ペトロニウスの何やかんや

わたしは複数のメールアドレスを使い分けている。

最近、そのひとつに、よく架空請求のようなメールが多い。

なにかWEBにアクセスして課金され、払っていないというのだ。

しかし、この様なメールが来ると言うことは、まだ引っかかるヤツがいると言うことだ。

そこで、気がついたことを書き留めておきたい。

・退会処理や若いなどについて、電話をかけてこいとなっている場合は、その電話番号を検索すること。すでに怪しい業者であれば、そのことがネットに書かれているはずだ。

・つぎに、当たり前のことだが、その当たり前のことを理解していない人が多すぎる。

つまり、債権者が債務者に対して、弁済を請求する場合には、請求すべき債権を特定しなければならない。

どの債権なのかわからなければ、返済のしようがない。もしかしたら、他人の借金を払わされるかもしれない。
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したがって、債権を特定するために必要なことは、

債権者の名前と住所・・・同姓同名がいるかもしれないから
債務者の名前と住所・・・同上
債権の金額
債権が発生した原因となる契約の特定・・・当事者の名前と住所、契約の種類、契約の対象、金額、日付
アダルトサイトならその会員となる契約のこと
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少なくとも、以上の内容がメールに書かれていない限り、その請求は法的な条件を満たさない。

金を返せというのは、相手の主張だから、どの債権について金を返すのか、請求側が特定しなければならない。

にもかかわらず、「貴殿」とだけかかれていて、名前がない、こっちの住所が記載されていない場合には、同じ内容のメールを、複数人に送っていると考えるべきである。

そして、もし、以上のすべてが書かれていて、しかも、内容証明郵便で届いた場合は、実際の請求かもしれないから、対応が必要だ。

なお、債権は消滅時効にかかっている可能性もあるので、直接相手には電話せず、消費者センターなどに相談して、今後の態度を決めるべきだ。

時効で消えかかっている債権について請求され、債権を認めてしまうと、時効消滅の主張ができなくなるかもしれないからだ。

まとめ：請求者がこちらの名前と住所を知らない場合には、有効な請求ではないので、決して相手に電話などせず、無視すればよい。

　　　　　　　　　　　　　　おしまい。
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