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2014年12月13日

吾妻山に火口周辺警報 噴火警戒レベル2に



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福島県と山形県にまたがる吾妻山では12日朝、火山性微動が観測されたあと、火山性地震が増える傾向となっています。気象庁は今後、小規模な噴火が発生する可能性があるとして、12日午後3時に吾妻山に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル2の「火口周辺規制」に引き上げて、大穴火口から500メートル程度の範囲では警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、吾妻山では、12日午前6時20分すぎから地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すと考えられる火山性微動がおよそ34分にわたって観測されました。
吾妻山で火山性微動を観測したのは去年8月以来で、火山性微動に伴って一時、地盤の変化を捉える傾斜計で火口側が上がる変化が観測されました。また、火山性微動のあと、火山性地震が増える傾向となっていて、12日は午後3時までに44回の地震が観測されています。
このため気象庁は、吾妻山では火山活動が活発になっていて、今後、小規模な噴火が発生する可能性があるとして、12日午後3時に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル1の「平常」からレベル2の「火口周辺規制」に引き上げました。
吾妻山の噴火警戒レベルが引き上げられるのは、平成19年12月に導入されてから今回が初めてで、気象庁は、大穴火口からおおむね500メートルの範囲では小規模な噴火に伴って噴石が飛ぶおそれがあるとして警戒するよう呼びかけています。

専門家「水蒸気噴火の可能性も」
吾妻山の火山活動に詳しい東北大学の三浦哲教授は「継続時間が長い火山性微動が起き、地震の回数も増えているので、地下の熱水の活動が活発化していると考えられる。過去の活動と比べてかなり高いレベルの火山活動になっており、今後、水蒸気噴火が起きる可能性もあるので、火口の周辺には近づかないようにしてもらいたい。今後、火山性微動や火山性地震がより活発にならないかなど、活動の推移を注意して見ていく必要がある」と話しています。

福島市が立ち入り規制
福島市は12日午後開いた会議で、大穴火口周辺の登山道と、先月中旬から冬の間、通行止めになっている観光道路「磐梯吾妻スカイライン」への立ち入りを規制することを決め、看板を立てるなどして立ち入らないよう呼びかけています。

最近の活動
福島県と山形県にまたがる吾妻山は複数の火山からなり、最も高い一切経山は標高が1949メートルあります。
明治以降は一切経山の大穴火口やその周辺で小規模な噴火が繰り返し起きています。
このうち、明治26年の噴火では、噴石などで火口周辺で調査をしていた2人が死亡しました。また、昭和25年の噴火では、1キロ余り離れた場所まで噴石が飛んでいるのが確認されたほか、昭和52年にも小規模な噴火が起きました。
その後、噴火は確認されていませんが、平成20年11月以降、大穴火口では噴気活動が続き、3年前の巨大地震のあとには、噴気は一時、火口から700メートルほどの高さに達しました。
その後も大穴火口では噴気活動が活発な状態が続き、ことし10月以降は火山性地震がやや多い状態が続いています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141212/k10013925371000.html




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