アフィリエイト広告を利用しています

2023年08月22日

自転車のどこに 限られた時間と費用を注(そそ)げばええんや!?


そうか、そこまで言われたら、クリンチャーひと筋でええみたいやな、

ひとりで何ブツブツ言うてるんすか、

さっそく前回話題になったチューブレスレディというタイヤのこと調べたら、ここにも飯倉(いいくら)大先生が登場・・・じつに説得力のある話をされていて、また別の方もじっさいに使ってみた経験談をもとに具体的なプラスマイナスを話されていて、結局、現時点のチューブレスレディーは、まだまだ手探り状態であることが分かり、

『見るYouTube』をクリックすると別ウインドウが立ち上がって動画が再生されます。


  
外側のタイヤと内側のチューブの組み合わせで走るクリンチャータイヤ、現在はこのタイヤが主流で、選べる種類も多く性能も価格もこなれていて、安心感も大きい、

クリンチャーの前の時代に使われていたチューブラーや、これからの活躍が期待されるチューブレスレディは、選べる種類も限られてるし、クリンチャーとは使用方法も大きく違うんで、貧乏人があえて首突っ込むこともないと、

クリンチャーのなかで、より安く高性能であつかいやすいタイヤとチューブの組み合わせが見つかれば、それでじゅうぶん、

たとえば、ペダルを例に言うと、これはもう10年以上前から自分の中でハッキリしていて、自転車をこぐだけでなく、降りてからも歩きやすく、より安価で耐久性・信頼性に優れたシマノさんの両面タイプのSPDペダルという結論が出てしまっていて、これ以外必要ないほどシックリ来るために、SPD-SLやクランクブラザーズなど、他のビンディングを試す気すら起こらないわけで、

たとえば、数十万円のロードバイクや、そこに搭載されるデュラエースやアルテグラなどのコンポは、いったん首突っ込めば、たちまち資金不足が明白なんで、あえて関わろうとも思わへんし、レースやスピードに無縁な自分には、むしろ安価で好(こう)バランスなリア8速やフロント3速、それらをスムーズに動かせる無段階Wレバーがあれば十分・・・ただ、ホイールの自作だけでなく日々の健康維持にも欠かせない振れ取り台については、最初からダントツ高価なパークツール製で決めたいし、そんな感じで、自分がホンマに必要とする部分には、しっかりと費用や時間をかけたいわけで、

自由にできるおカネも時間も、それなりに限られてるから、手当たりしだいに何でも経験したところで気が散るばかり、

じゃあタイヤについては、クリンチャータイプの中で選ぶとして、何度も話題にのぼる小径車については、

経験豊富な飯倉氏が、あそこまでマイナス面をハッキリさせてくれた以上、小径車にかける金銭と労力は、
手持ちの車種(26/700c/27.5)に全振りする方が、より集中できてええような、

29インチ(ツーナイナー)や一輪車やEバイク(電動自転車)についてはどうすか、

ほんの少しの興味はあるけど、まず必要ないか・・・自転車という、電子機器とは無縁なアマチュア・メンテナンスの天国で、あえて Eバイクに乗ろうとはとても、

ケーブル引きのディスクブレーキについては、

オイルに比べて格段にメンテしやすいから、ぜひ経験して、これで代用可能なら油圧から乗り換えてもいいとすら思う・・・もちろん油圧ディスクブレーキのこともちゃんとメンテナンスできれば、それに越したことは無いけど・・・いや、リムがすり減っても自作ホイールという技を習得すれば、リムだけ交換して乗り続けられることを思うと、晴天ライダーの自分にはリムブレーキでも十分か、

サスペンションフォークについては、

けっきょく、街乗りメインなんで、軽くてメンテナンスフリーなリジッドフォークがいちばん、

交換用のホイールは、

これはぜひ欲しい・・・そのために飯倉氏のDVD『自作ホイールの達人』を購入したわけで、自分で組んだホイールで走るという長年の夢をかなえたいし、性格の異なるいくつかのホイールとタイヤの組み合わせを常備して、乗り比べる楽しさも味わいたい、

リアのスプロケが無いぶん、ピスト用の自作ホイールは、入門用にも最適すね、

ともかく、5万5千円もするパークツールの振(ふ)れ取り台、11月のブラックフライデーで、せめて4万円台まで値下げせえへんかなあ、

使いやすさだけでなく、価格も他社製品と比べてダントツなんで、精神衛生上の観点からも、セール時により安く購入したいもんすね、

これとセットで、メンテナンス・スタンドもパークツール・ブルーでそろえたいもんす、

2023年08月20日

グラベルキングをレビューしてから、 27.5インチ街乗りMTBの重さについて考えます


で、そんなグラベルキングですけど、具体的にどんなサイズを使ってるんすか、

シクロクロスのフレームなんで、グラベルロードみたいな極太タイヤは入らんけど、40くらいは余裕なフロントは、軽さも大事なんで 700c×37 を、リアは35にしたかったけど、フレームに当たりそうなんで、より細めの700c×32 を、

走り方に合わせて3〜4種類出てますけど、どれも舗装路重視のような、

オフロードをガッツリ走るタイヤというより、アスファルトがメインで・・・たまに出くわす穏やかなオフロードもそのまま走れますよ的な・・・言い換えると、快適性とオフロードでの耐久性を重視したワンデイツーリングタイヤというような、

アスファルトでは、スピードも出せるけど、むしろ快適性をより大事にしてると、

そういう大前提の上で、オフロードでの耐パンク性能や軽量化やお求めやすい価格をバランスよくまとめていくと、このタイヤが出来上がるような、

タイヤパターンも、これ見よがしなオフロード向けを採用しないことで、タイヤノイズが出ない静かで軽い走りが実現されてますし、

日本ほど舗装率の高い国も無いし、その舗装技術の高さも世界最高峰なんで、アスファルト走行を最優先に作られるタイヤが最適解なのもうなずける・・・グラベルキングが目指す軽めのオフロード走破性というのも、見方を変えれば、そうとう路面の荒れたアスファルト走破性とも言えるわけで、

