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2020年07月11日
Digifi13(2014年)号 アンプのボリュームSWがおかしい 続編
昨年同タイトルの記事で「ボリュームSWの「ー側」を押すとへこんだままロックされてしまう」不具合についてレポートしている。
DigiFi13(2014年)号 アンプのボリュームSWがおかしい
タクトSWが悪いのではないか!
と結論付けた形で部品を購入し、ずっと放置状態だった。
その間の暫定対策は、ソフト側の調節で音量を上げ下げしている。
物理的なボリュームSWは使わずに、ソフト側の調節で音量を上げ下げしている。
たまに、今までの癖で直接物理的なボリュームSWで音量を上げ下げしようとすると、ボリュームが0にロックされ音が出なくなってしまう事がよくある。
改めてボリュームが0の時のタクトSWの状態を見てみると、ケース穴の上部に部品の一部が接触して動きが制限されているようだ。ここまでは前回と同様である。
しかし、よくよく見てみると、タクトSWを押し込んだ時に0.5mm以下でわずかながらSW本体が後方へ追いやられてアクリルケース内側とタクトSWの接触面との間の隙間が少し広がる。
そして、ケース穴の上部に、タクトSWのシャフト上部が当たって身動き取れなくなってるように見える。
タクトSWのシャフト用の穴がセンターよりずれている。ズレとしては0.5mm程度なのだが、それでも接触してしまえば不具合が起きてしまう。
結果的には基板取付穴とタクトSWシャフト用穴の穴あけ位置の精度、ズレの問題だと思う。
しかし、0.5mm以下の精度で穴あけするのは至難の業だ。
とりあえずアクリルケース全面のタクトSW用シャフトの穴をもう少し広げてみようかと思う。
穴の直径を大きくするか、上方向に0.5mm程度伸ばして小判穴にしてみようかと思っている。
基板を取り付けるスペーサーの穴の精度によって基板とアクリルケース全面との隙間にズレが生じ、加えてアクリルケース丸穴の精度によってタクトSWのシャフトがアクリルケースの穴に接触し身動きが取れずロックしてしまったと推測される。
アクリルケースのフロント側の穴を広げる
加工前 | 加工後
穴の加工は棒やすりで、上方向にやすり掛けしながら広げていった。
自分の癖でどうしても、形がいびつになってしまい何度も修正しながら形を整えていった。
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途中、アクリルの削りカスが出てケースにへばりついてしまう。そんなときは、エアダスターを吹きかけてやれば、意外と簡単にカスが吹き飛んでくれる。
基板や部品にへばりついたほこりはエアダスターで
基板や基板上の部品にへばりついたほこりはエアダスターで思ったよりきれいにとれる。
ちょっと見ずらいけど、画面中央下 W400 と書かれた周囲のホコリが吹き飛ばされてます。
綿棒やティッシュだと、繊維が残ってしまいそうです。
意外であった!さすがエアダスター
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最後に基板をセットしなおして、具合を見てみる。
ボリュームSWの引っ掛かり、ロックもなく調子よさそうだ
2019年10月08日
DigiFi13(2014年)号 アンプのボリュームSWがおかしい
PCのデスクトップ・オーディオとして、DigiFi13(2014年)号付録のアンプを使っているのだが、最近調子が悪い。
ボリュームSWの「ー側」を押すとへこんだままロックされてしまう
「ー側ボタン」がへこんだままロックされると、音量は0になってしまう。+(VolumeUP)のボタンを押しても、すぐにー側ボタンが連打、長押しされた状態となり、最終的に音量は0になってしまう。
ボリュームSWにはタクトSWが使われている。タクトSWは信頼性が高く?マウスのボタンにも使われているがやはり、長時間使っていると、壊れる。
オーディオ機器では、ボリュームは人間が一番よく触れる部分であるので、故障しやすい部品のNo.1だ。
そう考えると、おっさんの所有したSHARP 1bitAMP、MARANTS PS7300、ONKYO A817-EX、そして今回のDigiFi13(2014年)号と全てボリューム故障、不具合だ。
対応としては
タクトSWを交換するしかなさそうだが、おっさんの思っている伏型の一般的なタクトSWとは異なり、縦型だ。 |
手持ちのタクトSWはこんなのしかない! |
タクトSWと言えばALPS製しか思い浮かばなく、NETで検索。
伏型はたくさん出てるが、縦型は少ない。
よくあるのは、下記のような伏型
タクトスイッチ2足 6mm×6mmスイッチ 2.54mm基板にそのまま刺さる 高さ 選択 10個入 <1sw-210a> 価格:260円 |
縦型はありそうだが、補強する板のようなものがない。
6mm×6mmタクトスイッチ 横押しタクトスイッチ2足 全高4.3~9mm 10個入 <1sw-225a> 価格:350円 |
それに、10個200~500円+送料600円前後でTOTAL700~1000円。
Poor Audioはつらいよ!
