しかし、テレビゲームやのうて、じっさいゴルフをするとなったら、そうとうお金かかりそうすね、
YouTubeで、かまいたちの山内さんが、千鳥のノブさん行きつけのゴルフショップで価格度外視でクラブセットとバッグを一式そろえたら、驚きの50万越え、
芸能界のトップを走る2人なんで、お金に不自由はしないんで、結果おそろしい額になりましたけど、ゴルフクラブもピンからキリまで、いろんな価格帯で買えるんちゃいます、
そのとおりで、たとえば今年から本気でゴルフを始めた「おいでやす小田」さんが、新品で一式そろえたら30万円ちょっと、小田さんの友人「とにかく明るい安村」さんになると、驚きの税込み8万円ジャスト、
なんでまたそんな安くなるんすか、
野球をやってた学生時代の安村さんは左利(き)きで、そうなると果てしなく高額になるんで、思い切って右利き用でそろえたのがまず第1、第2に中古や型落ちや、あれこれ取り混ぜた組み合わせでそろえたこと、第3に小田さんが教わってるレッスンプロ経由なんで、一般ではあり得ない価格で購入できた点、
それにしても、18万円もした小田さんのゴルフバッグに対して、安村さんのは新品で1万円というのもスゴいし、たしかパターも無料でオマケしてもらったり、
それにしても、50数万円で一式そろえた「かまいたちの山内さん」、残念ながらその後のゴルフ動画はいっさい無く、完全に肩透かしを食らったような、
なんか空しいすね、3人中いちばん高価なゴルフセットが、出番もなく眠り続けてるというのも・・・超売れっ子で時間が無いのも分かりますけど、
いっぽう、小田さんや安村さんは、時間的な余裕もそこそこあるようで、しかも小田さんはレッスンプロについて本格的トレーニングを始めていて、そのプロも認めるほどゴルフの才能があるみたいやし、安村さんもそれに負けないほどセンスが良いみたいで、
ちなみにゴルフクラブ選びについては、レッスンプロの飯塚さんも言っておられましたね・・・最初は中古でじゅうぶん・・・その後、ある程度スコアが出せるようになったら、それぞれのクラブが自分に合ってるかどうか分かってくるんで、その時点で新品のクラブに買い替えていくのがイチバンと、
そのへんは自転車とまったく同じで、取りあえず最初の1台は、中古でも何でもええし、経済状況に見合った、見た目でピンときた中から選べば、即しあわせになれるし、なんなら、手持ちの自転車だけでもそれなりにじゅぶん楽しめるし、
たしか、京都で暮らし始めて10年過ぎるころから、何を思ったか、ママチャリみたいに重い内装3段変速の自転車で、今まで行ったことの無かった南エリアを中心に長い時間走るようになったんすね、
午後3時から自由時間というフリーターの特権を生かして、京都中心部からJRをくぐって南下し始めると、まず西国街道という南西ルートが見つかって、街道ぞいに進んでいくと、桂川の向こうに向日市(むこうし)という見ず知らずの隣町を発見、この町がエラい気に入って、通いつめることに、
この時の感動は無かったですね、
今まではクルマだらけの京都中心部の走りづらさしか無かったけど、まるで違う印象の隣町を、細い路地に至るまで事細かく走るようになると、京都中心部の魅力も逆に分かるようになって来て、そんな数年を過ごすあいだに、ワンランク上の軽くてカッチョイイ自転車が、どうしても欲しくなってきて、
話し変わりますけど、ゴルフの18ホールって、1番から9番までをOUT(アウト)コース、10番から18番をIN(イン)コースというそうですが、
マラソンの折り返しやないけど、行きがアウト、帰りがインって事らしい、
そういう意味では、日々のサイクリングも行って帰りなわけで、相通(あいつう)じる(=共通する)性格があるというか、
ゴルフも自転車も、行って帰って楽しく疲れて、また違うとこへ出かけたり、言ってみれば、小さい旅を繰り返してるわけで、
こじつけかもしれませんが、ゴルフでいうナイスショットは、サイクリングで良い景色をカメラにおさめるナイスショットでもあると、
カメラ持参の日帰りサイクリングなんかは、朝出て目的地まで向かい、そこから折り返して夕方家にもどる、その間(かん)ずっと景色を楽しみながら、とくに素晴らしい場面では、立ち止まって気持ちを集中させて、カメラでナイスショットを決めるわけで、この一連の動きは、まさにゴルフそのもの、
しかし、旅はイイすね、ずいぶん涼しくなってきたし、シーズン到来というか、
こんな過ごしやすい季節なら、近所の気に入ったコースをその日の気分で組み合わせて、カメラ片手に2〜3時間も走って、軽く疲れて家路についたら、もう小さな旅がひとつ完結するわけで、こんな地味な旅をカメラといっしょに繰り返しながら、どんどん自転車が好きになっていったような、
これがバイクだと、疲労感もぜんぜん違いますしね、
バイクと違って、自転車はダイナミックに全身を動かせるから、ほんの小高い丘を越えるだけでも旅の気分になれるし、とにかく静かな乗り物なんで、秋の虫の声や、風に揺れるススキのざわめきすら感じ取ることができるし、もっと寒くなれば体の芯から温まるし、歩きとは比較にならないほど遠くまで行けるし、やっぱりどんな移動手段よりも自転車が最高なんやなあと、ぼかぁ(ぼくは)そう思うんだなあ、最近あらためて…
2023年10月05日
2023年10月01日
スチーム史上初の本格ゴルフゲーム『PGA TOUR 2K23』…難易度マックスで登場するグリーンはゴルフゲーム史上ありえなかった恐ろしさ!
ところで、アメリカのPGAツアーって年間何試合ありますの、
数は一定しないようやけど、だいたい40試合ちょっと・・・このゲームでは35試合くらいか・・・アメリカ国内やからハワイは分かるけど、後半になって登場するイングランドやスコットランドの大会はじっさいどうなんやろ、
しかし、南国ハワイの解放感はもとより、イングランドやスコットランドの雰囲気もじつに良く再現されてますね、
毎年テレ朝(テレビ朝日)が全英オープンを放映しだすと、夏もそろそろ本番やけど、あのテレビ画面どおりの景色の中でプレーできる幸せは無いなあ、
ゲームに登場する Lachlan Crossing というゴルフコースを調べたら、全英オープンに登場する有名なゴルフ場をいくつかブレンドした架空のコースで、その中には、あの悲劇の舞台で有名になったカーヌスティも、
あったなあ、1999年の全英オープン・・・たまたまつけたテレビに、完全に無名だったジャン・バンデべルデというフランス人選手が映し出され、優勝目前の最終ホールで、緊張のあまり完全に自分を見失って、メチャクチャに自滅していく恐ろしい光景がつぶさに・・・あれがきっかけで毎年観るようになったくらい衝撃的シーンやった、
それと同じくらい恐ろしい体験が、『ゴルフ PGA TOUR 2K23』(以下 2K23)でも味わえるとは、
優勝トロフィー欲しさに、あまりにやさしいモードが続いたせいで、ええかげん退屈になってきて、難易度を上げてみたけど、あまり変わらないんで、一気にマックスまで上げたら、とてつもない事態が発生して、グリーン上は一面ころがり地獄・・・気分はまさに最終日最終ホールのジャン・バンデベルデ、
ゴルフゲーム史上、かつて経験しなかった異様な高速グリーンすね、
どう考えてもやり過ぎな演出やけど、ゴルフ解説でよく言われる下りのラインの入れづらさ、上りのラインの入れやすさが、これほど身にしみたことも無いんで、なるほど、プロはこういう所で日々苦しめられてるんやなあと、
ちなみにこの2K23ですが、グリーンだけでなく、フェアウェイもなかなか硬めでよく転がりますね、
難易度マックスにすると、このフェアウェイも恐ろしさ増し増し(ましまし)で、ただ飛ばせば良いという安易な考えは捨てて、打つ前にフェアウェイの傾斜をよくよく確認しておかないと、ボールはたちまち深いラフに転がり込んで四苦八苦という、
しかし、そんな難しさとは反対に、今年から採用されたAボタン三回押しの飛ばし方は、今まで無いほどの優しさですね、
いや、これもこれで難易度が細かく設定されていて、最も優しいモードは気が抜けるほど易(やさ)しいけど、そこから2段階上げたプロアマの設定にすると、とたんにボールの軌道は左右にブレはじめ、地面の傾斜も計算する必要が、
つまり、気楽に遊びたい場合も、じっくり取り組みたい時も、しっかり対応してくれると、
これまでアメリカのゲームといえば、アホみたいにやさしい粗雑(そざつ)なイメージやったけど、そんな先入観をひっくり返すような、きめ細かい本気の作り込みがされていて、じつに奥が深くやりこみ要素がスゴイ、
ちなみに、オフィシャル(メーカー公式)動画には、タイガーウッズが登場していて、ゲーム製作に関わった話などもされてますが、
字幕オンでご視聴ください。
女性問題がきっかけで、ゴルフ界の頂点から一気に転落、再起不能なほどの底辺地獄を何年もさまよい続け・・・それだけに数年前、第一線に返り咲いた時は涙が出るほど嬉しかった、
そんなタイガーや世界で戦う松山英樹(ひでき)も登場する『ゴルフ PGA TOUR 2K23』・・・ゴルフゲーム史に無かった魅力をたくさん詰めこんだリアル志向の本格ゴルフゲームとして、これからも末永く育っていって欲しいすね、
スチームにやっとマジですごいゴルフゲームが誕生したんで、これならPCゲームだけでも十分やっていけそう、というかこのリアル感はここだけの至福の世界とちゃうか、