それでいうと、前世紀からつづくアラヤさんのマウンテンバイク、『マディーフォックス』シリーズが、オフロード以上に街乗りメインで作られてる現状も、舗装率の高い日本にあっては当然のなりゆきで、

なもんで購入後、初めて交換したタイヤも、WTB(Wild・Trail・Bike)のなかでも、ひときわツルツルな Thick Slick(シック・スリック)を、

1.95の太さで完全にツルツルってどんな感じですか、

見るからに滑りやすそうなんで、良い意味で恐怖が先立って無理な走りをしなくなるし、とは言っても、1.95の太さがあるから、けっこうな荒れ地も平気で走り抜けるし、タイヤノイズがまったくしない静かでなめらかな走りもツルツルならでは・・・もっともロゴの英字のあまりのカッコ良さにつられて中身を検討しないまま購入した結果、その重量は驚きの713gもあるけど、

重さといえば、27.5インチの街乗りマウンテンバイクの傑作、アラヤMFD(マディー・フォックス・ダート)でイチバン気になるのも、そのかなりな重量なんですが、

今回正確に計ると、これがショッキングなほど重く、なんと15.5s、

たしかに重すぎますね、

予備のチューブとか、サドルバッグ・ボトルケージ2個分を入れての重量になるけど、じっさい乗る時はこれにボトル2本分、約1リットルの水分がプラスされるんで、なんと16.5s、

ちなみに、おなじ27.5インチのマウンテンバイクで軽量モデルになると、この倍の価格帯で、マイナス2sていど・・・女性が聞かれるのを嫌がるみたいに、そもそも重さを表記しないメーカーもけっこうあって、表記しても、いちばん小さいサイズの重量だったり、やはりここが 27.5インチMTB最大の弱点、

こうなると、軽量化のためにも、チューブレス化を真剣に検討したくなりますよね、

マウンテンバイクのチューブレス化は歴史も古いから選択肢も多いし、念のため替えのチューブを用意しても、チューブ2本分は軽くできるし、シーラント液の重さも知れてるし、乗り味も良くなるし、パンクしても9割9分スローパンク、というかシーラント液が穴をふさいでほぼパンクせえへんらしいし、

ちなみに、サドルバッグに入ってる交換用チューブの重さは203グラム、

チューブレスになると、最低でも2本分、やく400g軽くできて、いま履(は)いてるメチャ重タイヤ713gも、前後合わせて300gは軽くできるし、700gは軽くできる、

サスペンションフォークをカーボンのリジッドフォークにすると、さらに1sは減らせるし・・・そうなると合わせて1.7sのダイエット・・・それでも13.8sか、

ちなみに、前後グラベルキングを履(は)いたシクロクロスのほうは、カーボンフォークにクロモリフレームの組み合わせで、あれこれ足しても11.8s、

けど、初めて味わう不思議な感覚やけど、これほど重い街乗りマウンテンバイクなのに、平地を走るばあいは、その重さがすべて推進力に変わるような印象で、乗り心地もふわふわとハッピーで、どこまでも果てしなく走っていたくなるような気持ちにしてくれる、

シティクルーザーとして見れば、今でも最上級の走りなんで、あえて軽量化にこだわらず、むしろこの重さを大事にして、平地のロングランに割り切って使うのも、それはそれでアリかも、

重さが気になるフロントサスペンションにしても、前世紀から絶え間なく技術改良されてきたおかげで、より安価で故障知らずで、なめらかな走りに大きな役割を果たしてるし、この船のような優雅な乗り味そのものも、この重さがあって初めて実現してるのかも、

あと、27.5インチと26インチのいいとこ取りとして、26インチのフレームに27.5インチのタイヤという組み合わせや、その逆も試してみたい、

これに加えて、ホイールの自作も覚えたら、より軽量でカラフルなホイールも安価に作れるし、

そうなると何から何まで気に入ったパーツだけで、理想的な1台を組んでみたくなるし、

自転車の世界もホンマ奥が深いから、還暦過ぎて、やっと次のスタートラインに立ってるような気分やな、

2023年08月16日

心霊タイヤなんてあるわけないやん…

ああ腹へったなあ、兄貴の墓参りしたら何か食おうぜ、杖助(じょうすけ)よう、

オレ腹へってねえよ、

オオ?!イタリア料理店ができてるぜえ、この先だってよ、

この先は霊園だぜ、こんなとこに店出して、客なんて来(く)んのかよ、

というぐあいに、アマゾン・プライム会員なら、いつでも無料で、シリーズ最高傑作『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕(くだ)けない』全話が視聴できるように、

その代わり、プライム会員の年会費や、他にもあれこれ、しれ〜と値上げされてますね、

ところでお盆の季節といえば墓参り、「墓」は英語でGRAVE(グレイヴ)、語尾に L をつけたらGRAVEL(グラベル)、これにKINGを足したら、

ちょっとした悪路も安心して走れる、パナレーサーの名作売れ筋タイヤシリーズ、GRAVEL KING(グラベルキング)ですけど、それがなにか、

今から5年ほど前になるけど、まだグラベルキングが登場して間もないころ、さっそくこのタイヤを購入して走り出したんやけど、なぜかひと月もしないのにパンク・・・しかも、妙なことにゴミひとつ落ちてないのどかな田舎道(いなかみち)で、パンと音がするほど派手(はで)なパンク・・・なもんで、なんとなくこのタイヤにマイナスイメージを抱(いだ)くようになって、

それでも、5年たってラインナップの豊富さは目を見張るモノがありますし、高品質でありながらお求めやすい価格設定も、ありがたいかぎりで、

なもんで、もう5年もたってるし、改めてグラベルキングを購入して走り始めたんやけど、同じようにひと月もしないうちに、パンと音がするほど派手なパンクをやらかして、しかもその場所が、5年前とまったく同じ場所だったという、

