く元の状態に戻りましょう。
怒るは感情、叱るは理性
怒るというのは、自分勝手なもの、自分のために怒っているのです。
自分の感情を相手にぶつけて、相手を傷つけます。
怒っている人がいる職場の雰囲気、特に上司が怒っていると最悪です。
仕事どころではなくなります、そのマイナスを考えてください。
・ 何度も教えたはずなのに、どうしてできないの!
・ 何度も言ったよね!
・ なんでこんなことも考えられないんだ!
・ いいから、言ったとおりにやれ!
この言い方は、確実に怒っています。
同じことを何度言っても失敗する部下、怒りの感情が湧くのも無理がありません。
でも、怒りに任せて、失敗を攻撃しても、何も得るものはありません!
部下に怒ってしまったときは、、、
ついカッとなってしまい、その感情が言葉になって口に出てしまったときは、
あっ、怒ってる、と冷静に自分を見てください、俯瞰です。
そして、深呼吸と無理にでも笑顔を作ってください。
空気清浄機と同じ、怒りの空気を吸い込んで、きれいにしましょう。
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叱るときの注意
相手の人格ではなく、行動を指摘する
◆ 期限や約束事を守らないとき
いいかげんな性格だな、 どうして、そんな無責任なんだ、、ダメです!
何か事情があったのかもしれないが、皆にも迷惑がかかるから、
皆で決めた約束は守ってほしいんだよ、と言ってください。
相手を責めず、自分の感情を伝える
◆ 指示したのと違う行動を取ったとき
なんでそんなことをするんだ、ふざけるな、、ダメです!
そういうことをされると、本当に残念な気持ちになるよ、と言ってください。
◆ 報告をしないとき
情報を共有しろといつも言ってるだろう、何回言えばわかるんだ、、ダメです!
状況が分からなくて心配なんだ、報告は、すぐにしてくれないかな、、と言ってください。
お客様に連絡するタイミングを誤り、不信感を与えてしまったり、
トラブル対応が遅れてしまうことがあるからね、と言ってください。
抽象的ではなく、具体的に伝える
◆ 手が空いているはずの部下が電話を取らないとき
皆忙しいんだから、電話ぐらいちゃんと取れ、、ダメです!
お客様をお待たせすると印象がよくないので、5コール以内に取ってください、、と言ってください。
言い方ひとつで変わりますね!
一歩だけでも前へ、お役に立てれば幸いです。
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