そうなると、マリオゴルフについては、高確率で来年登場すると言われてる次世代ゲーム機の登場を待ってからでも遅くなさそうすね、
ほんまや、新機種登場となれば、現行のマリオゴルフやスイッチ本体もかなり安く売られるはずやし、
数は一定しないようやけど、だいたい40試合ちょっと・・・このゲームでは35試合くらいか・・・アメリカ国内やからハワイは分かるけど、後半になって登場するイングランドやスコットランドの大会はじっさいどうなんやろ、
しかし、南国ハワイの解放感はもとより、イングランドやスコットランドの雰囲気もじつに良く再現されてますね、
毎年テレ朝(テレビ朝日)が全英オープンを放映しだすと、夏もそろそろ本番やけど、あのテレビ画面どおりの景色の中でプレーできる幸せは無いなあ、
ゲームに登場する Lachlan Crossing というゴルフコースを調べたら、全英オープンに登場する有名なゴルフ場をいくつかブレンドした架空のコースで、その中には、あの悲劇の舞台で有名になったカーヌスティも、
あったなあ、1999年の全英オープン・・・たまたまつけたテレビに、完全に無名だったジャン・バンデべルデというフランス人選手が映し出され、優勝目前の最終ホールで、緊張のあまり完全に自分を見失って、メチャクチャに自滅していく恐ろしい光景がつぶさに・・・あれがきっかけで毎年観るようになったくらい衝撃的シーンやった、
それと同じくらい恐ろしい体験が、『ゴルフ PGA TOUR 2K23』(以下 2K23)でも味わえるとは、
優勝トロフィー欲しさに、あまりにやさしいモードが続いたせいで、ええかげん退屈になってきて、難易度を上げてみたけど、あまり変わらないんで、一気にマックスまで上げたら、とてつもない事態が発生して、グリーン上は一面ころがり地獄・・・気分はまさに最終日最終ホールのジャン・バンデベルデ、
ゴルフゲーム史上、かつて経験しなかった異様な高速グリーンすね、
どう考えてもやり過ぎな演出やけど、ゴルフ解説でよく言われる下りのラインの入れづらさ、上りのラインの入れやすさが、これほど身にしみたことも無いんで、なるほど、プロはこういう所で日々苦しめられてるんやなあと、
ちなみにこの2K23ですが、グリーンだけでなく、フェアウェイもなかなか硬めでよく転がりますね、
難易度マックスにすると、このフェアウェイも恐ろしさ増し増し(ましまし)で、ただ飛ばせば良いという安易な考えは捨てて、打つ前にフェアウェイの傾斜をよくよく確認しておかないと、ボールはたちまち深いラフに転がり込んで四苦八苦という、
しかし、そんな難しさとは反対に、今年から採用されたAボタン三回押しの飛ばし方は、今まで無いほどの優しさですね、
いや、これもこれで難易度が細かく設定されていて、最も優しいモードは気が抜けるほど易(やさ)しいけど、そこから2段階上げたプロアマの設定にすると、とたんにボールの軌道は左右にブレはじめ、地面の傾斜も計算する必要が、
つまり、気楽に遊びたい場合も、じっくり取り組みたい時も、しっかり対応してくれると、
これまでアメリカのゲームといえば、アホみたいにやさしい粗雑(そざつ)なイメージやったけど、そんな先入観をひっくり返すような、きめ細かい本気の作り込みがされていて、じつに奥が深くやりこみ要素がスゴイ、
ちなみに、オフィシャル(メーカー公式)動画には、タイガーウッズが登場していて、ゲーム製作に関わった話などもされてますが、
字幕オンでご視聴ください。
女性問題がきっかけで、ゴルフ界の頂点から一気に転落、再起不能なほどの底辺地獄を何年もさまよい続け・・・それだけに数年前、第一線に返り咲いた時は涙が出るほど嬉しかった、
そんなタイガーや世界で戦う松山英樹(ひでき)も登場する『ゴルフ PGA TOUR 2K23』・・・ゴルフゲーム史に無かった魅力をたくさん詰めこんだリアル志向の本格ゴルフゲームとして、これからも末永く育っていって欲しいすね、
スチームにやっとマジですごいゴルフゲームが誕生したんで、これならPCゲームだけでも十分やっていけそう、というかこのリアル感はここだけの至福の世界とちゃうか、
そうなると、マリオゴルフについては、高確率で来年登場すると言われてる次世代ゲーム機の登場を待ってからでも遅くなさそうすね、
ほんまや、新機種登場となれば、現行のマリオゴルフやスイッチ本体もかなり安く売られるはずやし、
2023年09月28日
ゴルフゲーム不毛地帯のスチームに、とうとうやって来たホンマモン!! とりあえず初年度は、いちばん優しいモードで全試合優勝・・・実在する全トロフィーをコンプリートしてから、じょじょに難易度を上げて行こう!
というわけで、前回のブログからずいぶん日にちがたちましたが、
ひさびさの名作ゴルフゲームにうつつを抜かして、時のたつのも忘れ、
ハマるきっかけは何だったんすか、
先日放映された日本シニアオープンという50歳から参加できる、いわば第2のゴルフステージに、なじみの顔ぶれやシニアから本格参戦する遅咲(おそざ)きの選手や、いずれにせよオジサンばかりが集まって大接戦・・・自分もオジサンなんで、ついつい引き込まれ、
『本日の主役』のたすきで記憶に残る選手になった、あの片山晋呉(しんご)氏も今年から新人なんすね、
カウボーイみたいなテンガロンハットこそかぶってなかったけど、日サロ(日焼けサロン)に通いつめたであろう、いやらしいほど黒く焼けた足を見せつけるように短パン姿での登場、
しかし、いかにもシニアの新人らしく、持病の腰痛対策として、痛み止めを注射しながらの参戦という、
ほかにも、この選手だけスポンサーが異色のヤマハさんということで昔から印象的だった童顔(どうがん)の藤田寛之(ひろゆき)選手も、今じゃカッコいいおじさまとなってシニア界をリードしてるし、
他のスポーツとちがい、ゴルフは50歳から第2の選手生活が歩めるので、独特にオモロいすね、
40代までは下積みを重ねて、やっとここから大輪(だいりん)の花を咲かそうという選手もいれば、若いころに大活躍した選手が、すっかり年老いて戦う姿にも独特の哀愁が見え隠れしたり、おのれも65歳のオッチャンなんで何かと共感したり何かして、
というわけで、10年以上もやらなかったゴルフゲームが急にやりたくなったと、
フライトシミュレーターきっかけで、完全にPC(パソコン)ゲーム派になってたんで、ゴルフ不毛地帯のスチームから探すしかなく、いっそゼルダもやりたいから任天堂スイッチ買ったろかとも思いつつ、試しにこれやってみるかと、期待もしないで始めたゴルフ PGA TOUR(ピージーエイ・ツアー)2K23(2023)、
1万円越えの大作が、10月初めまで3千円代という、この大幅値引きをどうとらえるか、
アナログスティックをつかう独特の操作系に加えて、昔から慣れ親しんだボタン押しのタイミングだけで飛ばす操作方法もあると聞き、これなら自分でもやれそうなんで、
で、これが予想をはるかに上回る名作ゲームだったと、
かなり厳しい目で見てるけど、どうやらこれはホンマモンの名作と認めるしか無さそうな・・・というのも、やればやるほど奥の深さが感じられて、
しかし簡単すぎて、飽きませんか、
そこは、いろいろな難易度設定をいじれば、どうにでも加減できるし・・・ちなみにしゃべりすぎてうるさい実況アナウンスも音無しにできたりと、この辺の自由度も1万円越えのゲームならでは、
とにかく、ゴルフコースに始まり、選手やゴルフメーカーなどなど、すべてが実在するから、嬉しくなりますね、
アメリカのゴルフはほとんど観たこと無いけど、優勝するたびにもらえるトロフィーの素晴らしさは、大げさに言うと美術工芸品をながめるような楽しさなんで、取りあえずいちばん優しい常勝(じょうしょう)モードのまま、すべての大会で優勝して、全トロフィーをコンプリートしておきたい、
しかし、アメリカが舞台のゴルフゲームにしては、意外なほど演出ひかえめで地味な印象すね、
たしかに、イマイチ単調なカメラアングルは、ちょっと残念やけど、いちばんやさしいモードでフェアウェイを淡々と進んでると、なんやろ、座禅(ざぜん)ゴルフというか、一面ミドリの美しい景色や、小鳥のさえずり、ギャラリーの歓声、風の音や空間のざわめきなど、これらに囲まれて、しだいに心が無類に落ち着いて来て、ああこれがゴルフゲームのええとこやなあと改めて気づかされたり、
ゴルフゲームは昔からやってたんすか、
ファミコン時代のマリオオープンゴルフが、当時としては格段に優れていて、最上位クラスはメチャ難しく、手かげん無しの面白さがあって、本気でやるほど手ごたえを感じる名作やった、
そのあとは、
こっちのほうが先になるけど、ファミコン本体の下にセットするディスクシステムでは、『マリオゴルフUSコース』が、上と同じシステムで、とても楽しかった・・・けど、スーファミ時代は意外にもこれらを上回るゴルフゲームとは出会えず、64になって登場したマリオゴルフが、自分の中ではプレステの『みんなのゴルフ』シリーズのはるか上を行く最高傑作・・・いまだにこれ以上のゴルフゲームとは出会えてないまま現在に至る、というか、さらなる進化形がゲームキューブに登場してたんやけど、これを体験してないのは実に悔やまれる、
どっちにしても、マリオゴルフべたぼめすね、
