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１４年前、富山県で暴力団組長とその妻が殺害された事件で、死刑が確定した６７歳の元暴力団幹部の死刑囚が１６日、収容されていた名古屋拘置所でがんのため死亡しました。

死亡したのは元暴力団幹部の幾島賢治死刑囚（６７）です。
幾島死刑囚は平成１２年、富山県高岡市で暴力団組長とその妻が拳銃で殺害された事件で、実行役の暴力団員に犯行を依頼したとして殺人などの罪に問われました。
１審と２審はいずれも死刑を言い渡し、最高裁判所も５年前、「暴力団の実権を握ろうと組長の殺害を計画し、実行役に拳銃を渡すなど犯行に積極的に関わった」として上告を退け死刑が確定していました。
法務省によりますと、幾島死刑囚はことし３月にがんが見つかり、収容されていた名古屋拘置所で治療を受けていましたが病状が悪化し、１６日午後１時過ぎ、死亡が確認されたということです。
これにより、全国の拘置所に収容されている死刑囚は１２７人になりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140716/k10013068631000.html



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