村上洋一郎は日本の論壇を率いた方で、別途ご紹介している広重徹と共著の著作を沢山残しています。
専門は物理学史 、試行錯誤 、科学哲学 、安全学と多彩に表現出来ますがクリスチャンとして理解すると一貫性をもって、その人生が理解できます。国際基督教大(ICU)で式典が開かれた際には美智子皇后も参列されたそうです。秋篠宮家からICUに御通学される時代へと繋がっていく話だと思います。
また、物理学者には楽器が好きな人が居るのですが、村上洋一郎も高校時代からチェロを好みます。そんな中で思索の時間も持ち、人との話し合いの時間も持ちます。音楽に没頭する時間と、それぞれの時間は少しずつ重なっている気がするのです。音楽のリズムと理論構築のリズム、及びその構築には共通点があります。アインシュタインの言葉に曰く
「The most beautiful thing we can experience is the misterious it is the source of the all TRUE aet and science」
話し戻して、村上洋一郎の活動は多岐にわたります。河合隼雄と文化論に対して議論を交わし仕事をこのしたり、高橋義人とグノーシス(キリスト教と教義体系が異なる宗教です)の教えを語り合ったり、ユングやパウリの訳を日本に紹介したりしていました。其々の御人柄・人生を知れば知るほど共鳴している部分が分かってきて面白い筈です。そして、村上洋一郎はラッセルやケプラーを論じて啓蒙活動を進めました。
〆
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nowkouji226@gmail.com
2022/01/03_初稿投稿
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