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2014年12月29日
エコカー減税 低燃費車は一層有利に
自民・公明両党は、来年度の税制改正で自動車関連の内容をほぼ固め、一定の燃費基準などを満たした車を対象とする「エコカー減税」に新たな燃費基準を設け、低燃費車に一層有利な税制とする方針です。
自民・公明両党は、来年度の税制改正に向け大詰めの調整を続けていて、これまでに自動車関連の内容をほぼ固めました。
それによりますと、一定の燃費基準などを満たした自動車を購入したときにかかる取得税と、車検を受けたときにかかる重量税を非課税にしたり、軽減したりする「エコカー減税」について、来年春以降も延長したうえで、低燃費車に一層有利な税制とする方針です。
具体的には、現在よりも厳しい2020年度までに達成すべき新たな燃費基準を設け、取得税、重量税ともに、新たな燃費基準を20%上回る自動車と、電気自動車などを非課税とし、新たな燃費基準を10%上回る、または基準に達した自動車は、税負担を8割から5割、軽減するとしています。
一方、燃費性能が高水準ではないガソリン車などを念頭に、「エコカー減税」の見直しに伴う販売の落ち込みにも配慮し、現在の燃費基準を5%から10%上回っていれば、税負担を2割から4割、軽減する枠も設けることにしています。
また、自動2輪車の所有者が毎年納める軽自動車税について、自民・公明両党は、予定していた来年4月からの引き上げを先送りすべきだという意見も出ていることを受け、最終的な調整を進めていて、30日に来年度の税制改正大綱を決定することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141229/k10014349341000.html
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競走馬から使用禁止薬物 警察が捜索
高知市の高知競馬場のレースに出走した競走馬から法律で禁止されている薬物が検出されたとして警察は29日、この競走馬が所属するきゅう舎などを競馬法違反の疑いで捜索し、詳しいいきさつを調べています。
捜索を受けているのは合わせて30頭の競走馬が所属する高知競馬場の「國澤輝幸きゅう舎」などです。
高知県競馬組合によりますと、このきゅう舎に所属し、今月13日に高知競馬場で行われたレースで2着になった雌の2歳の競走馬の尿から、レース直後の検査で「ボルデノン」という薬物が検出されました。
この薬物は筋肉を増強させる効果があり、競馬法で使用が禁止されていて、組合からの通報を受けた警察は29日午前、競馬法違反の疑いできゅう舎などを捜索しています。
このきゅう舎については組合が今月20日に再び検査した結果、別の3歳と15歳のいずれも雌の2頭からも同じ薬物が検出されたということです。
警察は、きゅう舎の関係者から事情を聞くなどして詳しいいきさつを調べています。
高知県競馬組合の村山龍一管理者は「ファンや関係者の皆様にご心配をおかけしたことをおわび申し上げる。警察の捜査に全面的に協力し、原因究明と再発防止に努めたい」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141229/k10014352661000.html
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出版物売り上げ大幅減 消費増税が影響か
ことしの国内の出版物の売り上げはおよそ1兆6000億円で、去年よりおよそ800億円少なく、平成9年に出版市場がマイナス成長となって以来最大の落ち込みとなりました。
調査した研究機関では「消費税の増税が大きく影響している」と分析しています。
出版業界の調査や研究を行っている東京の出版科学研究所のまとめによりますと、ことし国内で出版された書籍と雑誌の売り上げは、推定で合わせて1兆6000億円程度で、去年よりおよそ800億円減る見込みです。
減少率はおよそ4.8%で、平成9年に出版市場がマイナス成長となって以来、最大の落ち込みとなりました。
出版物の種類別にみますと、▽書籍の売り上げは、文芸書にヒット作が少なかったこともあり、前の年を300億円下回るおよそ7500億円、▽雑誌の売り上げは、500億円減って8500億円前後になるとみられています。
出版科学研究所ではことし4月から消費税が8%に引き上げられたことで、消費者の購買意欲が冷え込んだことが大きく影響していると分析しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141229/k10014349321000.html
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