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b.どうも、「マントロ」じゃなく「マンドロ」って濁るようですね、
a.なるほど、夜景の素晴らしさで人気の展望台なんやなあ、万灯呂山、
b.我々は真っ昼間ですけど、良い夏の雲が浮かんでます、
a.これはこれで素晴らしい、
b.この絶景を前に一句お願いします、
a.「盆休み、展望台に夏の雲」、そのまんまやんけ、
b.さて、ここから山を下って、このまま木津川右岸を南下するんですか、
a.そうなんだけど、クルマがほとんど来ない、静かな竹林コースを進もう、
b.また登りかあ、いったん降りてからまた登ると余計きついなあ、ただ木かげ多いからそうとう涼しいや、
a.川ぞいは国道24号線が走るし、我々はより山ぞいに山背(ヤマシロ)古道を南へ、
b.これで「ヤマシロ」って読むのか、
a.ここは案内板が不足してるから、当初まともにルートたどれず苦労した、
b.今は詳細な地図がダウンロードできるようです、
a.しかし、なんてことない畑や竹林の道やけど、じわっと気分良いな、この古道、
b.国道24号線の喧噪(ケンソウ=騒がしさ)が全く感じられません、
a.遠くにうっすら生駒山が見えてる、そのなだらかな稜線(りょうせん小=山のライン>)が、
「青い空、みどりの稲に、白い雲」、
b.これでもう十分ですね、
a.けっきょく、煎じ詰めると、これでいいよなあ、食事も御飯と味噌汁、漬け物あたりで落ち着くように、
b.おまけにミドリの稲穂はじき食卓にのぼるし、
a.しかし、わずかな高台なりに見晴らしがとっても良い、
b.古代から変わってないような気もする、
a.そんな古道を地道にたどってゆるいアップダウンを繰り返し、
b.木津川へ注ぐ細い流れにかかる小橋をいくつか渡り、竹林の小道を進むと、
a.竹をかたどった山背(ヤマシロ)古道の道しるべ、
b.さりげなくセンスが光っております、
a.なかなか、ありそうでない、シンプルで優れた造形、作者は誰や、金メダルもんやで、
b.ところで、次の写真は一気に飛んで木津川になりますが、
a.木津川を渡ってるな、おそらくJR棚倉の駅あたりから府道71号線の開橋(ヒラキバシ?)を渡ってるんや、
b.でも、これだと禁じ手の自転車道に合流しまっせ、
a.万灯呂山(マンドロヤマ)に登って疲れたから、ラクしたくなったんや、
b.じゃあとうとう降参ということで、
a.うむ、でも、すぐまたサイクリングロードをそれて、お気に入りコースで平城宮跡(キュウセキ)入りしたい、
b.疲れてるようで、完全に途中の写真が抜け落ちて、次の一枚はもう平城旧跡のすぐ手前っす、
a.このあたりは印象的な池がいくつも広がっていて、これもそのひとつ、ここからゆる〜い坂を下ってくと、自動的に平城宮跡の広々エリアにトオチャコ、
b.きょうは終日良い雲に恵まれていました、
a.中国から大気汚染物質が流れてきて、当たり前の白い雲と青い空が当たり前じゃなくなってる昨今、美しい空と雲がありがたい、
b.では、最後に今回の旅のまとめをお願いします、
a.2008年8月15日、京都の嵐山から、サイクリングロードを使わないで奈良を目指す自転車日帰り旅、奈良からの帰路は近鉄特急を使うので、余った体力で眺めの素晴らしい万灯呂山(マンドロヤマ)に寄り道、その後、山背(ヤマシロ)古道をたどり、府道71号線で木津川を渡って平城宮跡へ、
b.写真がかなり飛び飛びになってましたが、
a.このエリアは自転車に乗り始めて、まっさきに走り回っていたんで、フィルムカメラの時代にかなり写し終わっていた、
b.当時のフィルムがまだ全然整理されてないと、
a.デジタル化、やり出したら結構なボリュームになるんで、なんとなくおっくうでなあ、フィルムスキャナーとかだんだん安くて良いのが出てるようだけど・・・
b.じゃあ結びに、買うならこれかなあと思われるフィルムスキャナーをひとつ、
a.これかなあ、値段も手頃で、フィルムをいちいちケースに入れないで読み取れるから・・・
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より大きな地図で 万灯呂山〜山城古道〜平城宮跡 を表示