いろいろな人のブログを読むようになりましたが、ペットを飼っている人って多いんですね。
ペットがメインのブログを書いている人も、そうでない人もいますが、そのブログに載っている写真を見るたびに私は遠い昔に実家で飼っていた2匹の犬のことを思い出します。
ごんべは、私が高校生のころうちにやってきました。
漢字で「権兵衛」と書きます。
生後2か月足らずで母犬と離れて暮らすことになった柴犬の赤ちゃんです。
私は三人きょうだいの真ん中で、兄と弟、そして父と母の5人で暮らしていました。
そんな知らない人ばかりの家に、訳も分からず突然連れてこられたごんべも迷惑だっただろうなぁ。
それまでの我が家は、カエルやバッタ、カブトムシにクワガタムシ、金魚や亀などを飼ったことはありましたが、本格的な哺乳類のお世話をするのは初めてのことでした。
今思えば、ごんべには気の毒だったけど、「犬ってこういうもの」という思い込みだけで育てていたような気がします。
だって、当時はネットもなければ、「いぬのきもち」のような専門誌もなかったから。
ごんべは初夏のころ、父の車に乗せられてうちにやってきましたが、初日は環境の変化に戸惑ったのか、猫をかぶったようにおとなしくしていました。
まだハウスの準備ができてなかったので、その夜はとりあえず玄関に段ボール箱を置いて寝かせることに。
すると明け方、
「くぅーん、くぅーん」
という何かを訴えるような鳴き声に私は目が覚めました。
ベッドから飛び起き、二階の自分の部屋の扉を開け玄関の方を見てみると、悲しげに鳴くごんべを膝に乗せている母の姿が。
私は玄関まで行き、ごんべが少しでも早く家に慣れるようにと母と交代で膝に乗せて様子をみていました。
と、このエピソードを思い出すたびに、一緒に思い出す話が一つあります。
時は進み、私が息子を生んだころ。
私にとっては初めての子育てで、わからないことだらけの日々を過ごしていました。
みなさんご存じのように、生後間もなくの赤ちゃんというのは昼夜関係なく泣きます。
泣き声で夜中に何度も起こされることもあります。
ところが、起きるのはいつも私で、夫はぜんぜん起きません。
すぐ隣でギャン泣きしているにもかかわらずです。
夫は
「赤ちゃんの泣き声に男は反応しないものなのだ」
と言い張っていますが、確かにそうなのかもしれません。
だって、私が高校生のころにさかのぼると、小さなごんべの小さな鳴き声に反応したのは母と私。
父、兄、弟の三人の男にはまったく聞こえなかったらしい。
息子とごんべの話は私の中でシンクロしています。
どちらかのエピソードを思い出すと必ずもう片方の話も思い出すのです。
いや、別に夜中に起きなかった男たちに恨みを抱いているというわけではないんですよ…
では、お弁当です。
・鮭ふりかけご飯 ・野菜炒め ・ゆで卵 ・白身魚とタルタルソースのフライ(冷食) ・たこ焼き(冷食) |
野菜炒めを作りました。
息子はピーマンも好きなので、たくさん入れておきました。
あとは、たまに入れるたこ焼き。
息子はたこ焼きも好きですが、娘はたこ焼きの中の「たこ」が苦手です。
だからいつも、たこ焼きからたこを取り除いてから食べています。
「たこ焼き」ー「たこ」=「焼き」
って、なんか間違ってる気がするなぁ。
※ブログ「家を探す」もよろしくお願いいたします。
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