でも、その道は他のタイヤで何度も走ってますが、1度もパンクしたことは無く・・・なのに、なんでまたグラベルキングだけが同じ場所で2回も、

5年前のグラベルキングにしても、この地点以外では、一度もパンクしなかったし、なんか気味悪くて、

道の先に霊園があるとか、

いや、心霊現象とはまったく無縁そうな、見晴らしの良い川ぞいの爽(さわ)やかコース、

でも、ちょっと気がかりな点は、川の対岸に親水公園があって、大学生が溺れ死んでますよ、ちょうど1回目のパンクをしたころやないすか、

確かにそうやけど、そもそも対岸を走る自転車、それも特定銘柄(めいがら)のタイヤに、5年おきに2度も災(わざわ)いをおよぼす意味がよう分からん、

対岸の公園のほうはどんな感じなんすか、

こちらも川ぞいの広々と明るい公園で、事故現場近くの道も何度となく走ってるけど、一度も変なトラブルが起こることもなく・・・それに再度確認した所、パンク地点は公園より数百メートルも下流やし、

だったら、なおさらじゃないすか・・・仮に公園から泳いで対岸に渡ろうとして、そのまま流されたとしたら、公園より少し下流で命を落とされた可能性も、

でもパンク地点は、川岸から百メートルも離れた小高い堤防ぞいの道やで・・・お盆シーズンで話を盛りたいのは分かるけど、ちょっと無理があるような、

でも、不思議な話もあるもんすね、5年後に同じタイヤが同じ地点でパンクするって、

これが大都市なら、あちこちにパンクのリスクがあるんで、怪談にすらならんけど、田舎はほんまにパンクせえへんから、何年たってもパンク地点の記憶が鮮明に残ってる、

で、そのパンクした場所で、パンクしたチューブをはずし、持参した新品チューブに入れ替えて、ミニポンプで空気を入れて無事帰宅・・・帰宅後、パンクしたチューブの穴をふさいで・・・ところが今度は新品チューブのほうが何かおかしい・・・どうもスローパンクしてるような、

1日でハッキリ分かるほどタイヤが柔らかくなってるんで、さっそく外してパンク箇所を調べたらどこにもそれらしい穴が見当たらないので、すこしゾッとしながら、何回も水にくぐらしてパンク箇所を調べたら、なんとバルブの部分からじんわりと気泡(きほう)が、

信頼のドイツブランド『シュワルベ』のチューブに限ってそんなはずはないと思いをめぐらすと、ひとつ気になることがあって、それはバルブコアが外せるタイプのチューブであること、

チューブにパンク防止剤とか入れる場合を想定して、あえてバルブを外せるタイプなんすね、

こういう外せるタイプは、バルブをよく見ると、ペンチではさんで回せるよう、平べったい面があって、工場出荷時、そこの締(し)めが甘くてスローパンクの原因になったみたいや、

あれ以来一度も行ってないから、このタイヤでもう一度おなじパンク地点を通過して、検証しましょうか、

いや、やっぱり何となくグラベルキングで行く気には・・・行くとしたら別のタイヤがええなあ、

別のタイヤでも同じポイントでパンクしたらどうします?

3度目の正直か・・・さすがに気味悪いな、だったら用心して、パンク地点の少し手前から歩いて、突起物が散乱してるかどうか、しっかり確かめながら進もう・・・まあ、ともあれ、怪談話としてはあまりに弱すぎるし、最後にオマケが欲しいな、

じゃあ、最後にベテランお笑い芸人、藤原の原西(はらにし)さんが中学時代に経験したマジなやつを、

『YouTubeで見る』をクリックすると、別ウインドウが開いて、最初から再生されます。原西さんの心霊体験は28分35秒から、また31分11秒から始まるケンコバさんとハリウッドザコシショウが経験したやつも、かなりりなもんです・・・心霊モノが苦手な方は、ぜひここでお引き取りください。


2023年08月15日

自転車メンテナンス最後の砦(とりで)自作ホイールへの道


しかし、これでだいぶ自信が付いたんじゃないすか、

今回の26インチMTBの組み立てで、専用工具も購入して、自分にはとても無理と思ってたフォーク関連の取り付けも実際にやってみて、全体の仕組みもだいぶ分かってきたしなあ、

あと残るは、自作ホイールの世界ですが、

10年以上も前から興味はあって・・・というのも、これができるようになったら、自作じゃ無い既製品のホイールであっても、自分できっちりメンテナンスできるようになるから、つねにフレッシュな状態で走れるし、リムブレーキの場合は、すり減ったリムだけ交換して乗り続けたりすることも、

なのにそれをしなかったのは、

とにかく、やり方が複雑過ぎて、どうすればええのか分からんかった、

ところが、近年YouTubeで飯倉氏を知ったおかげで、決定打とも言うべき最良の入門書があることを知り、とうとう自作ホイールにも取りかかろうと、

それがこれすか、飯倉氏によるDVDブック『ホイール組みの達人1.1』

アマゾンだと5千円近くするので、お求めはぜひ、なるしまフレンド神宮店のオンラインストアから

https://nalsima.official.ec/items/71778518

素人が自作ホイールを組み上げるために大事なポイントが簡潔にまとめられていて、本人の元にはこんなほめ言葉も寄せられてるとか、

『見るYouTube』をクリックすると別ウインドウが開いて、話題の部分から再生されます。


ここまで言われたらやるしかないすね・・・飯倉氏オススメの『なるしま』さんから購入した場合は3割引で、送料込みでも2千円しないし、

問題は使い勝手と精度に優れた振(ふ)れ取り台になると、5万円を軽く超えてしまう点、

飯倉氏のチャンネル『サイメンTV』では、お求めやすい振れ取り台をいくつか紹介してますけど、けっきょく価格なりの問題点を抱えていて、

キングソフトの激安なんちゃってオフィスやないけど、いざ使おうとすると、本家(ほんけ)マイクロソフトのオフィスがよく分かった上でないと、まともに使いこなせないという果てしない遠回りが隠れていそうで、

けっきょくメチャ高価になるけど、何十年もダントツ1位で独走を続けるパークツール製の振れ取り台が最良の選択なわけで・・・けど専用台も入れたら、たちまち10万近くに、