コースの優しさは選べるけど、あとはいっさい手加減無しで、それだけに風や地形をくわしく読んだり、ラフのボールは電卓で飛距離を予想したり、そうやってショットが決まった時の喜びはないし、カメラアングルもいろいろあって飽きないし、現実にはあり得ないコースレイアウトも、TVゲームならではの面白さを演出するし、キャラこそ子供っぽいけど、これ以上本格的なゴルフゲームは作れないのではないかと思うほど、
あと、携帯ゲームのゲームボーイカラーでキャラを育てたり、
ゲームボーイでゴルフをしながらキャラを育て、そのカセットを64のコントローラーに差すと、64のゴルフゲーム上でも育てたキャラが動き出し、
「みんゴル」(みんなのゴルフ)シリーズも非常によく出来てますが、これに比べるとイマイチすか、
超本格的な64マリオゴルフにくらべると、プレーパターンがすぐ読めてきて、ちょっと物足りない・・・たぶん「みんゴル」がイマイチというよりも、64マリオゴルフがスゴすぎたんや、
ともあれ、これまでろくなゴルフゲームが無かったスチームさんから、ようやく本格的な名作が登場して何よりすね、
ホンマや、毎年でなくても構わんから、地道に改良に改良を重ねて、任天堂さんがうらやむほど中身の詰まった底光りする本格派ゴルフゲームに育っていって欲しい、
ひさびさの名作ゴルフゲームにうつつを抜かして、時のたつのも忘れ、
ハマるきっかけは何だったんすか、
先日放映された日本シニアオープンという50歳から参加できる、いわば第2のゴルフステージに、なじみの顔ぶれやシニアから本格参戦する遅咲(おそざ)きの選手や、いずれにせよオジサンばかりが集まって大接戦・・・自分もオジサンなんで、ついつい引き込まれ、
『本日の主役』のたすきで記憶に残る選手になった、あの片山晋呉(しんご)氏も今年から新人なんすね、
カウボーイみたいなテンガロンハットこそかぶってなかったけど、日サロ(日焼けサロン)に通いつめたであろう、いやらしいほど黒く焼けた足を見せつけるように短パン姿での登場、
しかし、いかにもシニアの新人らしく、持病の腰痛対策として、痛み止めを注射しながらの参戦という、
ほかにも、この選手だけスポンサーが異色のヤマハさんということで昔から印象的だった童顔(どうがん)の藤田寛之(ひろゆき)選手も、今じゃカッコいいおじさまとなってシニア界をリードしてるし、
他のスポーツとちがい、ゴルフは50歳から第2の選手生活が歩めるので、独特にオモロいすね、
40代までは下積みを重ねて、やっとここから大輪(だいりん)の花を咲かそうという選手もいれば、若いころに大活躍した選手が、すっかり年老いて戦う姿にも独特の哀愁が見え隠れしたり、おのれも65歳のオッチャンなんで何かと共感したり何かして、
というわけで、10年以上もやらなかったゴルフゲームが急にやりたくなったと、
フライトシミュレーターきっかけで、完全にPC(パソコン)ゲーム派になってたんで、ゴルフ不毛地帯のスチームから探すしかなく、いっそゼルダもやりたいから任天堂スイッチ買ったろかとも思いつつ、試しにこれやってみるかと、期待もしないで始めたゴルフ PGA TOUR(ピージーエイ・ツアー)2K23(2023)、
1万円越えの大作が、10月初めまで3千円代という、この大幅値引きをどうとらえるか、
アナログスティックをつかう独特の操作系に加えて、昔から慣れ親しんだボタン押しのタイミングだけで飛ばす操作方法もあると聞き、これなら自分でもやれそうなんで、
で、これが予想をはるかに上回る名作ゲームだったと、
かなり厳しい目で見てるけど、どうやらこれはホンマモンの名作と認めるしか無さそうな・・・というのも、やればやるほど奥の深さが感じられて、
しかし簡単すぎて、飽きませんか、
そこは、いろいろな難易度設定をいじれば、どうにでも加減できるし・・・ちなみにしゃべりすぎてうるさい実況アナウンスも音無しにできたりと、この辺の自由度も1万円越えのゲームならでは、
とにかく、ゴルフコースに始まり、選手やゴルフメーカーなどなど、すべてが実在するから、嬉しくなりますね、
アメリカのゴルフはほとんど観たこと無いけど、優勝するたびにもらえるトロフィーの素晴らしさは、大げさに言うと美術工芸品をながめるような楽しさなんで、取りあえずいちばん優しい常勝(じょうしょう)モードのまま、すべての大会で優勝して、全トロフィーをコンプリートしておきたい、
しかし、アメリカが舞台のゴルフゲームにしては、意外なほど演出ひかえめで地味な印象すね、
たしかに、イマイチ単調なカメラアングルは、ちょっと残念やけど、いちばんやさしいモードでフェアウェイを淡々と進んでると、なんやろ、座禅(ざぜん)ゴルフというか、一面ミドリの美しい景色や、小鳥のさえずり、ギャラリーの歓声、風の音や空間のざわめきなど、これらに囲まれて、しだいに心が無類に落ち着いて来て、ああこれがゴルフゲームのええとこやなあと改めて気づかされたり、
ゴルフゲームは昔からやってたんすか、
ファミコン時代のマリオオープンゴルフが、当時としては格段に優れていて、最上位クラスはメチャ難しく、手かげん無しの面白さがあって、本気でやるほど手ごたえを感じる名作やった、
そのあとは、
こっちのほうが先になるけど、ファミコン本体の下にセットするディスクシステムでは、『マリオゴルフUSコース』が、上と同じシステムで、とても楽しかった・・・けど、スーファミ時代は意外にもこれらを上回るゴルフゲームとは出会えず、64になって登場したマリオゴルフが、自分の中ではプレステの『みんなのゴルフ』シリーズのはるか上を行く最高傑作・・・いまだにこれ以上のゴルフゲームとは出会えてないまま現在に至る、というか、さらなる進化形がゲームキューブに登場してたんやけど、これを体験してないのは実に悔やまれる、
どっちにしても、マリオゴルフべたぼめすね、
コースの優しさは選べるけど、あとはいっさい手加減無しで、それだけに風や地形をくわしく読んだり、ラフのボールは電卓で飛距離を予想したり、そうやってショットが決まった時の喜びはないし、カメラアングルもいろいろあって飽きないし、現実にはあり得ないコースレイアウトも、TVゲームならではの面白さを演出するし、キャラこそ子供っぽいけど、これ以上本格的なゴルフゲームは作れないのではないかと思うほど、
あと、携帯ゲームのゲームボーイカラーでキャラを育てたり、
ゲームボーイでゴルフをしながらキャラを育て、そのカセットを64のコントローラーに差すと、64のゴルフゲーム上でも育てたキャラが動き出し、
「みんゴル」(みんなのゴルフ)シリーズも非常によく出来てますが、これに比べるとイマイチすか、
超本格的な64マリオゴルフにくらべると、プレーパターンがすぐ読めてきて、ちょっと物足りない・・・たぶん「みんゴル」がイマイチというよりも、64マリオゴルフがスゴすぎたんや、
ともあれ、これまでろくなゴルフゲームが無かったスチームさんから、ようやく本格的な名作が登場して何よりすね、
ホンマや、毎年でなくても構わんから、地道に改良に改良を重ねて、任天堂さんがうらやむほど中身の詰まった底光りする本格派ゴルフゲームに育っていって欲しい、
2023年09月20日
呪われたタイヤ
で、捨ててしまったんすか、買ったばかりのタイヤを、
これ以上使うの、ちょっと気味悪くなって・・・路面のきれいな地方都市で、新品タイヤがひと月三度もパンクするなんてありえへんし、
親の介護のため、京都から地方都市に引っ越して10年あまり・・・まず驚いたのが、パンク修理のやり方を忘れるほどパンクしない町であること、
京都ではようパンクしたから、少し重くなってもサイフに厳しくても、シュワルベのマラソンとかパナレーサーのリブモとか、パンクしないことばかり考えたタイヤ選び、
なかでもパナレーサーのリブモは、シュワルベのマラソンみたいな重さも無く、転(ころ)がりも軽く、ガチでパンク知らずの最優秀タイヤ、
なもんで、同じパナレーサーでも、購入後ひと月たらずで捨ててしまった、グラベルキングのチューブレスレディ 700c×32 は、自身の自転車史上でも、異様なほど短命なタイヤになって、残念を通り越して心が痛いほど、
ちなみに、チューブレスでは無く、いつもどおりチューブを入れて走ったらパンクが連続したと、
タラレバになるけど、もしチューブレスでタイヤ内部にシーラントを流し込む方式やったら、シーラント液がパンク穴を瞬時にふさいで、これほどひどい事にはならんかったかも、
それにしても月三回のパンクというのは、ちょっと異常じゃないすか・・・今までと変わりないコースを走ってたわけですし、
いや、じつはここひと月の間に2度ほど、今まで走ったことの無い霊園だらけの山坂(やまさか)道は走ってるんや、
それが原因なんすか、
分からん、初回は何事も無かったし・・・けど同じルートを逆走した2度目は、最後の下り坂でパンク・・・それも番外編ともいえる奇妙なパンクだったんで、それも気味悪い、
どういうことすか、
この時のパンクは、路面のガラス片とか刺さったわけじゃなく、もともと接着力の弱いシール状のパッチをええ加減に貼った結果、その部分が剥(は)がれて空気が漏れ出したんで、100パー(%)自分のだらしない修理に問題があった・・・けど、それならスローパンクしそうなもんやけど、まるで鋭い突起物を踏んづけたようにいきなりパンと音がするほどハッキリしたパンクで、
これは番外編ですが、これ以外に起こった3回のパンクは、いずれも後輪で、