送料無料で600円以下だと海外製、海外発送で15~20日くらいかかる模様。
あきらめかけていたら、楽天でよさげなのが見つかった。
形も、サイズも何となく似てそう。
送料+税込み10個で700円以下。
サイドプッシュタクトスイッチ 6.2mm×6.2mm 高さ12mm 10個入<1sw-395> 価格:333円 |
上記、メール便なので、宅配便より送料が安いみたいだ。
PoorAudioなのにサイズを正確に測ってないのが、気がかりだが、大丈夫の方に期待して、ポチリ!
2019年09月21日
MARANTZ PS7300 デジタル入力のSPECの疑問と実験
PS7300のDIGITAL入力のSPECが、未だにモヤットとした状態が続いているので再調査をした。特にサンプリング周波数とビットレートについて実験してみた。
本機の主な特徴では
・32bit最新DSPを搭載
・192KHz/24bitDAコンバータを全チャンネルに採用
と説明書に記載されている。
仕様のページでは
デコーダ&プリアンプ部
再生対応信号フォーマット...................PCMオーディオ
(fs=32 KHz,44.1KHz,48KHz,96KHz)
と説明書に記載されている。
視聴環境
PS7300のDIGITAL入力の性能を見たいので、デジタル出力の可能なTopping D10とサンプリング周波数、ビットレートの変更が可能なTuneBrowserを組み合わせてTESTしてみる。
・再生SOFT TuneBrowser
サンプリング周波数や量子化bit数が変更できる
・DAC Topping D10 DIGITAL OUTPUT端子にCOAXIALケーブルを接続 |
・AMP Maranz PS7300 DEGITAL入力端子にCOAXIALケーブルを接続 DACはCS4382 |
・CD(DVD)プレーヤー Pioneer AV-600
DIGITAL OUTPUT端子にCOAXIALケーブルを接続
・音源
@CDから直接PS7300にCOAXIL接続
ACDからTuneBrowserで44.1KHz/16bitのflacファイルを作成したもの。COAXIAL接続
価格:11,000円 |
TEST結果
PS7300のDIGITAL入力の実質的な対応レートは次のような結果となった。
192KHzでは再生できない
192KHz/24bitDAコンバータ採用と書いてあるので192KHzを試してみたが、どう頑張っても再生できない。
再生対応信号フォーマットがMax96KHzとなってるので、ハード的に可能であっても、内部ソフト的にNGなのであろう!
96KHzで再生は当然可能!
上記のように、条件を満たしているので、正常に再生できた。
CD(16bit/44.1KHz)の音と比べると、空間的に広がったような気がする。96KHz/24bitでのflacファイル再生の方が良い音のように感じた!
32bitで再生できたのは意外!
DSPが32bit対応と書いてあたので、32bitでのUPサンプリングを試してみたら、あら、ふしぎ!音が出る!DACの仕様は192KHz/24bitで24bitが最高のはずなのに?
CD(16bit)の音と比べると、flac 16bit⇒32bitという先入観もあり、音が緻密(ちみつ)になったような気がする。96KHz/32bitでのflacファイル再生の方が良い音のように感じた!
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AVアンプ マランツ PS7300
2019年08月21日
MARANTZ PS7300 SPEC
PS7300情報 |
タグ:PS7300 SPEC
2019年08月01日
ONKYO A817EX いまだ不調
ONKYO A817 EXはいまだ不調だ。
A817EXは1988年製バブル期のアンプで、結構評判がよさそう!
かなり、凝った作りで、金もかかってそうです。
当時79800円で、他社でも同等のプリメインアンプがしのぎを削っていたようで?(おぼえてない)、798戦争と言われているらしい。
中古でも数千円~3万円くらいで、売られているようだ。
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A817EXは1988年製バブル期のアンプで、結構評判がよさそう!
