2014年12月16日
待機リスト順位低い患者に腎臓を提供
日本臓器移植ネットワークは11月に都内の病院で脳死と判定された男性から腎臓が提供された際、待機リストの上位に登録されていた患者に移植手術を希望するかどうか意思確認を行わないまま、順位の低い別の患者に腎臓を提供していたと発表しました。
日本臓器移植ネットワークは、都内の病院で11月14日に脳死と判定された30代の男性から腎臓が提供された際、ネットワークのコーディネーターが待機リストの上位に登録されていた患者に意思確認を行わないまま、順位の低い別の患者に腎臓を提供するミスがあったと発表しました。
意思確認をされなかった患者は当時、体調が悪く、移植を受けられない状態だったため、意思確認をしていても結果は同じだったということですが、ネットワークでは去年8月にもコーディネーターが検査結果を見誤り、腎臓の移植手術を受けられるはずだった患者が機会を失うミスが起きています。
ネットワークを管轄する厚生労働省は、チェックリストの作成など再発防止策を早急に作成するよう求めることにしていて、日本臓器移植ネットワークでは「このようなことを二度と起こさないよう、チェック態勢を徹底して再発防止に努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141216/k10014001341000.html
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