後輪と同時に履(は)き始めた前輪も同じグラベルキングの(SS=セミスリック)やけど、こちらはここまでまったく問題なく、あたりまえに転がってくれてる、
けっこうワイドですけど、じっさいどんなタイヤなんすか、
だいぶ太目の700c×38にくわえてタイヤの断面も、リブモのような逆三角形でなく底面がべったり路面と密着するタイプなんで、700c×28に慣れた自分には、カーブは独特な重さで曲げづらく感じるけど、走りそのものはとても軽く、ショック吸収性にもすぐれ、悪くない、
しかし不思議なもんすね、パンクした32o幅の後輪より6oもワイドな前輪はパンクしないで、後輪ばかりがパンクするとは、
やっぱり取り憑(つ)かれてたんかなあ、ありえへん話やけど、
このタイヤで最初に起きた不思議なパンクを8月16日のブログ『心霊タイヤなんてあるわけないやん…』で取り上げましたが、ここで夏の怪談風にかなり大げさに取り上げたせいで、あと2回の不可解なパンクが引き寄せられたとか、
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕(くだ)けない』エピソード10『イタリア料理を食べに行こう』で、仗助(じょうすけ)が思い出した間田敏和(はざまだとしかず)のコトバ・・・「どういう理由か、正体(しょうたい)を知らなくても、スタンド使いとスタンド使いは惹(ひ)かれ合う」やないけど、地面とつねに接するタイヤが、たまたまその土地の悪い気ばかりを引き寄せることだって無いとは言えない、
あとちょっと気になったんすけど、サドルとサドルバッグをブルックスの本革製に交換してすぐの連続パンクなんで、これもなんか絡(から)んでるような・・・特にあの独特のニオイは、
そういえば、ニオイに超敏感なスタンド使いがいたなあ、トンネルで大けがした暴(珍)走族の高校生・・・ハイウェイスターをあやつる噴上裕也(ふんがみゆうや)、
この動物系のにおいに誘われて、路上で亡くなった多くの動物霊があとを付けて来て、救いを求めて自転車をパンクさせたとか、
それで革サドルに近い後輪ばかりが狙(ねら)われたと・・・なアホな、
山奥の村では、タヌキやキツネに化かされる怪奇現象が日常的に起こるそうですし、地方都市とはいえ、お墓のたくさんある丘を走ったりすれば、そりゃ色々と変わった現象に出会ってもしかたないんちゃいます、
たしかに、いろんな悪条件が重なれば、新品タイヤが即廃棄処分って事態もまれにありえるかもしれんけど、
ちなみに、今は代役としてどんなタイヤを履(は)いてるんすか、
IRC(Inoue Rubber Company = 井上ゴム工業)のアーバン(URBAN = 街乗り)タイヤ、メトロの700×28C・・・ケブラービードじゃなく安価で重めのスチールビードを使った耐久性と経済性にすぐれたモデルやけど、これがなかなか乗り心地も良くてよく走る・・・パンクの心配をしないで済むしっかりした分厚さも心強い、
自転車では、軽さが正義と言われますけど、タイヤに関してはある程度の重さは、耐(たい)パンク性能や巡航スピードの維持やコストダウンに有利な面もあって、軽ければ一方的に良いというわけでも無さそうな、
ロードバイクでもシクロクロスでもマウンテンバイクでもない、『グラベルバイク』という、非常に分かりづらいジャンルをブチ上げて、一儲(ひともう)け企(たくら)もうとする自転車業界・・・けど、ことタイヤに関しては、耐久性・走行性・経済性のすべてにすぐれた街乗りベーシックモデルが最強なのかも、
これ以上使うの、ちょっと気味悪くなって・・・路面のきれいな地方都市で、新品タイヤがひと月三度もパンクするなんてありえへんし、
親の介護のため、京都から地方都市に引っ越して10年あまり・・・まず驚いたのが、パンク修理のやり方を忘れるほどパンクしない町であること、
京都ではようパンクしたから、少し重くなってもサイフに厳しくても、シュワルベのマラソンとかパナレーサーのリブモとか、パンクしないことばかり考えたタイヤ選び、
なかでもパナレーサーのリブモは、シュワルベのマラソンみたいな重さも無く、転(ころ)がりも軽く、ガチでパンク知らずの最優秀タイヤ、
なもんで、同じパナレーサーでも、購入後ひと月たらずで捨ててしまった、グラベルキングのチューブレスレディ 700c×32 は、自身の自転車史上でも、異様なほど短命なタイヤになって、残念を通り越して心が痛いほど、
ちなみに、チューブレスでは無く、いつもどおりチューブを入れて走ったらパンクが連続したと、
タラレバになるけど、もしチューブレスでタイヤ内部にシーラントを流し込む方式やったら、シーラント液がパンク穴を瞬時にふさいで、これほどひどい事にはならんかったかも、
それにしても月三回のパンクというのは、ちょっと異常じゃないすか・・・今までと変わりないコースを走ってたわけですし、
いや、じつはここひと月の間に2度ほど、今まで走ったことの無い霊園だらけの山坂(やまさか)道は走ってるんや、
それが原因なんすか、
分からん、初回は何事も無かったし・・・けど同じルートを逆走した2度目は、最後の下り坂でパンク・・・それも番外編ともいえる奇妙なパンクだったんで、それも気味悪い、
どういうことすか、
この時のパンクは、路面のガラス片とか刺さったわけじゃなく、もともと接着力の弱いシール状のパッチをええ加減に貼った結果、その部分が剥(は)がれて空気が漏れ出したんで、100パー(%)自分のだらしない修理に問題があった・・・けど、それならスローパンクしそうなもんやけど、まるで鋭い突起物を踏んづけたようにいきなりパンと音がするほどハッキリしたパンクで、
これは番外編ですが、これ以外に起こった3回のパンクは、いずれも後輪で、
後輪と同時に履(は)き始めた前輪も同じグラベルキングの(SS=セミスリック)やけど、こちらはここまでまったく問題なく、あたりまえに転がってくれてる、
けっこうワイドですけど、じっさいどんなタイヤなんすか、
だいぶ太目の700c×38にくわえてタイヤの断面も、リブモのような逆三角形でなく底面がべったり路面と密着するタイプなんで、700c×28に慣れた自分には、カーブは独特な重さで曲げづらく感じるけど、走りそのものはとても軽く、ショック吸収性にもすぐれ、悪くない、
しかし不思議なもんすね、パンクした32o幅の後輪より6oもワイドな前輪はパンクしないで、後輪ばかりがパンクするとは、
やっぱり取り憑(つ)かれてたんかなあ、ありえへん話やけど、
このタイヤで最初に起きた不思議なパンクを8月16日のブログ『心霊タイヤなんてあるわけないやん…』で取り上げましたが、ここで夏の怪談風にかなり大げさに取り上げたせいで、あと2回の不可解なパンクが引き寄せられたとか、
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕(くだ)けない』エピソード10『イタリア料理を食べに行こう』で、仗助(じょうすけ)が思い出した間田敏和(はざまだとしかず)のコトバ・・・「どういう理由か、正体(しょうたい)を知らなくても、スタンド使いとスタンド使いは惹(ひ)かれ合う」やないけど、地面とつねに接するタイヤが、たまたまその土地の悪い気ばかりを引き寄せることだって無いとは言えない、
あとちょっと気になったんすけど、サドルとサドルバッグをブルックスの本革製に交換してすぐの連続パンクなんで、これもなんか絡(から)んでるような・・・特にあの独特のニオイは、
そういえば、ニオイに超敏感なスタンド使いがいたなあ、トンネルで大けがした暴(珍)走族の高校生・・・ハイウェイスターをあやつる噴上裕也(ふんがみゆうや)、
この動物系のにおいに誘われて、路上で亡くなった多くの動物霊があとを付けて来て、救いを求めて自転車をパンクさせたとか、
それで革サドルに近い後輪ばかりが狙(ねら)われたと・・・なアホな、
山奥の村では、タヌキやキツネに化かされる怪奇現象が日常的に起こるそうですし、地方都市とはいえ、お墓のたくさんある丘を走ったりすれば、そりゃ色々と変わった現象に出会ってもしかたないんちゃいます、
たしかに、いろんな悪条件が重なれば、新品タイヤが即廃棄処分って事態もまれにありえるかもしれんけど、
ちなみに、今は代役としてどんなタイヤを履(は)いてるんすか、
IRC(Inoue Rubber Company = 井上ゴム工業)のアーバン(URBAN = 街乗り)タイヤ、メトロの700×28C・・・ケブラービードじゃなく安価で重めのスチールビードを使った耐久性と経済性にすぐれたモデルやけど、これがなかなか乗り心地も良くてよく走る・・・パンクの心配をしないで済むしっかりした分厚さも心強い、
自転車では、軽さが正義と言われますけど、タイヤに関してはある程度の重さは、耐(たい)パンク性能や巡航スピードの維持やコストダウンに有利な面もあって、軽ければ一方的に良いというわけでも無さそうな、
ロードバイクでもシクロクロスでもマウンテンバイクでもない、『グラベルバイク』という、非常に分かりづらいジャンルをブチ上げて、一儲(ひともう)け企(たくら)もうとする自転車業界・・・けど、ことタイヤに関しては、耐久性・走行性・経済性のすべてにすぐれた街乗りベーシックモデルが最強なのかも、
2023年09月15日
フレームから組んでやはり感じた… 27.5 じゃない、この国に必要なんは 26インチの自転車や!
