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大手デパート３社のことし８月までの中間決算は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要で、高額品の販売が大きく伸びたことなどから、増税後の売り上げの低迷を補って、いずれも増益となりました。

決算期が違う「三越伊勢丹ホールディングス」を除いた大手デパート３社のことし３月から８月までの中間決算は、▽大丸や松坂屋を傘下に持つ「Ｊ．フロントリテイリング」が、去年の同じ時期と比べて売り上げが０．２％減った一方で、営業利益は２．７％増えて１８４億円と、上半期としては過去最高となりました。▽「高島屋」は、売り上げが１．５％、営業利益も９．５％増加したほか、▽「そごう・西武」も、売り上げが０．５％、営業利益が１１．３％ぞれぞれ増えました。
これは消費増税後に売り上げが低迷したものの、増税前のことし３月には駆け込み需要で高額品の販売が大きく伸びたこと、さらに外国人旅行者向けの販売も増えたことなどによるものです。
高島屋の木本茂社長は１０日の記者会見で、「全国的に消費が上昇基調になっているかと言うと必ずしもそうではないが、来年１０月に消費税率が予定どおり１０％まで引き上げられることを前提に対策の検討を始めている」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141010/k10015314301000.html








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