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2014年11月13日

欧州探査機すい星に着陸 世界初




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ヨーロッパの宇宙機関が10年前に打ち上げた、無人の探査機が「ほうき星」とも呼ばれるすい星への着陸に世界で初めて成功し、表面を詳しく分析できれば、太陽系の起源などを解明する有力な手がかりになることが期待されています。

ESA=ヨーロッパ宇宙機関が2004年に打ち上げた、無人のすい星探査機「ロゼッタ」は、宇宙空間を10年余りかけて66億キロ飛行し、現在、目標としていた直径が最大でおよそ4キロの「チュリュモフ・ゲラシメンコすい星」と同じ軌道を飛行しています。
12日、すい星の表面で直接詳しい探査を行うため、探査機「ロゼッタ」から、高画質のカメラや高性能の測定器を搭載した小型の探査機「フィラエ」が放たれました。
小型探査機は、すい星からおよそ20キロの地点からおよそ7時間をかけてゆっくりと降下し、日本時間の13日午前1時すぎ、すい星の表面に着陸したことが確認されました。
探査機がすい星の表面に着陸するのは世界で初めてで、ドイツ中部ダルムシュタットにあるESAの運用センターに着陸成功の第1報が入ると、集まった関係者やジャーナリストから大きな歓声が上がっていました。
一方、ESAによりますと、すい星への着陸後、探査機をすい星の表面に固定する装置が作動しなかったことが分かり、長期の探査に影響が出るおそれがあることから対策が検討されています。
このすい星には、太陽系が誕生した46億年前の物質が残っていると考えられていて、表面の物質を詳しく分析できれば、すい星の成り立ちのほか、太陽系の起源、さらに地球上の水や生命の始まりを解明するうえで有力な手がかりになるとみられています。

ESA長官探査の意義強調
ESA=ヨーロッパ宇宙機関のドルダン長官はNHKの取材に対し、「当然ながら、これは終わりではなく今後、数多くの困難を乗り越えなければならないが、着陸は成功し、探査を始めることができる」と述べました。
そのうえで「生命がすい星によってもたらされたとするならば、われわれは人類の成り立ちを調べることになる。それは自分たちの未来を知る最もよい方法でもある」と述べ、その意義を強調しました。

パリの市民は
ESA=ヨーロッパ宇宙機関の本部があるフランスの首都パリでは、科学教育のための公共施設で、ダルムシュタットの運用センターなどと結んで着陸のもようを市民に公開するイベントが開かれました。
そして大きなスクリーンに着陸成功を祝う管制官の様子が映し出されると、集まった多くの市民から大きな拍手とともに歓声が上がっていました。
お年寄りの女性は「すばらしいことです。1969年7月に人類が初めて月面に着陸したとき以来の感動です」と話していました。
また若い男性は「今回の成功で多くの疑問に答えが出ることはまちがいありません」と興奮を隠しきれない様子で話していました。
イベントにはフランスのオランド大統領も出席し、「ヨーロッパの勝利であり、科学の進歩や人類の勝利だ。宇宙の探求に向けた大きな一歩になった」と評価していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141113/k10013162471000.html




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