そうなって来ると、振れ取り台と同じように未体験ゾーンである、小径車が買えるほどの価格になり、ここでもまた飯倉(いいくら)大先生があらわれて、小径車ダメダメ論を熱く、

今回、台風で足止め食らったおかげで、飯倉氏のYouTubeチャンネル『サイメンTV』にあった長編モノ『金融危機と小径車』4部作を一気見してよく分かりましたが、小径車が他の車種以上に危険な乗り物であることを言うメディアも無ければ、小径車を満足に修理できる店も無く、せっかく購入したのにケガやトラブルをかかえて氏の店に愛車修理で駆け込む消費者が多すぎて、かなりストレスが溜(た)まっていたようで、

氏の店が、小径車トラブルの駆け込み寺になってたんや、

売るだけ売って、満足に直せない店がほとんどで、走行性能がイマイチな小径車がロードバイクと一緒に走ることで、大事故を起こす現場も見ておられて、

けっきょく、ロードバイクやマウンテンバイクのホイールサイズ 26インチ、700c、27.5インチあたりが自転車にとってもっとも安定性と走行性にすぐれていて、

まあ、これだけ自転車に精通したプロの職人さんから、これだけ小径車の問題点を指摘されたら、買いたい気持ちもだんだん薄れてきて、

それでもなお人々を引きつけてやまない小径車の魅力っていったい何なのか、じっさいに何度も走らせて、自分なりに答えを出したい気持ちもあるけど、順番から言うと、現在乗ってる自転車すべてをより良くチューニングできる自作ホイール系の学びが先のような、

日々走らすことで、自然と生まれてくる前後ホイールの歪(ゆが)みや緩(ゆる)みを自分で直せるようになるだけでなく、気に入ったハブ・スポーク・ニップル・リムの組み合わせから、自分だけのオリジナルホイールを組み上げ、そのままリアルな公道上でその転がりを体感できるなんて、たしかに人生変わるほどの充実感、達成感かもしれませんし、

とはいえ、あと3点のパーツ待ちで、26インチオールドMTBすら完成してない状況なんで、これをちゃんと仕上げて、じっさいに何度も走らせて、話はそこからやな、

2023年08月13日

未使用のまま前世紀から保管されていた謎の26インチクロモリMTBのフレームとフォークが家にやって来た!


で、なぞのオールドMTBフレームですが、

届いてますがな、金曜に、

実物、どうでした、

フォークをよく見たら、TANGE(タンゲ)の小さな刻印・・・じゃあフレームもTANGEじゃないかと探したけど、これという確証は得られず・・・けど、1990年代のMTBを画像検索すると、どうもアラヤさんとこの MUDDY FOX (マディー・フォックス)がイチバンそれらしいような、

当時、日本の各自転車メーカーも、まったく新しいオフロード自転車であるマウンテンバイク市場で、激しく技術競争をしていたわけですが、

ミヤタが『ライテック』という軽さと強度を両立した溶接技術を確立して世界最軽量フレームを売りに『リッジランナー』シリーズを世界に売り込んでいたのに対して、アラヤ・タンゲ合同チームは、伝統的なフレーム素材である鉄にこだわり続け、こちらも高品位な加工技術が、世界に知られる存在へ、

じゃあ、クロモリフレームじたいは、信用できる品であったと、

たぶん間違いない、

そのうえで、あらたに見つかった問題点とか、

フォークコラムに差し込む古いタイプのステムを使うためか、フォークコラムがあまりに短すぎたり、手持ちのフロントディレイラーが、細身のクロモリフレームに合わなかったり、シートポストクランプが1990年代特有の形状だったり、つぎつぎと問題点も出てきたけど、いずれもパーツの追加注文で解決できるレベルなんで、こちらもひと安心、

こういう事をやってると、特に感じますけど、驚くほど豊富な選択肢から安価なパーツが選べて、驚くほど素早く正確に配達される・・・これってモノ作りの国ならではの凄味(すごみ)というか、

カナダに移住された飯倉(いいくら)氏によると、同じアマゾンでも、何から何まで信じられないほどサービス悪いっていうもんな、

『見るYouTube』をクリックすると別ウインドウが開いて話題の部分から再生されます。

     
あと、変速用のWレバーですけど、今回購入したシマノ製は、いま愛用してるダイアコンペの無段階式じゃなく、SIS(Shimano Index System『シマノ・インデクス・システム』)式ですが、これは、

SISっていうのは、シマノの変速システムのいちばん根っこにあるカラクリで、レバーを動かすと変速位置で正確にピタッと止まるしかけ・・・もっともWレバーのばあい、これが当てはまるのは、リア8速を受け持つ右レバーだけで、フロント3速を受け持つ左レバーは、両端(アウターとインナー)だけ定位置で止まるものの、ミドルは自分のさじ加減で変速する仕様になってる、

無段階式と比べてどうすか、

この星のすみずみまでSISが浸透してることを思うと、Wレバーくらいは無段階のまま、自分の指先の感覚で変速したいような気もするけど、

なのになぜ、今回はSIS式Wレバーを、

シマノさんの変速システムの根幹(こんかん)にある SIS(シマノ・インデックス・システム)の最初期の形を体験できる貴重な機会なんで、

ところで、車体のペイントはどうしますの、

下地塗装なんで、もともとは味気ない真っ白だったはずやけど、年数たって、ちょうどええ感じにうっすら黄ばんで上品なクリームホワイトになってるんで、このままでも、ええような、

中古の1990年代のMTBって、かなりどうなのって配色も多いですしね、

仕上げ塗装の配色デザインで、かなり損してる中古MTBが多く、それなら白一色のほうが、まだしもええし、各種パーツ類に派手目な色も使えるし、野外用テプラで自分なりのステッカーを作ったり、やり方は色々と、

ところで、26インチMTBって、700cのタイヤも入るんすか、

ブレーキの取り付け位置だけが変わるんで、便利アイテムでそこが調整されれば、問題なく乗れるそうや、

完成まであとわずか、パーツ待ちの状態で気が早すぎますけど、今回フレームから組んでみて、どうすか、

『ぼくの夏休み オールドマウンテンバイク編』やないけど、前世紀の新品フレームを1から組み上げ、念願だった、1990年代の名車、アラヤ・マディー・フォックスらしき 26インチ・クロモリ・フルリジッドMTBに乗れるわけで、ていねいに保管・販売・配送していただいた各業者さんには、ひたすら感謝しか無いなあ、

2023年08月11日

やっぱり今も変わらず、26インチ・マウンテンバイクをこぎ続けたい!(後編)


1996年夏に購入、人生変わるほど乗り続けたアルミのマウンテンバイクですが、乗り始めはどんな感じで、

MIYATA(ミヤタ) RIDGE RUNNER(リッジランナー)という名車で、1996年当時のカタログでは『エキスパート4』という最上位モデル、

フロントサスペンションすら付いていない、MTBでもいちばん原型に近いフルリジッドと呼ばれるタイプですが、

当時、フロントサスペンションも夜明けの時代なんで、求めやすい価格と世界最軽量フレームを売りにしたいからか、最上位モデルなのに、あえて安価で軽量なアルミフォーク仕様・・・のちのちサスペンションフォークに交換しても、スタイルが崩れないような工夫(くふう)もされてたようで、

じゃあ、ずっと今までアルミフォークのまんまで、

やはり軽さは正義やし、サス無しアルミフレームでも、太いタイヤがけっこう振動吸収してくれるんで、

ちなみに価格と重量は、

1996年当時の価格は税別85,000円、重量はいちばん小さいサイズで10.9s、

この当時は、8段変速もVブレーキも無かったと、

フロントは3速やったけど、リアはまだ7速・・・Vブレーキ登場直前のカンチブレーキ仕様・・・あと、今じゃ見かけなくなったけど、ハンドルエンドバーやブレーキブースターも標準装備、

『シマノSTX』という今じゃ聞かなくなった変速システムですが、

パチパチとええ感じで変速してくれたけど、フロント3速は、現在と同じマイナス面をかかえていて、

といいますと、

重いギアから軽いギアに入れる時の軽快さに比べて、軽いギアから重いギアに入れる時が異様に重く、乗るたびに左の親指だけがハードな筋トレ状態に・・・この問題点は30年たった今も、まったく改善されず・・・だもんで、とりわけフロント3速の操作は、W(ダブル)レバーのほうが楽しい、

しかし、なんか残念すね、

なにが、

せっかく精緻(せいち)なフロント3段変速を発明したのに、開発元のシマノさん自身が、この左親指問題を改善しないで、放置してるわけでしょ、

それどころか、このままやと、製造中止の恐れすら、

変速の左親指問題や、みなが苦手とするフロントディレイラー(前3速の変速装置)のセッティング・調整問題が理由で製造中止になるとか、

いや、シマノさんほどの開発力・技術力があれば、この程度のマイナス面はすぐに解決できるはず、

シマノ史上、耐久性と利便性にもっとも優れたフロント3速リア8速のシステムが、シマノ本社内では、むしろお荷物的存在になってるのは実に残念ですが、

8速を9速にする段階で、パーツがすべて耐久性を無くしてるわけで、もういちど、8速の再評価から再スタートするくらいの改革が必要やけど、じっさいはその逆その逆へと、

というわけで、ご意見番、飯倉(いいくら)氏の8速最強説を今いちど再確認しておきましょう、

『見るYouTube』をクリックすると別ウインドウが開いて話題の部分から再生されます
 

前半ではGRXコンポのフロントシングル批判、中盤から後半にかけては、デュアルコントロールレバーよりも耐久性に優れ、見た目も美しい、単体のブレーキレバーとWレバー変速の組み合わせについても語っておられますが、

Wレバーはハンドルから手を放して操作するから、瞬間的な変速には不向きやけど、それ以外は、美しい外観、圧倒的な壊れにくさ、メンテナンスのしやすさと、ええことづくめ、

26インチMTBをはじめ、絶滅が心配される、フロント3速・リア8速の変速システムですが、今後どうなりますか、

カメラの世界でも思うことやけど、必ずしも最新の製品が最良であるとは限らんわけで、NIKONならF3、PENTAXならLXが、造形的には頂点を極めていると感じるし、もっとぶっちゃけて言えば、動画もオートフォーカスも余計なおせっかいというか、自分の指先で露出とピントを合わせる不便でのんびりしたひと時が、人工知能が管理する監視カメラの時代に、どれほど人間的で楽しいことか・・・ここに軸足を置いた『サービス精神がまるで無い、前世紀的で不親切なデジタルカメラ』が、喉から手が出るほど欲しい、

過去の遺物として開発元のシマノさんや国内の自転車メーカーさんが、みずから終わらせようとしてるフロント3速・リア8速・ Wレバー・26インチMTBフレームなどなど・・・今後も『遺物(いぶつ)』の重要性・優秀性を何度も強調しておく必要がありそうすね、

2023年08月10日

やっぱり今も変わらず、26インチ・マウンテンバイクをこぎ続けたい!(中編)


しかし、26インチのマウンテンバイクなんて今時どこにも売ってないんで、実物を知らない若い読者層には、その魅力も伝わりづらいと思いますが、

たしかに、

じっさい走らせてみて、どんな感じなんすか、

27.5インチよりひとまわりかふたまわりも小型軽量なんで、まず担(かつ)ぐのに適してるし、走行面においても、より軽快なハンドルさばきで、加速性能にも優(すぐ)れるし、坂道もよりラクに登れるし、

ええこと尽(づ)くめやないすか、なのになんで今は27.5インチや29インチが主流なんすか、

ホイールがひとまわり・ふたまわりデカいから、スピードに乗るとそのままいつまでも楽に進んでくれるし、悪路走破性もより高い・・・けど、そのていどなら26インチMTBが絶滅危惧種になるほどの理由にはならんし、逆にこっちからメーカーさんに聞きたいくらいや、「なんで、26インチMTBを作らなくなったんか?」と、