わずか1万円で新品購入した、1990年代製らしきナゾの26インチ・マウンテンバイクのフレームとフォーク、四苦八苦しながら、ようやく完成したみたいですが、
この夏の大きな宿題、無知からくる段取りの悪さも手伝って、結局9月にずれ込んで、なんとか完成して試走を繰り返してるけど、あれこれ問題点も見つかって、そのなかでも決定的なのが、立ちこぎでWレバーがヒザに当たってしまう問題・・・
シフト・ブレーキとも、ケーブルを通す穴や引っかかりがフレームにいくつも溶接されてるんで、それに合わせてケーブルを通してやると、Wレバーの取り付け位置が、当初予定してたダウンチューブじゃなくステム下のヘッドコラムになり、ここだと立ちこぎのたびに、レバーがヒザに当たってどうしようもない、
で、どうしたんすか、
取付位置を下げたりしても当たるから、Wレバーの台座を上下逆向きに取り付けてみたら、ふつうはステムの手前に来るレバーの可動域が、すべてステムの下側に収まって、一件落着(いっけんらくちゃく)、
そのアダプターがこちら。作りもしっかりして高級感があるし、ワイヤー出口の角度が思いのまま変えられるから、無理のないカーブを描いてフレームにつなげる事ができて大助かり!
このとき、シマノのWレバーが非常にあつかいづらかったと、
マイナスドライバーで締(し)めたり弛(ゆる)めたりするんやけど、ゆるみ止めの工夫(くふう)のためか、いちど締めたらなかなか弛まない、ネジ山つぶしそうなほど四苦八苦するうちに、シフトレバーとセットで動かすと、その途中に弛むポイントがあることにやっと気づいた・・・締(し)める時も、同じようにレバーといっしょに動かしてやるとしっかり締まるポイントが見つかる仕組み・・・けど、ウェブで取説を読んでみても、そんな注意書きは一切無く、ここは天下のシマノさん、絶滅危惧種的(ぜつめつきぐしゅてき)シフターやけど、そこはきちんと説明しておかんと、
SIS(シマノ・インデックス・システム)のなかでもいちばんシンプルな変速機なわけですが、その印象は、
左側のフロント変速用レバーは、2速と3速の両方に対応するから、これというクリック感はインナーに入った時だけで無段階レバーと基本同じ・・・でも、右手の8速専用設計のレバーは、これまで経験したどんなシフターよりも大げさにガッチャンガッチャン気持ちよく決まってくれて、これはこれで素朴な魅力があって悪くないかも、
無段階変速と比べてどうすか、
ダイアコンペさんの無段階Wレバーとの比較になるけど、取り付けや調整のしやすさ、自分の指先の感覚ひとつで最適な位置決めができる点など、すべてにおいて無段階Wレバーの圧勝・・・ただSIS(シマノ・インデックス・システム)のWレバーも、ここからシマノの世界制覇が始まる変速システム史の重要な一幕(ひとまく)なんで、これはこれで経験できて良かったような・・・どちらにしても、変速をWレバーにすると、ドロップハンドルに取り付けるブレーキの種類も増えるし、デュアルコントロールレバーと違って、機能がブレーキだけになるから、低価格なのに外観も操作感も洗練されて、とても気分がいい、
今回選んだのはダイアコンペさんのVブレーキ対応モデルで、1万円もしましたが、
デザイン性も優れてるけど、操作感もこれまでで最高・・・26インチフレームとか言う前に、このブレーキがあるから乗りたくなるほどええ感じ・・・同梱(どうこん)のVブレーキ調整金具まで重厚で美しい、
このレバーにすると、Vブレーキのガッツリした制動力はそのままに、とても繊細なコントロールができるんで、正直、ディスクブレーキが必要ないと感じるほど・・・この夏最高の収穫!
で、完成した26インチMTBですが、じっさい乗るのは1年ぶりすね、
これまではアルミフレームだったんで、クロモリになった今回は車重も1s増えて約12s・・・けれどもタイヤ幅1.75から来る重だるさは全く無くて、路面からの突き上げは、すべて角が取れ丸みを帯びて、
ちなみに、26インチ用タイヤは、何を履(は)いてるんすか、
自分で購入したんやけど、当時なにを考えてたのか、一本720グラムもするパナレーサーのURBAN(アーバン=街乗り)モデル Hi-Road S (ハイロードスリック) の1.75幅、
ちなみに、同じハイロードスリックでも、サイドスキン(軽量化のために側面はゴムの保護膜を省略する)タイプはぐっと軽量な470グラム・・・次回はこれでもイイすね、
税込み3,190円で、お財布に優しいし・・・基本街乗り用やし、サイドスキンでじゅうぶんやな、
むかしは、同社の街乗り最強モデルRIBMO(リブモ)の1.5幅をよく使ってましたが、
パンク知らずの快速タイヤで有名やけど、サイドもバッチリ補強してるんで、460グラムもして、価格も倍以上の7,040円・・・だったら、未経験の1.25幅で350グラムのモデルもいちど試したい、
あらためて、26インチのタイヤとホイール、乗ってみてどうすか、
やはり27.5とは別物で、独特の軽快感、具体的に言うと直進を邪魔しない程度に軽いハンドリング、低中速域での心地よい加速感、27.5ほどではないけれど必要かつ十分な巡航(定速安定走行)性能、手の内に収まるコンパクト感、
マイナス面は、
身長180pには700cのフレームとホイールがベストバランスと言われるけど、なるほどそのとおりで、26インチのフレームになると、サドルがかなり上がる分、ヘッドコラムもフレームからそうとう高く突き出して、バランス的にはイマイチ・・・もっとも、そんな長いフォークコラムだからこそ、そこにWレバーも取り付けられたわけで、これはこれで十分気に入ってるけど、
ズバリ、26インチホイールは必要すか、
ぜったい必要、むしろ27.5インチのほうが無くてもいいような、
どういう点で、
700cだと細く軽く硬いタイヤで、より速くキビキビ走りたくなるけど、26インチはその逆で、振動吸収性に優れた太めで重いタイヤを履(は)かせて、ゆったりまったり走らせるとええ感じ・・・その延長でちょっとしたオフロード(=グラベル)にも入って行けるような、
ちなみに、27.5インチ不要論の根拠は、
どこまでも定速でまっすぐ走ろうとする面白さはあるけど、全体的にかなり大味(おおあじ=一本調子な味わい)で、身長180センチの自分でも、ときに持て余すほどデカくて重(おも)い・・・何度も言うけど、この国で26インチが絶滅危惧種になること自体、どう考えても異常なわけで・・・欧米のいかつい男性が乗るなら別として、160センチ前後の男女も多く居てるこの国にあって、26インチは必要不可欠なサイズ、
じゃあ26インチと700cのふたつがあれば十分満足できると、
1980年代前後、まだWレバーしか無かったころの自転車のカタログを見てみると、同じ車種でもこのふたつのホイールサイズが選べて、26インチは長旅用、700cはスポーツ用・・・こんな乗り分けを現代に復活させたら、メチャええねんけどなあ、
1976年のブリジストン・ユーラシアのカタログがじつに興味深い。当時の基本は26インチ、快速性を強調した派生モデルが27インチで、これがのちに700cに取って代わるという自転車昔話(むかしばなし)
https://cyclotourist.web.fc2.com/special_71.html
ついでに、ディスクブレーキについては、
モーターサイクル(バイク)なみのスピードを出したり、えげつない坂を下ったり、雨の日もよく走るなら、ありがたいメカニズムやけど、自分でホイール組みすると覚悟決めた以上、リムをすり減らしながら減速するリムブレーキでじゅうぶん、
ディスクブレーキの音鳴り振動問題もけっこう激しく根深いモノがありますしね、
ちょっとの油分でも音鳴りが止まらなくなるし、それに伴う振動もかゆくなるほど激しいし、油分を吸ったパッドをやすりで削ったりする作業も厄介(やっかい)やし・・・とにかくローターとパッドのすき間がせますぎて精密な調整がとてもやりづらいのが最大の難点、
総合力でいうと、携帯工具の5oアーレンキーがあれば、その場で音鳴りも振動も簡単に解決できるリムブレーキの圧勝すか、
ディスクブレーキは、専門のメカニックが常時サポートしてくれるおぼっちゃま君的環境が無いと、ちょっとムリかも・・・いずれにしても、なにかと売りたがりな自転車業界にいちいち乗せられちゃ、あきまへん、
最後に、26インチ関連でやりたい事とかあれば、
軽量で少し太めのタイヤを履かせて、悪路にも強い26インチのピストバイクを組みたい、
レバー台座を上下逆に取り付けるアイデアが思い浮かばず、立ちこぎでヒザがレバーに当たって悩んでた三日前の写真
PENTAX KP smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED[IF]
この夏の大きな宿題、無知からくる段取りの悪さも手伝って、結局9月にずれ込んで、なんとか完成して試走を繰り返してるけど、あれこれ問題点も見つかって、そのなかでも決定的なのが、立ちこぎでWレバーがヒザに当たってしまう問題・・・
シフト・ブレーキとも、ケーブルを通す穴や引っかかりがフレームにいくつも溶接されてるんで、それに合わせてケーブルを通してやると、Wレバーの取り付け位置が、当初予定してたダウンチューブじゃなくステム下のヘッドコラムになり、ここだと立ちこぎのたびに、レバーがヒザに当たってどうしようもない、
で、どうしたんすか、
取付位置を下げたりしても当たるから、Wレバーの台座を上下逆向きに取り付けてみたら、ふつうはステムの手前に来るレバーの可動域が、すべてステムの下側に収まって、一件落着(いっけんらくちゃく)、
そのアダプターがこちら。作りもしっかりして高級感があるし、ワイヤー出口の角度が思いのまま変えられるから、無理のないカーブを描いてフレームにつなげる事ができて大助かり!
