2017年02月20日
体育祭のひげき
〈体育祭のひげき〉
おねんど幼稚園で体育祭があった。
魚釣り競争に出たタマちゃんは、魚釣りがにがてなのだ。
タマちゃんがとくいなのは「おねんど」。
まいにち、いろんな物を「おねんど」でつくって、世界ねんど遺産に認定してもらおうとがんばっているのだ。(注1)
大きな魚を釣ろうとがんばってはみたものの、ぜんぜんだめ。
そこで、タマちゃんは「そうだ。おねんどだ!」と叫んで、「おねんど」を買いに行った。
タマちゃんは、タマちゃんのママと、魚釣り競争で優勝したら、「ひとみお姉さんのおねんど教室」に参加してもよいと約束していたのだ。(注2)
それに優勝賞品のみきちゃんのCDも欲しかった。(注3)
でも、魚が釣れないので、おねんどで魚をつくろうとかんがえたのだ。
「こねこね〜ころころ〜 しあわせのかたち〜」と唱いながら、タマちゃんは東急ハンズへ向かった。(注4)
ちょうどそのとき、道ばたでさかな屋さんが屋台で魚を売っていた。
偶然、魚屋さんは、引っ越ししようとしていたけれど、引っ越し先にいるはずのモリド君がいなくて引っ越しできず、かといって、戻ることもできず、屋台で魚を売っていたのだ。
値段を聞くとめちゃくちゃ安い。
「さしみが安いよ」「さしみは釣れない。尾頭つきの大きいのください」
タマちゃんは、おねんどを買うはずのお金を全部使って、さかなを買って「かつおぶしだよ人生は」をうたいながら、幼稚園へとかえってきたのだった。(注5)
幼稚園に戻って、みんなと釣れた魚をくらべたところ、タマちゃんの釣った(買った)魚がいちばん大きくて、タマちゃんは優勝した。
そして、優勝の賞状と賞品のみきちゃんのCD(注5)を受け取ろうとした瞬間、
「ちょっと待った!!!」と叫んだのは、名探偵の誉れ高い牛のぬいぐるみを着たねこ、正義と真実の使徒「ニャンぎゅう」先生だ。(注6)
「こんな店で買った魚で優勝しても、みきちゃんもひとみおねえさんもよろこばないぞ!!!」
「これはぼくが釣ったんです。本物の魚でしょ。おねんどじゃないですよ。」
「まだしらをきるのか。ほかのみんなはだませても、私だけはだませない」
「しょうこがあるのか。しょうこをだせ!!!」
「もうすぐ、これを売った魚屋がここに連れてこられる」
「ば〜れ〜た〜か〜(注7)。でも、どうしてわかったんだ」
「だって、このたいくさい」(注8)
おしまい。
------------------------------------
注1注2注4:「世界ねんど遺産」および「ねんドル岡田ひとみ」「おねんどおねえさん」については、ググってください。
注3:CDとは「息がとまるほど」。みきちゃんについては「横田美紀」でググって下さい。
注5:「みんなのうた」関連なので、ググってください。
注6:「正義と真実の使徒」の本家「藤村大造」についてはググって下さい。
注7:この有名な台詞については「外道照身霊波光線」でググってください。
注8:「この鯛臭い(新鮮ではない、だから、釣ったのではない)」は「この体育祭」と二重の意味を有するが、ググる必要はありません。
おしまい。
------------------------------------
おねんど幼稚園で体育祭があった。
魚釣り競争に出たタマちゃんは、魚釣りがにがてなのだ。
タマちゃんがとくいなのは「おねんど」。
まいにち、いろんな物を「おねんど」でつくって、世界ねんど遺産に認定してもらおうとがんばっているのだ。(注1)
大きな魚を釣ろうとがんばってはみたものの、ぜんぜんだめ。
そこで、タマちゃんは「そうだ。おねんどだ!」と叫んで、「おねんど」を買いに行った。
タマちゃんは、タマちゃんのママと、魚釣り競争で優勝したら、「ひとみお姉さんのおねんど教室」に参加してもよいと約束していたのだ。(注2)
それに優勝賞品のみきちゃんのCDも欲しかった。(注3)
でも、魚が釣れないので、おねんどで魚をつくろうとかんがえたのだ。
「こねこね〜ころころ〜 しあわせのかたち〜」と唱いながら、タマちゃんは東急ハンズへ向かった。(注4)
ちょうどそのとき、道ばたでさかな屋さんが屋台で魚を売っていた。
偶然、魚屋さんは、引っ越ししようとしていたけれど、引っ越し先にいるはずのモリド君がいなくて引っ越しできず、かといって、戻ることもできず、屋台で魚を売っていたのだ。
値段を聞くとめちゃくちゃ安い。
「さしみが安いよ」「さしみは釣れない。尾頭つきの大きいのください」
タマちゃんは、おねんどを買うはずのお金を全部使って、さかなを買って「かつおぶしだよ人生は」をうたいながら、幼稚園へとかえってきたのだった。(注5)
幼稚園に戻って、みんなと釣れた魚をくらべたところ、タマちゃんの釣った(買った)魚がいちばん大きくて、タマちゃんは優勝した。
そして、優勝の賞状と賞品のみきちゃんのCD(注5)を受け取ろうとした瞬間、
「ちょっと待った!!!」と叫んだのは、名探偵の誉れ高い牛のぬいぐるみを着たねこ、正義と真実の使徒「ニャンぎゅう」先生だ。(注6)
「こんな店で買った魚で優勝しても、みきちゃんもひとみおねえさんもよろこばないぞ!!!」
「これはぼくが釣ったんです。本物の魚でしょ。おねんどじゃないですよ。」
「まだしらをきるのか。ほかのみんなはだませても、私だけはだませない」
「しょうこがあるのか。しょうこをだせ!!!」
「もうすぐ、これを売った魚屋がここに連れてこられる」
「ば〜れ〜た〜か〜(注7)。でも、どうしてわかったんだ」
「だって、このたいくさい」(注8)
おしまい。
------------------------------------
注1注2注4:「世界ねんど遺産」および「ねんドル岡田ひとみ」「おねんどおねえさん」については、ググってください。
注3:CDとは「息がとまるほど」。みきちゃんについては「横田美紀」でググって下さい。
注5:「みんなのうた」関連なので、ググってください。
注6:「正義と真実の使徒」の本家「藤村大造」についてはググって下さい。
注7:この有名な台詞については「外道照身霊波光線」でググってください。
注8:「この鯛臭い(新鮮ではない、だから、釣ったのではない)」は「この体育祭」と二重の意味を有するが、ググる必要はありません。
おしまい。
------------------------------------
>三代目 隆二君似!?【定形外なら¥140で全国へ】NHKニャンちゅう パスケース/定期入れ(にゃんちゅう・ニャンチュウ)お財布・小銭入れ 価格:1,294円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5967646
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック