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2014年12月31日
中国で覚醒剤密輸 日本人2人逮捕の報道
中国のメディアは、沿海部の福建省で日本人の暴力団員2人が覚醒剤の密輸に関わったとして逮捕されていたことを伝え、中国で日本人が覚醒剤を所持していた疑いで摘発されるケースが相次いで明らかになっています。
中国のメディアが30日に伝えたところによりますと、沿海部にある福建省の警察は覚醒剤の密輸に関わったとして日本人の暴力団員2人を逮捕していたことを明らかにしました。
2人はことし9月、福建省南部のアモイのホテルで拘束され、所持していたワインの瓶6本の中には覚醒剤を薄めた液体合わせて4キロ余りが入っていたということで、日本に密輸しようとしていた疑いが持たれています。
中国で覚醒剤50グラム以上を持ち運ぶなどした罪で有罪が確定すると、量刑は懲役15年か無期懲役、または死刑とされ、厳罰が下されます。
中国では、日本人が覚醒剤を所持していた疑いで摘発され、死刑の判決が言い渡されるなどのケースが相次いで明らかになっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141231/k10014372481000.html
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2014年12月29日
宮崎の鳥インフル ニワトリの処分終わる
28日、宮崎市の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、宮崎県は、この養鶏場のニワトリおよそ4万2000羽を処分し、29日午後、敷地内に埋める作業を終えました。
28日、宮崎市高岡町の養鶏場でニワトリ30羽が死んでいるのが確認され、宮崎県が詳しく検査したところ、数羽から「H5型」の強毒性の疑いのある鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
このため、宮崎県は国の指針に基づいてこの養鶏場で飼育されていたニワトリおよそ4万2000羽を処分し、29日午後、養鶏場の敷地内に埋める作業と消毒を終えました。
また、周辺に感染が広がっていないかどうかを調べるため、この養鶏場の半径3キロ以内にある5つの養鶏場を対象に検査を行っていますが、これまでのところ、異常は確認されていないということです。
宮崎県は、感染の拡大を防ぐため、この養鶏場から半径3キロ以内の5つの養鶏場と1つの食肉処理場を対象にニワトリや卵などの移動を禁止するとともに、半径3キロから10キロ以内の55の養鶏場を対象に域外への出荷を禁止したほか、おおむね10キロの範囲にある国道などの合わせて10か所に「消毒ポイント」を設けて通行する車を消毒しています。
宮崎県の鳥インフルエンザは、今月、県北部の延岡市の養鶏場で強毒性の「H5N8型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたのに続いて、今回が、この冬2例目です。
隣接する都城市でも対策会議
宮崎県内で飼育されるニワトリの数が最も多く、今回の制限区域に含まれる養鶏場も最も多い宮崎市の隣の都城市で緊急の対策会議が開かれ、年末年始で人手が足りない場合には、職員を招集して感染の拡大防止に取り組むことを決めました。
対策会議で都城市の池田宜永市長は「年末年始で人の出入りが多くなることが予想されるが、防疫対策を徹底したい」と述べ、宮崎県が設置した「消毒ポイント」で作業に当たる人手が足りない場合、年末年始でも職員を招集して感染の拡大防止に取り組むことを決めました。
宮崎市に隣接する都城市は飼育されるニワトリが795万羽と、宮崎県内の自治体では最も多くなっています。
今回の鳥インフルエンザの発生で、都城市では1つの養鶏場がニワトリや卵などの移動を禁止する措置の対象となったほか、25の養鶏場が域外への出荷を禁止する措置の対象となるなど、宮崎市も含め一部が制限区域となった県内5つの市と町の中で、影響を受ける養鶏場が最も多くなっています。
都城市畜産課の柚木崎誠課長は「農家と協力して対策を強化し、鳥インフルエンザを発生させないようにしたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141229/t10014354461000.html
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フィギュアスケートの町田 引退を表明
フィギュアスケート男子のソチオリンピック代表の町田樹選手が、学業に専念するため現役からの引退を表明しました。
町田選手は、28日まで長野市で開かれていた全日本選手権の会場で、ファンを前に引退を表明しました。
このあと町田選手は報道陣の取材に応え、引退を決めた理由について、大学卒業後の来年4月から早稲田大学大学院の修士課程で、スポーツマネジメントの研究に専念するためと説明しました。
町田選手は「晴れやかな気持ちで、けさ引退を決断した。21年間の競技人生には何も思い残すことなく、誇りをもって終止符を打つことができる。大学院進学後は将来的に研究者を目指し、1人の大学院生として精進したい」と述べました。
そのうえで、機会があればアイスショーへの出場はあり得るとしています。
町田選手は28日選出された世界選手権の代表も辞退しました。
五輪5位・世界選手権2位と活躍
町田樹選手は神奈川県出身の24歳。
感情のこもった演技の表現力と安定感のある4回転ジャンプが持ち味です。
初めてのオリンピックとなった2月のソチ大会で、後半のフリーで表現力のある演技で巻き返し、5位に入賞しました。
さらに3月の世界選手権では、羽生結弦選手に次ぐ2位に入りました。
今シーズンも10月に行われたグランプリシリーズの初戦で優勝し、先月の第5戦でも2位に入るなど活躍が続き、28日に閉幕した全日本選手権では4位でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141228/k10014346811000.html
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