ディズナ Lever Column Mount (レバーコラムマウント) Dixna 価格:9,570円 |
このとき、シマノのWレバーが非常にあつかいづらかったと、
マイナスドライバーで締(し)めたり弛(ゆる)めたりするんやけど、ゆるみ止めの工夫(くふう)のためか、いちど締めたらなかなか弛まない、ネジ山つぶしそうなほど四苦八苦するうちに、シフトレバーとセットで動かすと、その途中に弛むポイントがあることにやっと気づいた・・・締(し)める時も、同じようにレバーといっしょに動かしてやるとしっかり締まるポイントが見つかる仕組み・・・けど、ウェブで取説を読んでみても、そんな注意書きは一切無く、ここは天下のシマノさん、絶滅危惧種的(ぜつめつきぐしゅてき)シフターやけど、そこはきちんと説明しておかんと、
SIS(シマノ・インデックス・システム)のなかでもいちばんシンプルな変速機なわけですが、その印象は、
左側のフロント変速用レバーは、2速と3速の両方に対応するから、これというクリック感はインナーに入った時だけで無段階レバーと基本同じ・・・でも、右手の8速専用設計のレバーは、これまで経験したどんなシフターよりも大げさにガッチャンガッチャン気持ちよく決まってくれて、これはこれで素朴な魅力があって悪くないかも、
無段階変速と比べてどうすか、
ダイアコンペさんの無段階Wレバーとの比較になるけど、取り付けや調整のしやすさ、自分の指先の感覚ひとつで最適な位置決めができる点など、すべてにおいて無段階Wレバーの圧勝・・・ただSIS(シマノ・インデックス・システム)のWレバーも、ここからシマノの世界制覇が始まる変速システム史の重要な一幕(ひとまく)なんで、これはこれで経験できて良かったような・・・どちらにしても、変速をWレバーにすると、ドロップハンドルに取り付けるブレーキの種類も増えるし、デュアルコントロールレバーと違って、機能がブレーキだけになるから、低価格なのに外観も操作感も洗練されて、とても気分がいい、
今回選んだのはダイアコンペさんのVブレーキ対応モデルで、1万円もしましたが、
デザイン性も優れてるけど、操作感もこれまでで最高・・・26インチフレームとか言う前に、このブレーキがあるから乗りたくなるほどええ感じ・・・同梱(どうこん)のVブレーキ調整金具まで重厚で美しい、
このレバーにすると、Vブレーキのガッツリした制動力はそのままに、とても繊細なコントロールができるんで、正直、ディスクブレーキが必要ないと感じるほど・・・この夏最高の収穫!
DIA COMPE(ダイア コンペ) ブレーキレバー Vブレーキ用 ブラウン GC EVO-V 価格:14,541円 |
で、完成した26インチMTBですが、じっさい乗るのは1年ぶりすね、
これまではアルミフレームだったんで、クロモリになった今回は車重も1s増えて約12s・・・けれどもタイヤ幅1.75から来る重だるさは全く無くて、路面からの突き上げは、すべて角が取れ丸みを帯びて、
ちなみに、26インチ用タイヤは、何を履(は)いてるんすか、
自分で購入したんやけど、当時なにを考えてたのか、一本720グラムもするパナレーサーのURBAN(アーバン=街乗り)モデル Hi-Road S (ハイロードスリック) の1.75幅、
ちなみに、同じハイロードスリックでも、サイドスキン(軽量化のために側面はゴムの保護膜を省略する)タイプはぐっと軽量な470グラム・・・次回はこれでもイイすね、
税込み3,190円で、お財布に優しいし・・・基本街乗り用やし、サイドスキンでじゅうぶんやな、
むかしは、同社の街乗り最強モデルRIBMO(リブモ)の1.5幅をよく使ってましたが、
パンク知らずの快速タイヤで有名やけど、サイドもバッチリ補強してるんで、460グラムもして、価格も倍以上の7,040円・・・だったら、未経験の1.25幅で350グラムのモデルもいちど試したい、
あらためて、26インチのタイヤとホイール、乗ってみてどうすか、
やはり27.5とは別物で、独特の軽快感、具体的に言うと直進を邪魔しない程度に軽いハンドリング、低中速域での心地よい加速感、27.5ほどではないけれど必要かつ十分な巡航(定速安定走行)性能、手の内に収まるコンパクト感、
マイナス面は、
身長180pには700cのフレームとホイールがベストバランスと言われるけど、なるほどそのとおりで、26インチのフレームになると、サドルがかなり上がる分、ヘッドコラムもフレームからそうとう高く突き出して、バランス的にはイマイチ・・・もっとも、そんな長いフォークコラムだからこそ、そこにWレバーも取り付けられたわけで、これはこれで十分気に入ってるけど、
ズバリ、26インチホイールは必要すか、
ぜったい必要、むしろ27.5インチのほうが無くてもいいような、
どういう点で、
700cだと細く軽く硬いタイヤで、より速くキビキビ走りたくなるけど、26インチはその逆で、振動吸収性に優れた太めで重いタイヤを履(は)かせて、ゆったりまったり走らせるとええ感じ・・・その延長でちょっとしたオフロード(=グラベル)にも入って行けるような、
ちなみに、27.5インチ不要論の根拠は、
どこまでも定速でまっすぐ走ろうとする面白さはあるけど、全体的にかなり大味(おおあじ=一本調子な味わい)で、身長180センチの自分でも、ときに持て余すほどデカくて重(おも)い・・・何度も言うけど、この国で26インチが絶滅危惧種になること自体、どう考えても異常なわけで・・・欧米のいかつい男性が乗るなら別として、160センチ前後の男女も多く居てるこの国にあって、26インチは必要不可欠なサイズ、
じゃあ26インチと700cのふたつがあれば十分満足できると、
1980年代前後、まだWレバーしか無かったころの自転車のカタログを見てみると、同じ車種でもこのふたつのホイールサイズが選べて、26インチは長旅用、700cはスポーツ用・・・こんな乗り分けを現代に復活させたら、メチャええねんけどなあ、
1976年のブリジストン・ユーラシアのカタログがじつに興味深い。当時の基本は26インチ、快速性を強調した派生モデルが27インチで、これがのちに700cに取って代わるという自転車昔話(むかしばなし)
https://cyclotourist.web.fc2.com/special_71.html
ついでに、ディスクブレーキについては、
モーターサイクル(バイク)なみのスピードを出したり、えげつない坂を下ったり、雨の日もよく走るなら、ありがたいメカニズムやけど、自分でホイール組みすると覚悟決めた以上、リムをすり減らしながら減速するリムブレーキでじゅうぶん、
ディスクブレーキの音鳴り振動問題もけっこう激しく根深いモノがありますしね、
ちょっとの油分でも音鳴りが止まらなくなるし、それに伴う振動もかゆくなるほど激しいし、油分を吸ったパッドをやすりで削ったりする作業も厄介(やっかい)やし・・・とにかくローターとパッドのすき間がせますぎて精密な調整がとてもやりづらいのが最大の難点、
総合力でいうと、携帯工具の5oアーレンキーがあれば、その場で音鳴りも振動も簡単に解決できるリムブレーキの圧勝すか、
ディスクブレーキは、専門のメカニックが常時サポートしてくれるおぼっちゃま君的環境が無いと、ちょっとムリかも・・・いずれにしても、なにかと売りたがりな自転車業界にいちいち乗せられちゃ、あきまへん、
最後に、26インチ関連でやりたい事とかあれば、
軽量で少し太めのタイヤを履かせて、悪路にも強い26インチのピストバイクを組みたい、
レバー台座を上下逆に取り付けるアイデアが思い浮かばず、立ちこぎでヒザがレバーに当たって悩んでた三日前の写真
PENTAX KP smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED[IF]
2023年09月09日
琵琶湖疎水(びわこそすい)って、グラベルバイクのためにあるんやで(後編)
しかし、いいんすか、こんなにのんびりしてて・・・もう後編なのに、まだ南禅寺の手前、しかも自転車を降りて、すてきなビルに入ろうとしてますが、
ええねん、非常に分かりづらい山科疎水の取っかかりへスムーズにだとりつくまでが勝負で、いったん山科疎水に入ったら、あとは道なりに進むだけやし、
しかし、このビルからの眺めはええもんすね、岡崎公園の疎水は広々として、
