というワケで今回の宿はゲストハウス激戦区の京都です。
まあ京都は第二の故郷なんで勝手知ったるモンですわ...。
今回もまたまたアゴダで宿のリストを料金の安い順にソートして表示して未だ行ってない宿の中で最安の宿を選びました。
ぴーすはうす桜です。
ここからぴーすはうす桜が最安で予約できます
ぴーすはうす...
ここは系列店共々安いので以前から気になってましたが、ずっと避けていたという経歴があります。
何か悪いコトが起こる予感しかしないんで。
これはまた後述しますが、今回は意を決して行く覚悟が整ったのと、安心出来るようにちょっと高い部屋(といってもドミトリーのベッドですが)を選びました。
120円アップでカーテン付きのベッドを選択しました。
ちなみに最安の部屋(ドミトリー)のベッドは...
このように何というか...
カーテンが全くなくてプライベート感が全くありません。
しかも2段ベッドのトータルの高さが妙に低いです。
というか逆に下段の空間が異様なほど狭いです。
もはや布団です。
上段のベッドの位置が普通のホテルのベッドとほぼ同じ高さ、そしてこれほどまでにハシゴに意味のない2段ベッドは初めて見ます。
ホテル3000浅草本店の異様に高い位置にある2段ベッドに比べたら標高が2mは低いです。
これって寝る時には身体を一旦畳部で横にしてスライドさせてベッドインする感じになるんでしょうかね?
もしくはスーパーマリオみたいにベッドに向かってBダッシュで走り込んでベッドの直前で屈んでズサーーって滑り込むんですかね?
どっちにしても下段のベッドの出入りがちょっと身体の固い人にはキツそうです。
上段ならまだしも、悪いクジ引いて下段を引き当てると絶望感でその日はずっと鬱になって寝込んでしまいそうです。←結果オーライ
と、最安の部屋はこんな絶望的な感じなので、ちょっとグレードアップしてこっちの部屋を選択しました。
こっちはラグジュアリーにカーテンも付いててプライベート感満点で、しかもベッドの下段を引き当てても充分に空間がありそうです。
居住性低下リスクは格段と低くなりそうです。
このように今回はリスクをお金で回避してやりました!
あと、ぴーすはうすの問題点としては...
パリピな群衆が共有スペースでこぞってそうな雰囲気があります。
共有スペースに集う民衆(イメージ画像)
こういった雰囲気が好物な方にはメリットだと思いますが、なにしろ自分はまことしやかにプライベート感を重視したいワケで、そんな静かな環境を欲しているのに
うぇーーい!
ゆうてドンチャン盛り上がる環境というのはヒジョーに苦手なんです。
というワケでぴーすはうす系列は予約サイトを見てるとこんな感じ館内の雰囲気の写真ばかりなんで、いくら料金が安くても回避していた(気付かないフリしてた)という経緯があります。
まあ百聞は一見に如かず。
以下、実際行ってみたレビューです。
外観
結構小ぢんまりとしたゲストハウスです。
にも関わらず収容人数は結構多そうです。
受付
受付には外国人スタッフがいて、日本語が通じなかったので終始英語で対応されました。
日本にいて日本語が全く通じない宿は初めてです。
しかも記帳の時、ID番号の記入を求められました。
自分パスポートはずっと持ってるし、というかパスポート番号は覚えているので書きましたが、パスポート番号を知らないか持ってない場合はマイナンバーの番号を書くんでしょうか??
海外の安宿に泊まっているような錯覚を覚えました。
何やったらここだけ治外法権のようです。
日本にいながら海外に来ているような、非日常空間を存分に味わえます。
この日のゲストも自分を除く全員が外国人でしたし。(20人くらい?)
ちなみに受付の女性スタッフはどうも海外からの旅行者で、宿を手伝う替わりにここに無料で泊まらせてもらっているのかな?ていう感じがしました。
他の掃除スタッフも旅行者が手伝っているような感じでしたし。
おそらくこんなユルい感じの宿、否、アットホームな宿なのかな、と思います。
男女混合ドミトリー
ドミトリーは4人用です。
かなり狭いです。
が、想定通りベッドの空間に余裕がありました!
今回はベッドの上段をアサインされました。
ベッド
ベッドは既にシーツが敷かれてたし、ちゃんとカーテンがありました!
想定通りです。
ただ、想定外だったのは...