ちなみに、27.5インチのマイナス面をひと言であらわすと、

26インチにあった操作の細(こま)やかさや自転車と対話するような人馬(じんば)一体感がうすれて、かわりに直線番長的で大雑把(おおざっぱ)なアメリカンテイストへ、

直線番長ってなんすか、

『どこまでも速くまっすぐ走りまっせ』的な、ストレートで大味な力強さみたいな、

具体的にはどんな感じですか、

たとえば、26インチの走りは、こちらが色々な操作をすればそれに応じて、繊細で多彩な表情を見せるのに対して、27.5インチの走りは、もっとシンプルでサバサバしてて、極端に言うと人間がごつい自転車に守られながら乗せてもらってるような感覚で、高い巡航性能や悪路走破性と引き換えに、自転車と対話しながら操作するような奥深い楽しさが薄まってる、

あやつる楽しさといえば、26インチ時代はフロント3速あった変速も、上位モデルからほぼ無くなってしまい、今ではリアだけの変速になってますが、

フロント3速リア8速を、無段階のWレバーで自由自在に組み合わせて、意のままにあやつれるようになると、その繊細で奥深い楽しさはここでしか味わえないくらいやけど、そんな複雑なことはサッパリ切り捨て、とにかく分かりやすさを最優先してくと、フロントから変速は消え、気安くバカとかアホとか言うもんやないけど、リアにはバカっぽく巨大化して、すぐ変形しそうなペラッペラのスプロケをただ一段ずつ上げ下げするだけの、アホみたいな変速システムに『進化?』し、まるで世界の警察を自慢していたころの独善的で強引な良くないアメリカを見ているような、

アメリカ的といえば、27.5インチや29インチも、彼ら向けのサイズ展開のような、

身長180pの自分でも、27.5インチはすでにちょっとデカすぎて、持て余し気味なわけで、なぜ日本にあっても26インチが絶滅寸前なのか、正直わけ分からん、

すでにシマノ自体が、アメリカのユダヤ系外資に乗っ取られ、会社の舵(かじ)取りが、長期的展望とは無縁な利潤追求ばかりむさぼるアホアホ株主の言いなりになってるとか、

そう思いたくなるほど、世界的大企業になったシマノさんや、欧米サイズに巨大化したMTBフレームについては、理解に苦しむ点が多過ぎるんや、

(後編に続く)

2023年08月08日

やっぱり今も変わらず、26インチ・マウンテンバイクをこぎ続けたい!(前編)

ビックリしたなあ、もう、

きょうも、ビックリしてるんすか、

20年以上経過したアルミフレームは、使い方に関係なく経年劣化を起こし、最悪の場合、走行中とつぜんポッキリ折れるという恐ろしい話を聞いた以上、1996年に購入したアルミの26インチマウンテンバイクは、手放すしかなく、

『見るYouTube』をクリックすると、別ウインドウが立ち上がり、話題の部分から再生されます。
 

代わりに購入した27.5インチのマウンテンバイクがイマイチだったとか、

とんでもない・・・街乗り8割トレイル2割で、納得の巡航性能を誇るアラヤMFD(MuddyFoxDirt マディー・フォックス・ダート)・・・フラットロード(平地のアスファルト)上を、船のようにゆったり力強く進んでくれる素晴らしい自転車やけど、乗れば乗るほど、今まで乗り慣れた26インチMTBとはまったく別の乗り物という印象は強くなり、日に日に26インチMTB(Mountain Bike マウンテンバイク)が恋しくなり、

ところで、なにをビックリしたんすか、

そのビックリポイントまで、いましばらく・・・で、26インチMTBへの思いが高まるにつれ、中古自転車サイトで、クロモリフレームをそれとなく探し始めるようになり、

昨年夏まで何の問題も無く走り続けたから、アルミに代わるクロモリフレームさえ見つかれば、すぐにでも26インチMTBに乗れますし、

で、ようやくビックリポイントやけど、おそらく25年かそれ以上昔に作られた26インチクロモリMTBのフレームとフォークが新品の状態で売られてたんや、

コンフォート 不明 クロモリMTBフレーム 26インチ ※未塗装 不明 中古

価格:11,000円
(2023/8/8 17:24時点)
感想(0件)




なるほど、こりゃビックリ・・・けど、いったいどういうことすか、

そこが謎というか、販売してる業者さんですら、まったく素性(すじょう)が分からないフレームとフォークなもんで、破格の1万1千円!・・・ 送料が7千円と意外にかかるんで、総額2万弱になるけど、この買い物、正直どう思う?

ビックリしたなあもう、

チミ(君)がビックリして、どないするんや、

新品とはいえ、よう購入したもんすね、どこの馬の骨かも分からん26インチ・クロモリMTBのフレームとフォーク、しかも本塗装前の白装束(しょうぞく)みたいな下地塗装のみ・・・フレームとフォークをつなぐパーツも、今回初めて専用工具を購入して自分で装着すると、

しかも、気がかりな問題がひとつあって、今まで乗ってたフレームよりひとまわり小ぶりで、

じゃあ、いったい誰が乗るんすか、今までだって気持ち小さめなフレームなんで、かなりサドル引いて乗ってたのに、

いや、そこで逆に閃(ひらめ)いたんやけど、ドロップハンドルにすれば、サイズぴったりちゃうかと、

たしかに、ドロップハンドルにすれば、フラットバーのハンドルよりも10センチほど先にハンドルポジションが来ますし、サドルを上げればタテ方向の調整も何とかなりますけど、

オマケに前世紀のオールドMTBらしく、ホリゾンタルフレームなんで、ドロップハンドルにしてもまったく違和感はないし、タイミングよく、雰囲気あるVブレーキ対応ドロップハンドル用ブレーキレバーも見つかったし、