琵琶湖疏水記念館というくらいなんで、疎水の中でも極上(ごくじょう)の場所に建てられてるみたいやな・・・この景色、RICHO GRVx で写したかった・・・
観光客は南禅寺や、そのとなりの蹴上(けあげ)インクライン(琵琶湖疏水へ船を引っ張り上げる線路)に集中するから、こんなステキな場所が超穴場の貸し切り状態、
疎水パーキングともいえる南禅寺の船溜まり(ふなだまり)を見下ろしながら、右手の動物園からは、ときおり象さんのパオーンが聞こえたり聞こえなかったり・・・しかし、そもそもゾウさん居てたかな、
明治大正時代は、ここまで蒸気船でやって来て、ここから上陸して南禅寺などを見て回り、まら乗船して、びわ湖へ向かうのが最上級の旅だったんすね、
じっさい今でも春の観光シーズンには、岡崎公園をつらぬくこの広い疎水の両脇に、やり過ぎなくらいサクラが咲き誇るもんな、
この記念館で疎水の予備知識を入れてから、広重(ひろしげ)の浮世絵で有名な東海道五十三次の道筋をたどって坂を上り下りして山科区に入り、山科区を流れる琵琶湖疏水、通称『山科疎水』のスタート地点を探しに行くと、
東海道五十三次も今はクルマだらけで、これという風情(ふぜい)も無いけれど、気をつけて見てみると、道路の向かいには、かつての街道の遺構(いこう)がさり気なく展示されたりして、やはり観光都市京都はひと味ちゃうな、
先ほどの疎水記念館もそうですが、誰が見るでもないのに、小さな観光スポットまで、しっかり見せる工夫がされていて、この町に住んだらカメラ好きになるのも、うなずけますね、
これでサクラが咲いたりしようモンなら、自転車も押し歩くようになって、しまいにサクラを撮影しすぎてサクラ酔いという、けだるくのぼせた気分になったりして、
できれば、ほどほどに済ませたいけど、あっという間に散ってしまうサクラだけに、ついつい欲張って撮(と)り過ぎてまうと、
とか言うてるあいだに、坂を下ると山科区、
ここから左手の住宅街に入り込むわけですが、
何度も走った山科疎水やけど、この最初の取っかかりだけは、いつも道をまちがえそうで緊張する、
まるで来る者を阻(はば)む迷路のような住宅密集地、
「ここ入ってもええんかなあ」というような細いすき間から入って行けたり、逆にそこは家の敷地だったり、けっこう静かな勇気も必要になるし、
といいながら、住宅街に入ってから、かなり登ってますね、
この坂のおかげで、山科疎水からの見晴らしが、また一段とええわけで、
近所に住まわれてるヒトは幸せすね、こんな贅沢(ぜいたく)な遊歩道を朝な夕なに散歩できるなんて、
最初に出くわす大きな森は天智天皇陵(てんちてんのうりょう)やけど、その背後の深い森を心静かに歩けるなんて、日本でもここだけちゃうか、
こんな深い森がメインの前半にくらべて、後半エリアはより視界が開けて、眼下(がんか)には鉄道模型のようなJRや京阪(けいはん)電鉄の線路、その先には山科区の町並みがひとつの市のようにどこまでも広がって見える、
いろいろな景色に出会えるのも、山科疎水ならでは、
半分過ぎるころから、遊歩道の道幅も広がり、公園で子供を遊ばす家族連れもちらほら、
サクラもええけど、紅葉もまた見事で、あまりに美しいと、自転車から降りて歩いたりなんかして、
山科疎水も最後になると土の道も無くなり、ふつうにクルマが通る細長い住宅街のゆるい坂道に・・・ここから疎水も最後の長いトンネルに吸い込まれ、
ここから山越えして琵琶湖へ向かうんやけど、どの道が正解なのか、これまた分かりづらい、
このエリアでとくに印象的なのは、西大津バイパスの高架ですね・・・無表情なコンクリートの太い支柱(しちゅう)が連続して、
そんなコンクリートの足元にある普門寺(ふもんじ)の横から土の道で峠越えもできるけど、自転車なら、その少し先、源照寺(げんしょうじ)のちょっと手前からバイパスをくぐって激坂登りをする方がええかも・・・いずれにせよ、名水の湧き出る峠に向かうことになるけど、
なぜこっちのコースがオススメなんすか、
激坂のぼり切ると、西大津バイパスや山科の町並みが一望できるんで、ここも形の良い雲が出てたらタテヨコ2枚ほど、GRVでパシャリと、
さっきからRICHO GRV(ジーアールスリー) がちょくちょく登場しますが、末尾にxが付いてるのと付いてないのがあるんすか、
35oフィルム換算28oの広角レンズひとすじのGRシリーズやけど、とうとう最新モデルではその禁を破り、広角レンズと標準レンズのええとこ取りの40oというシブい画角も登場・・・その機種の末尾にx(エックス)が付いてるんや、
ともあれ、ここまで来たら、あとは峠を越えて、道なりに大津の街へ入っていくばかりですね、
歴史ある大津の町も、限りなく道の選択肢があるけど、その迷いも楽しみながら、三井寺直下の疎水トンネルを愛(め)でるなり、浜大津の港を目指すなり・・・というか、仮想のRICHO GRVxを懐(ふところ)に忍(しの)ばせて、おのれがスローサイクリングしたなってきた、
ええねん、非常に分かりづらい山科疎水の取っかかりへスムーズにだとりつくまでが勝負で、いったん山科疎水に入ったら、あとは道なりに進むだけやし、
しかし、このビルからの眺めはええもんすね、岡崎公園の疎水は広々として、
琵琶湖疏水記念館というくらいなんで、疎水の中でも極上(ごくじょう)の場所に建てられてるみたいやな・・・この景色、RICHO GRVx で写したかった・・・
観光客は南禅寺や、そのとなりの蹴上(けあげ)インクライン(琵琶湖疏水へ船を引っ張り上げる線路)に集中するから、こんなステキな場所が超穴場の貸し切り状態、
疎水パーキングともいえる南禅寺の船溜まり(ふなだまり)を見下ろしながら、右手の動物園からは、ときおり象さんのパオーンが聞こえたり聞こえなかったり・・・しかし、そもそもゾウさん居てたかな、
明治大正時代は、ここまで蒸気船でやって来て、ここから上陸して南禅寺などを見て回り、まら乗船して、びわ湖へ向かうのが最上級の旅だったんすね、
じっさい今でも春の観光シーズンには、岡崎公園をつらぬくこの広い疎水の両脇に、やり過ぎなくらいサクラが咲き誇るもんな、
この記念館で疎水の予備知識を入れてから、広重(ひろしげ)の浮世絵で有名な東海道五十三次の道筋をたどって坂を上り下りして山科区に入り、山科区を流れる琵琶湖疏水、通称『山科疎水』のスタート地点を探しに行くと、
東海道五十三次も今はクルマだらけで、これという風情(ふぜい)も無いけれど、気をつけて見てみると、道路の向かいには、かつての街道の遺構(いこう)がさり気なく展示されたりして、やはり観光都市京都はひと味ちゃうな、
先ほどの疎水記念館もそうですが、誰が見るでもないのに、小さな観光スポットまで、しっかり見せる工夫がされていて、この町に住んだらカメラ好きになるのも、うなずけますね、
これでサクラが咲いたりしようモンなら、自転車も押し歩くようになって、しまいにサクラを撮影しすぎてサクラ酔いという、けだるくのぼせた気分になったりして、
できれば、ほどほどに済ませたいけど、あっという間に散ってしまうサクラだけに、ついつい欲張って撮(と)り過ぎてまうと、
とか言うてるあいだに、坂を下ると山科区、
ここから左手の住宅街に入り込むわけですが、
何度も走った山科疎水やけど、この最初の取っかかりだけは、いつも道をまちがえそうで緊張する、
まるで来る者を阻(はば)む迷路のような住宅密集地、
「ここ入ってもええんかなあ」というような細いすき間から入って行けたり、逆にそこは家の敷地だったり、けっこう静かな勇気も必要になるし、
といいながら、住宅街に入ってから、かなり登ってますね、
この坂のおかげで、山科疎水からの見晴らしが、また一段とええわけで、
近所に住まわれてるヒトは幸せすね、こんな贅沢(ぜいたく)な遊歩道を朝な夕なに散歩できるなんて、
最初に出くわす大きな森は天智天皇陵(てんちてんのうりょう)やけど、その背後の深い森を心静かに歩けるなんて、日本でもここだけちゃうか、
こんな深い森がメインの前半にくらべて、後半エリアはより視界が開けて、眼下(がんか)には鉄道模型のようなJRや京阪(けいはん)電鉄の線路、その先には山科区の町並みがひとつの市のようにどこまでも広がって見える、
いろいろな景色に出会えるのも、山科疎水ならでは、
半分過ぎるころから、遊歩道の道幅も広がり、公園で子供を遊ばす家族連れもちらほら、