かなり、凝った作りで、金もかかってそうです。
当時79800円で、他社でも同等のプリメインアンプがしのぎを削っていたようで?(おぼえてない)、798戦争と言われているらしい。
重さ、20.3Kg。すごい思いです。筐体は、アルミではなく、鉄製です。 本体の底の部分にXスタビライザーという鉄製?6Kgのおもりがついてます。 |
電源部は、他と構造的に分離されています。 トランスは重さ5KgのEIトランス、高級機に使われているトロイダルトランスではありませんが、電源を入れた瞬間、蛍光灯が一瞬消えます。それくらい、パワーがあると勝手に思ってます。 ブロック電コンは15,000μFが2本。最近の高級アンプは中〜大容量のコンデンサを10本前後並列接続して使ってるものが多いようだ。 |
中古でも数千円~3万円くらいで、売られているようだ。
続きを読む...
2019年07月19日
いまさらながら、TUBE-01Jについて
FX-AUDIO TUBE-01Jを購入して1年くらいたつかと思うが、いまさらながらではあるが、レビューをしてみたいと思う。
情報収集
ホーム―ページには次のように書かれてた。
FX-株式会社ノースフラットジャパンは、FX-AUDIOブランドの新製品として真空管プリアンプ「TUBE-01J」を発売します。
2016年6月12日より、当社直販サイトでお求めいただけます。
AUDIO-ブランド世界共通モデルの『TUBE-01』から音質と利便性を向上させるため、
回路設計を新たに強化し、日本専売モデル『TUBE-01J』として新たに販売いたします。
NFJストア ヤフーショッピング店 の商品紹介TUBE-01(Jなし)に、こんな記載がありました。
【PCB基板】高級オーディオ製品に採用されている銅2oz配線のFR-4材の金メッキ基板を採用
通常のプリント基板の1feet(フィート)四方当たり1oz(オンス)銅箔の厚みは35μm(ミクロン)であるが、TUBE-01Jでは2oz、70μmの厚みとなっている。これにより、電源の安定化や、ノイズに対して有利になると思われる。どれだけ効果があるかは、不明だが、こだわり!という点では納得。
特に大電流の流れる、PCの電源UNITなどの電源基板では、重要になってくる。
【製品仕様】
•電源:定格電圧DC12V 電流1A以上推奨 ※ACアダプター別売
•電源コネクター:外径5.5mm 内径2.1mm (センタープラス仕様)
•歪み率:0.1%以下 @BW:20Hz-20kHz
•SN比:約100dB @1kHz
•周波数特性:20Hz-35kHz (50Hz:-0.2dB/150Hz-3.5kHz:0dB/20kHz:-0.2dB)
•出力基本インピーダンス:600Ω
•機能:ゲイン切替機能(0dB・-6dB)フロントパネルトグルスイッチ
•最大出力:2800mV
ファインメットビーズコア
電源ラインのノイズに効果的といわれているファインメットビーズコアが使用されている。
本体リアパネル下にFinemet Beadsと記載されている。(写真左)
詳細記事
FX-AUDIO TUBE-01Jのファインメットビーズって何だ
真空管の魅力
真空管による増幅は、特に偶数倍の高調波歪が増える。
1KHzの信号なら2、4、6、8KHz
一方トランジスタによる増幅では奇数倍の高調波歪が増える。
1KHzの信号なら3、5、7、9KHz
歪っていうのは、アンプ本来の役割としては、X(バツ)なのだが、奇数次の高調波(歪)は少しの量で、人間にとって不快と感じ、偶数次の高調波は、それほど気にならず、逆に、音の広がりや厚みを感じるらしい。(受け売り)
とゆう事で、真空管は、人間にとって心地よい、聴きやすい音になるそうだ!
デジタルアンプTopping TP22には入力切替のSWが付いているので、真空管アンプを通した音と、通さないDIRECTな音を一瞬で切り替えができる。真空管ラインアンプを通すときと/通さない時の音量をそろえて聞き比べしたのだが、正直なところ、私の、ヘボな耳では、悪くはないが、すごくいいとも思わなかった。
けど、世の中の評判通り、いい音と思い込んで?TUBE-01Jを聴いてみると、確かにいい音にも思えてくる。
それと、真空管はヒーターがほんのり赤くなるところが また、音も温かいような、心を和ませてくれる。
そうゆう意味では、JAZZとか聞くのにいいんじゃないでしょうか。
2019年07月09日
デジタルアンプはハイレゾなのか?
デジタルアンプは少スペース、高効率なので、TVの音声回路や、中華AMPで多く使われている。
ところで、ハイレゾというと24bit 96KHz以上の量子化ビット数、サンプリング周波数が必要条件と理解している。
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