ベッド(枕元)
カーテンが開口部の半分の大きさしかなくて胴体部が丸見えになってしまうコトです。
胴体部を隠すと顔面部が露出して隣のベッドの人と距離感が半端なく近くなります。
ここは選択として顔面部を隠すコトにして、胴体部は掛け布団をかぶるコトで何とか運用しました。
というか後述のようにこの日はほぼ寝るだけだったので、それほどカーテンが小さいという悪影響は受けませんでしたがね。
ベッド(足元)
ベッドの足元は棚になっていて荷物が置けるようになっているんですが、棚が低すぎて膝を立てて寝るコトが困難な状況です。
ちょっと寝る姿勢が抑制されるような造りとなっています。
これは自分がアサインされたベッドだけがこんな風だったので、他のベッドは大丈夫そうです。
自分のベッドのエリアに荷物が置けるというコトを考えるとメリットなのかな、とも思います。(賛否両論あるかもしれません)
絶対前世は押入れだったところに無理やり二段ベッド作ったやろ!とは思いますけどね。
風呂
この宿には各フロアに一箇所ずつ風呂があります。
ちゃんとお湯が張れる浴槽があります。
ただ... お湯の温度が38度くらいで非常にヌルいです。
夏場でこの温度だったら冬場はどうなるのか... ちょっと気になるところです。
1階部の風呂しか入ってないのでもしかしたら他のフロアの風呂は熱湯が出るのかもしれません。
ゆうても以前約2年半ほどガスが止められていた状態で生活を営んでいた小生にとってはぬるま湯でもありがたいですけどね。
風呂(アメニティ)
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ以外に洗顔料、メイク落としなどのアメニティが充実しています。
多分ゲストが持ち込んでそのまま置いていったヤツか、長期滞在者が買って置いてるヤツかと思いますが、いずれにしても非公式のアメニティかと思います。
使いましたが。
共用スペース
共用スペースは狭くて絶えず人が居たので利用してません。
というか今回はホントにほぼほぼ寝るだけの利用だったんで利用する時間もそんなになかったワケなんですが。
通路
こういったこじんまりとした宿で、ベッドにプライベート感がなく旅行者同士の交流に重点を置いた宿の過ごし方としては、郷に入っては郷に従う感じでちゃんと溶け込むか、なるべく宿は寝る時だけ帰ってくるのがベターです。
自分は間違いなく後者です。
コツとしてはチェックインを遅めにするか、チェックインした後、外に出掛けるかしてなるべく宿の滞在時間を少なくします。
もしくはシャワールーム、トイレを最大限活用して、存分にプライベート空間を満喫するのもお勧めです。
そして消灯後にドミトリーに戻って、そそくさと自分のベッドに入って寝るのがいいでしょう。
朝は誰もいない時を見計らうか、みんな寝ている間に行動を開始して、そそくさとチェックアウトします。
総評・備考
比較的安いんですが宿の特性上、再訪はないでしょう。
ゲストも交えて自発的(強制的?)に掃除しているので宿内は比較的綺麗です。
総合評価 2.8
アメニティ ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム、貸スリッパ
ファシリティ WiFi、トイレ、ドライヤー、共用スペース、風呂、キッチン、コインランドリー
ファシリティ(ベッド) ACコンセント
サービス
セキュリティ 暗証番号方式の玄関ドア
部屋(ベッド番号) 1F-4 (上段)
料金 1377円
予約 Agoda
宿泊日 2018/6/29
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
外国人:日本人比率 20:1
Web https://www.facebook.com/PeaceHouseSakuraGH/
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やはりフレンドリーな感じを前面押し出してるんですね。
たしかにピースボート的なノリかな?と思います。
ピースボートは賛否両論ありますねー。
自分も99万円の時に行ってみようかな?と思った時期はあったんですけど思いとどまりました。
ご存知かと思いますが、自分的には相部屋というのはプライベートが保証されないし、初動を間違えると1人でずっとご飯食べないといけなくなるような気がしてちょっと躊躇います。
それが航海中ずっと続くのが恐ろしいというか...。
旅で出会う仲間というのは本当に運によるところが大きいです。
たしかに京都で閑散としていてもこのぴーすはうすは賑わってる感じですね。
みんな交流を求めてるんですかね。
伊東祐美子率いるぴーすはうすが遂に貴ブログに登場ですか。
>ベッドにプライベート感がなく旅行者同士の交流に重点を置いた宿の過ごし方
>受付の女性スタッフはどうも海外からの旅行者で、
>宿を手伝う替わりにここに無料で泊まらせてもらっている
1号店はピース・ボートで出会った仲間と作ったりとか
なんというか背景がちょっと濃いゲストハウスなので、さもありなんという感じです。
個の快適性とかスタッフの接遇は悪そうですね。
他にもいろんな部分でピース・ボートの影響がありそう。
しかし今の時期に20人も宿泊客がいたんですね。
うーん… ハイレベルなゲストハウスがずらりと並ぶ京都で
この集客力が不思議です。