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2014年11月21日

エアバッグ問題 タカタとホンダが公聴会で謝罪



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日本の自動車部品メーカー「タカタ」が製造したエアバッグを巡ってリコールが相次いでいる問題で、アメリカの議会上院で公聴会が開かれ、「タカタ」と「ホンダ」の幹部は、エアバッグが原因で死傷者が出たことについて謝罪しました。

20日、アメリカの議会上院で開かれた公聴会では、エアバッグを製造したタカタの清水博品質保証本部シニアバイスプレジデントや北米ホンダの上級副社長のほか、アメリカ運輸省の道路交通安全局の幹部、それに事故の被害者らが証言しました。
公聴会では、初めに、2013年にホンダのシビックをフロリダで運転中事故に遭い、右目に大けがをした女性が証言しました。
この中で、女性は、ホンダの車に設置されたタカタのエアバッグの不具合で、大けがを負ったとしたうえでホンダには、販売店にリコールを正確に伝えなかった責任があると主張しました。
これに対して、ホンダ側は、「顧客の安全を第一にリコールを判断してきたが、事故の被害者には大変申し訳ない」と述べて謝罪しました。
一方、タカタ側も謝罪するとともに、リコールの判断には問題はないとの認識を示したうえで、上院側が調査した5件の死亡事故のうち3件については、タカタ側に責任があり残り2件は調査中であることを明らかにしました。
これに対して、公聴会に出席した議員からは、「タカタ」や「ホンダ」の安全確認は不十分だったといった意見や、独立した調査機関を設けるべきだと言った厳しい意見が相次いぎました。
アメリカの議会が公聴会に日本の自動車メーカーの幹部を呼ぶのは2010年にアクセルペダルの不具合が原因で大量のリコールを行ったトヨタ自動車の社長以来4年半ぶりです。

被害女性「到底許すことができない」
公聴会で証言した事故で右目を大けがした女性のエルドマンさんは、終了後、記者団にタカタやホンダの謝罪について、「彼らは私が事故に遭うはるか前から、不具合を知っていたが、私に伝わったのは事故のあとだ。到底許すことができない」と述べ、リコールの情報が販売店にまで徹底されず、その間に事故に遭ってしまったと厳しく批判しました。
そのうえで、エルドマンさんは、「タカタやホンダは証言に答えただけで行動していない。対応を完全に終えるまで私は決して納得しない。問題のある自動車を今すぐ路上から取り除き、安全を確保してもらいたい。私のような事故でドライバーの信頼を裏切るようなことは直ちに無くしてほしい」と述べ、タカタやホンダなどに対して迅速な対応を求めました。

遺族「命守る物が命奪った」
公聴会には、2003年に西部アリゾナ州で、タカタのエアバッグの不具合が原因で亡くなった可能性がある24歳の女性、シャーリーン・ウィーバーさんの姉、キム・コフさんが出席しました。
コフさんは公聴会に先立ち、議員と共に記者会見し、妹のウィーバーさんは車の助手席に座っていて事故に遭ったと説明しました。
そして、「妹は頭部に深刻なけがをして意識不明になりました。私たち家族は、医者から、何かが妹の頭に当たったようだが一体何が当たったのかと質問され続けました」と当時の様子を振り返りました。
ウィーバーさんは、事故から5日後に亡くなったということで、コフさんは、「エアバッグが妹を殺したんです。命を守るべき物が、命を奪いました。2度と同じことは起きてはなりません」と訴えました。
また、コフさんは公聴会のあと報道陣に対し、アリゾナ州は、タカタのエアバッグの不具合が確認された車がすでにリコールされている気温や湿度の高い地域ではないにもかかわらず不具合が起きたと訴え、全米でリコールするよう求めました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141121/k10013375201000.html




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