2014年10月02日
噴火から5日 噴石や火砕流に警戒を
御嶽山では噴火から5日がたちました。
気象庁は、引き続き火口から4キロ程度の範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
御嶽山では先月27日の昼前に噴火が始まり、NHKのヘリコプターの映像からは2日朝、山頂付近の火口から白い噴煙が上がっている様子が確認できました。
気象庁によりますと、正午現在、地上からは噴煙の高さを確認できないということですが、火山活動の状態を示す火山性微動は小さいながらも継続しているということで、噴火は続いているとみられます。
気象庁は今後も火山活動が活発になるおそれがあるとして、引き続き「火口周辺警報」を出して長野県の王滝村と木曽町、岐阜県の高山市、それに下呂市にまたがる火口から4キロ程度の範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
また、御嶽山周辺では湿った空気の影響で、これから3日にかけて局地的に1時間に15ミリ程度のやや強い雨が降るおそれがあります。
国土交通省や気象庁は、ふもとの集落に影響が及ぶような土石流が発生する可能性は低いとみていますが、火山灰が多い地域の沢沿いなどでは土石流や川の増水などに念のため注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141002/t10015056801000.html
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