GC EVO-V Lever (Vブレーキ用)
下のリンクをクリックすると、ダイアコンペさんのブレーキレバーのページに飛ぶので、そこからお探しください。

https://www.diacompe.co.jp/parts#a07

たしかに、本家シマノさんより数段カッコいいすね、

ブレーキと変速をひとつのレバーにまとめると、便利さの代償として、どうしても見た目もっさりするから、

じゃあ、変速はダウンチューブにダブルレバーを装着して、

おそらく20年以上昔のフレームとフォークなんで、クラシックな雰囲気のほうが似合うし、

そんなこんなで夢中になって調べ上げ、必要な工具やパーツを一気に買いそろえたら約3万5千円、

金曜に真っ白なフレームとフォークが届き、そこからまた問題点やトラブルも発生するやもしれんけど、写真を見れば見るほど、1990年代あたりまで続いた第1次マウンテンバイクブームの産物なんで、まずは信頼してもよさそうな・・・それにクロモリフレームなんで、アルミのような経年劣化の心配も無いし、四半世紀(25年間)むかしのフレームとフォークが新品状態で入手できるチャンスなんて、なかなか無いし、もし欠陥フレームなら、下地塗装の前に弾(はじ)かれてるはずやし、

ちなみに、前世紀末の26インチ・マウンテンバイクブームがきっかけになって、シマノが世界的大企業へと登りつめ、日本製マウンテンバイクの高い信頼性が世界的にも評価されるようになったと、

のみならず、日本から製造技術を吸収した台湾製パーツの優秀性も世界的な評価を受けるようになり、今ではジャイアントやメリダといった信頼のブランドも世界中で見かけるように、

ということは、もしこれが台湾製だとしても、信頼が置けると、

いずれにしても、実物をじっさい組んで走らせて、お楽しみの答え合わせは、それからやけど…

(中編に続く)

2023年08月04日

あかん!このままではシマノ史上最強の8速コンポが無(の)うなってまう!

ビックリしたなあもう、

なに驚いてるんすか、

飯倉(いいくら)氏の8速最強説に深く共感して、シマノさんのホームページで8速コンポ(変速機を主軸として構成された自転車部品システム)をあれこれ見てたんやけど、8速関連部品が激減して危機的状況に、

具体的には、どんな感じなんすか、

ちょっと前まで、マウンテンバイク系に必ずあった8速コンポが絶滅、これが最大のショックやけど、

ロードバイク系はどうすか、

最下位モデルのクラリスだけは、なんとか8速でそろうけど、

それ以外は、

マウンテンでもロードでもない『ライフスタイル(Lifestyle)』というジャンルに属するターニー(Tourney)…これはさらに4つのサブブランドに枝分かれしてるけど、結局ほとんどは6速か7速で、8速はほんの一部、

8速に一本化すれば、製造ラインもスッキリするし、8速コンポ自体も、価格や性能別に、より多彩な展開ができるのにもったいないすね、

6速や7速の正常進化としてシマノ史上最強の8速コンポが生まれたわけで、「ターニー」ブランドを8速だけにまとめて、ここからじわじわと、勢力挽回(ばんかい)したいもんや、

8速とセットで使うとじつに楽しく美しく故障知らず
なW(ダブル)レバーについても、まともにあつかう気は無くしてるようなので、これもここで完全復活させたいっす、

昔からあるWレバーは、今のシフターからは得られない閑雅(かんが)な味わいがあって、メンテのやりやすさも格別なんで、トラブルが起こった時の対処もラクラクとええとこだらけ・・・古くからある良い物は変わることなく作り続けて欲しいすね、

とにかく、旅先でトラブった時、おおかた自分で直せるのが自転車の強みなんで、資格を持った整備士まかせにするシマノさんの姿勢には、大きな疑問しか無いなあ、

自転車の基本的メンテナンスやパーツ交換くらいは、自己責任でしっかり安全にやれるようなサービス体制を早急に確立して欲しいもんすね、

自転車のええ所は、素人(しろうと)でも、それなりにメンテやカスタムの世界に、気軽に首を突っ込めるとこなんで、この楽しみをもっと味わえる製品作りが大事やと思うねんけどなあ、

訴訟問題になった時、『資格を持った整備士』という逃げ道を作りたい気持ちも分かりますが、自転車整備士なんて、大都会をのぞけば、ほとんど居ないわけで、だったら安全確実に誰でもすぐ実現できるやさしい整備システムを生み出すことも、世界的な自転車パーツメーカーの大きな役割のはず、

シマノチャンネルとかYouTubeに作って、あれやこれやのパーツの取り付け方とか細部まで親切丁寧にやってくれたらホンマに助かるんやけどなあ、

ディーラーズマニュアルを開くと、まず締め付けトルクの数値がずらっと出てくるけど、トルクレンチ関連の工具も、初心者向けにあれこれ開発・紹介するなりして広めていけば、自転車乗り全体のレベルもどんどん上がって『一般人が当たり前のように自転車を1から安全確実に組み上げる時代』が来ることも夢では無いはず、

自分で組んだ自転車に乗る気分は最高やもんな、

バイクと比べても、エンジや電気系統がない自転車は、圧倒的な組み立てやすさですし、この魅力をシマノさんが全世界に広めていって欲しいもんですね、

2023年08月01日

サドルにブルックスを選ぶ京都のミニベロメーカーがこの夏あつい!

えげれす(イギリス)仕込みの革サドル『BROOX(ブルックス)B-17』の調子、その後どうすか、

尻パッド無しなら、2時間ていどで尾(び)てい骨のあたりが痛くなるけど、尻パッド付ならそんなこともなく永遠に乗ってられそうな、

購入した B-17 は、いちばん数売れる定番(ていばん)商品ということもあり、同じイギリス通販大手ウィグルさんのサマーセールでは、半額近い大幅値引き、

通常なら2万円のとこ、ほぼ半額だったんで、やっぱり値の張る商品は、買うタイミングがだいじやな、

そんなブルックスさんの革サドルですけど、『カンビウム』というシリーズもあって、こちらはまったく革素材を使わず、結果メンテナンスフリーで雨にもへっちゃらという、タフなやつですが、

ヨーロッパで大流行した狂牛病が関係してるとか、聞いたことあるけど、

ええ、ヨーロッパで狂牛病が流行して、サドル用の牛革(ぎゅうがわ)も、3年以上供給不能な状況が続き、だったらひとつ、革以外の素材でサドルを作ろうということになったそうで、

