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2014年06月25日

「赤ちゃんポスト」深刻な現実=1400人収容、多くに障害―中国



 【北京時事】育児できない乳幼児を託す中国版「赤ちゃんポスト」が2011年6月、初めて河北省石家荘市に設置され、現在までに全国32カ所に設けられたが、過去3年間で約1400人に上る乳幼児らが収容されたことが国営新華社通信の報道で25日までに分かった。多数が重度の障害や疾病を抱えており、子供への不十分な医療福祉制度の現実が浮かび上がった。
 山東省のメディアなどによると、同省済南市の児童福祉施設の赤ちゃんポストには6月1〜6日、42人の乳幼児が捨てられ、このうち5〜6日の24時間だけで12人に達した。5日深夜には熟睡した6歳の女児が突然、車から降ろされ、施設前の路上に放置された。服のポケットには2600元(約4万2000円)が入っていたという。
 また別のケースでは女児を捨てる際、「パパを許して」と漏らし、ひざまずいて路上に頭を付けた父親の姿もあった。
 中国で赤ちゃんポストは「赤ちゃん安全島(安全地帯)」と呼ばれるが、広東省広州市の施設では今年1月末の運用開始後、計260人超が収容されたものの、施設の受け入れ能力を大幅に上回ったため3月中旬に運用を停止。新華社電によれば、浙江省衢州市当局者は捨てられる乳幼児のあまりの多さに「このままのペースでは1年でわれわれの施設の子供は100人を超える。収容能力をはるかに超過している」と訴えている。
 また赤ちゃんポストに捨てられるのは、脳性まひや知的障害、ダウン症など疾病や障害を抱えた乳幼児がほとんど。「『赤ちゃん安全島』を、乳幼児を捨てる場所と勘違いしている親」(新華社電)が多いことから、昼間だけ運営したり、監視カメラを備え付けたり、警察と連携して周辺でのパトロールを行ったりする対策を講じる施設も出ている。
 赤ちゃんポストは生命をつなぎ留める役割を果たしているが、捨てられる乳幼児の多さ、捨てざるを得ない親の状況などは中国の社会福祉問題の深刻さを示している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00000148-jij-cn



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