「見るYouTube」をクリックすると別ウインドウが開いて、話題の部分から再生されます


なるほど、そういうことか・・・で、現在購入できる革サドルは、イギリスのブルックスだけでなく、フランスにも、ジルベルソー(Gilles Berthoud)という名物サドルがあって、こちらはサドルレールの形状から、ブルックスよりも後方(こうほう)よりのセッティングに向いてるとか・・・ホンマ知らんことだらけやな、

この話からすると、おなじブルックスの革サドルでも、ひとむかし前のほうが状態がいいみたいすね、

買(こ)うてからそんなこと言われても困るがな、

それにここまで「ブルックスの革サドル、イマイチ」って言われると、どうしても革を使わないサドル『カンビウム』の存在も気になりますし、

なもんで、ブルックスの革じゃないほうのサドル『カンビウム』をミニベロ(小径車)に使用する魅力的・個性的なメーカーも知ることになり、

BRUNO(ブルーノ)という、初めて聞くメーカーなんですけど、なんと日本の京都に本社があるという、

https://brunobike.jp/

デザインと企画は京都、技術アドバイザーはスイス生まれの元自転車選手ブルーノ氏という、日本スイス合同チームという珍しい成り立ち、

1990年当時、ブルーノ氏はまだ現役選手だったんで、かなり最近のメーカーみたいすね、

いかにも京都で立ち上げたブランドらしく、妥協の無いモノ作りを貫きながら、販売戦略はイマイチひかえめということで、クチコミなんかでじわじわとその存在が知られるように、

ホームページをひらくと、さっそく『小さな旅』の4文字が浮かび上がって、もうこのあたりから、自分にいちばんふさわしい1台を見つけて、さっそくこの夏、乗り回したい気持ちがふつふつと、

20インチのミニベロ(小径車)に加えて、近年は軽量化をつきつめた電動自転車も好評のようで、

本社がある京都市では、2千円からレンタルバイクも始めたそうなんで、気になる方は、ホームページからぜひ御予約を、

レンタルされるのは電動のミニベロ2台と、フラットバーハンドルのミニベロ1台のみ・・・残念ながら、どれもブルックスのサドルでは無いと、

ブルックスのサドルを使ってるのは MINIVELO 20 ROAD DROP や 折りたためるVENTURA(ベンチュラ) BLACK EDITION などのドロップハンドルモデルやな、

鳩(はと)のマークで有名な、イタリア・コロンバス社製高級クロモリフレーム・・・ハンドル付け根に輝く閑雅(かんが)でタフでクラシックなダブル変速レバーもそそりますね、

ブレーキレバーもギドネット式という古風なタイプをあえて復活させていて逆に新鮮というか・・・これだとドロップハンドルのどの位置からでも、すぐブレーキレバーが握れるから、より大きな安心感も、

変速をシマノの8速で抑えているところもじつに賢明(けんめい)な選択といいますか、

どのコンポよりもチェーンの耐久性にすぐれ、しかも大幅にコストダウンできるもんな・・・きっとブルーノ氏自身、選手時代に8速から9速に「進化?」する過程で、チェーンその他の部材が、劇的に耐久性を無くした経験があるんちゃうかな、

シマノさんに嫌われたくないのか、この事実を指摘するユーチューバーはこちらの飯倉(いいくら)氏のみというのも、まことに心細い話ですが、

飯倉氏の8速最強説(話題の部分から再生されます)


先日、その8速のフロントディレイラーを調整していてビックリしたけど、恐ろしくメンテナンス性が悪くなってて、ウェブを検索してもシマノ本社からは調整の仕方すら満足に教えてもらえない状況、

訂正!各製品を紹介したシマノさんのホームページの下部にある『マニュアル&技術資料』をクリックしてディーラーマニュアルを開くと、取り付けや調整について詳しい解説が紹介されています。しかし、セッティングの難解さは改善してるとはとても言えない状況には変わりなく…

飯倉氏も口を酸っぱくして主張されてますが、まずはチェーンなどの部品耐久性にすぐれた8段変速の長所を再確認する所からもういちど出直し、アマチュアでも簡単にベストセッティグが実現できる洗練されたシステムを早急に開発すべきですね、

8速最強なのに、これを開発したシマノさん自身が見向きもしなくなってる現状が残念でならん、

で、ブルックスつながりで、革じゃないほうのカンビウムのサドルが付いた自転車を買うとして、

どっちかなあ、折りたためるVENTURA(ベンチュラ) BLACK EDITION か、ホリゾンタルフレーム(トップチューブが地面と平行な昔ながらのフレーム形状)が古典的な美しさを演出する MINIVELO 20 ROAD DROP か、

折りたたんで即輪行というのも憧れますが、こちらはワンサイズのみなんで、

180pのオイラにはちょっと小さ過ぎるんか・・・そんなら、前輪はずすだけで何とか輪行袋に収まりそうやし、 MINIVELO 20 ROAD DROP のいちばん大きいサイズで決まりやん、

お色のほうはどうしましょう、このサイズならBlack CPとBlack の2種類から選べますが、

Black CP て何なん?

CP はピカピカに磨(みが)き上げたクローム・ポリッシュの略ですけど、ここにあえて黒い塗装を隠し味的に加えることで、普通のクロームポリッシュよりも、少し渋めの深い輝きをねらった通(つう)好みのお色になります、

そうか・・・けどブラックもブラックで『BRUNO』のロゴがハッキリ見えてええ感じやし、取りあえず実車を見比べてから決めたいとこやな・・・って、まだ買うとは、ひとことも言ってないんやけど、

ところで、われわれにとってブルーノと聞いて、まっさきに思い浮かぶのは、

自転車の免許しか持たなかった亡き父が買いそろえたレコードに、ブルーノ・ワルターの名盤がいくつもあって、

そういうわけで、今回はブルーノ・ワルターお得意のモーツアルトを流しながらお別れということで、



<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
タグクラウド
最新記事
リンク集(このブログ内)
月別アーカイブ
RSS取得