サクラもええけど、紅葉もまた見事で、あまりに美しいと、自転車から降りて歩いたりなんかして、
山科疎水も最後になると土の道も無くなり、ふつうにクルマが通る細長い住宅街のゆるい坂道に・・・ここから疎水も最後の長いトンネルに吸い込まれ、
ここから山越えして琵琶湖へ向かうんやけど、どの道が正解なのか、これまた分かりづらい、
このエリアでとくに印象的なのは、西大津バイパスの高架ですね・・・無表情なコンクリートの太い支柱(しちゅう)が連続して、
そんなコンクリートの足元にある普門寺(ふもんじ)の横から土の道で峠越えもできるけど、自転車なら、その少し先、源照寺(げんしょうじ)のちょっと手前からバイパスをくぐって激坂登りをする方がええかも・・・いずれにせよ、名水の湧き出る峠に向かうことになるけど、
なぜこっちのコースがオススメなんすか、
激坂のぼり切ると、西大津バイパスや山科の町並みが一望できるんで、ここも形の良い雲が出てたらタテヨコ2枚ほど、GRVでパシャリと、
さっきからRICHO GRV(ジーアールスリー) がちょくちょく登場しますが、末尾にxが付いてるのと付いてないのがあるんすか、
35oフィルム換算28oの広角レンズひとすじのGRシリーズやけど、とうとう最新モデルではその禁を破り、広角レンズと標準レンズのええとこ取りの40oというシブい画角も登場・・・その機種の末尾にx(エックス)が付いてるんや、
ともあれ、ここまで来たら、あとは峠を越えて、道なりに大津の街へ入っていくばかりですね、
歴史ある大津の町も、限りなく道の選択肢があるけど、その迷いも楽しみながら、三井寺直下の疎水トンネルを愛(め)でるなり、浜大津の港を目指すなり・・・というか、仮想のRICHO GRVxを懐(ふところ)に忍(しの)ばせて、おのれがスローサイクリングしたなってきた、
2023年09月06日
琵琶湖疎水(びわこそすい)って、グラベルバイクのためにあるんやで(中編)
ところで、本題の山科疎水(やましなそすい)や琵琶湖疏水なんですが、そもそも疎水(そすい)という聞き慣れない言葉の意味から、ハッキリさせてもらわんと、
たしかに今じゃ使われない言葉やもんな・・・調べたら、人工河川(かせん)とか運河(うんが)とか、ようするにヒトのチカラで作られた川のことを指(さ)して言うらしい、
その中でも有名なのが、京都の東、南禅寺や蹴上(けあげ)のあたりから、びわ湖へと通じる琵琶湖疏水・・・同じ流れでは無いけれど、南禅寺の少し北にある「哲学の道」も、やはり疎水にそって続く遊歩道としてあまりにも有名、
明治時代末期に完成したときは、観光蒸気船が南禅寺の船溜(ふなだ)まりから蹴上(けあげ)のケーブルカーで坂を上り、疎水にそっていくつものトンネルを抜けて琵琶湖まで運行していたんやなあ、
数年前から、そんな船旅(ふなたび)が忠実に再現されてるんすね、さすがに蒸気機関ではありませんが、
で、われわれも、この観光船のルートにそって、蹴上(けあげ)から琵琶湖に向かうわけで・・・もっとも船はすぐトンネルに入ってしまうから、われわれのスタート地点は、山科区の迷路みたいな住宅街を抜けた先にとつぜん現れる『千と千尋(せんとちひろ)』みたいなトンネル出口からになるけど・・・ちなみに琵琶湖疏水のうち、京都市山科区を流れる8割くらいの区間は、俗に『山科疎水』とも呼ばれていて、この疎水にそって続く遊歩道がとにかく素晴らしい、
どんな素晴らしさなんすか、
特に前半部分は、観光客でいつもにぎわう哲学の道とは比較にならないほど神秘的な静けさで、高台にあるからときおり山科区の街並みが見晴らせて、すぐ足元をJRや私鉄が往来し、有名な社寺仏閣(しゃじぶっかく)も多く、四季を通じて美しい自然に囲まれてる、
観光バスや自家用車の駐車スペースが作れない地形的な理由から、春のサクラの時期に数日こみあう程度で、それ以外は地元の人々の散歩コースとして利用されるくらいなんすね、
山すそのミドリ豊かな高台の水路にそって、クルマが入れない閑雅な(かんがな=のどかで気品のある)遊歩道が細く長くのびて・・・そのほとんどが舗装されていない土の道で、歩く人もまばらなので、グラベルバイクが走るのにも最適・・・春のサクラ、秋の紅葉、夏は木陰(こかげ)が涼しく、冬は深い木立(こだち)が、北風を防いでくれる、
琵琶湖疏水とは別に、鴨川疎水(かもがわ そすい)もあるとか、
ウィキペディアには「鴨川運河」の項目で登場するけど、部分的に鴨川を利用しながら、京都市南部、伏見(ふしみ)の城下町へ流れていく人工の水路で、ここもグラベルバイク低速走行にぴったりな味わい深い細道が続いてる・・・ただ実際に走れる区間は、伏見稲荷のあたりから南なんで、そこまでは東福寺や伏見稲荷をゆっくり走りながら鴨川運河へ向かうとスムーズ、
「疎水」という古風な呼び名のとおり、この水路は今じゃ無用の長物(ちょうぶつ)なんで、ヒマなオジサンが、カメラ片手に自転車散歩するには最高のルートなんすね、
途中、国道24号線の部分は地下水路になるけど、最終的には伏見の街の南、宇治川に接する三栖の閘門(みすのこうもん)という古風な水門が見えてきたら、そこがゴール地点、
伏見の町中に入るとまた雰囲気もがらっと変わって楽しいすね、
深い森の中を流れる山科疎水とは対照的な都会的魅力があって、伏見に入ると城下町だったころの運河も加わって、名水が湧き出るために酒造会社も多く、ここもまたゆっくり走るほど味わいが深まるエリア・・・良い景色が向こうから勝手にやって来るから、分身のように愛着あるカメラと常に行動を共にしていただきたい、
小型で小粋(こいき)なリミテッドレンズと、そのために専用設計されたコンパクトな光学一眼レフボディ PENTAX KPの組み合わせ(KP本体は残念ながら製造終了)。これにいったんハマると、同社のGRV以外は欲しくなくなるほど・・・高価な神レンズ31oばかりが注目されるけど、じっさいのところ、KPのデザイナーが最も美しい組み合わせとしてイチ押しする標準マクロの35oを中心として、35oフィルム換算28oと35oのいいとこ取りのパンケーキ21oと、ほぼパンケーキなほどコンパクトな望遠70oの3本もあればほぼ無敵状態・・・やはり使えば使うほどペンタックス!
たしかに今じゃ使われない言葉やもんな・・・調べたら、人工河川(かせん)とか運河(うんが)とか、ようするにヒトのチカラで作られた川のことを指(さ)して言うらしい、
その中でも有名なのが、京都の東、南禅寺や蹴上(けあげ)のあたりから、びわ湖へと通じる琵琶湖疏水・・・同じ流れでは無いけれど、南禅寺の少し北にある「哲学の道」も、やはり疎水にそって続く遊歩道としてあまりにも有名、
明治時代末期に完成したときは、観光蒸気船が南禅寺の船溜(ふなだ)まりから蹴上(けあげ)のケーブルカーで坂を上り、疎水にそっていくつものトンネルを抜けて琵琶湖まで運行していたんやなあ、
数年前から、そんな船旅(ふなたび)が忠実に再現されてるんすね、さすがに蒸気機関ではありませんが、
で、われわれも、この観光船のルートにそって、蹴上(けあげ)から琵琶湖に向かうわけで・・・もっとも船はすぐトンネルに入ってしまうから、われわれのスタート地点は、山科区の迷路みたいな住宅街を抜けた先にとつぜん現れる『千と千尋(せんとちひろ)』みたいなトンネル出口からになるけど・・・ちなみに琵琶湖疏水のうち、京都市山科区を流れる8割くらいの区間は、俗に『山科疎水』とも呼ばれていて、この疎水にそって続く遊歩道がとにかく素晴らしい、
どんな素晴らしさなんすか、
特に前半部分は、観光客でいつもにぎわう哲学の道とは比較にならないほど神秘的な静けさで、高台にあるからときおり山科区の街並みが見晴らせて、すぐ足元をJRや私鉄が往来し、有名な社寺仏閣(しゃじぶっかく)も多く、四季を通じて美しい自然に囲まれてる、
観光バスや自家用車の駐車スペースが作れない地形的な理由から、春のサクラの時期に数日こみあう程度で、それ以外は地元の人々の散歩コースとして利用されるくらいなんすね、
山すそのミドリ豊かな高台の水路にそって、クルマが入れない閑雅な(かんがな=のどかで気品のある)遊歩道が細く長くのびて・・・そのほとんどが舗装されていない土の道で、歩く人もまばらなので、グラベルバイクが走るのにも最適・・・春のサクラ、秋の紅葉、夏は木陰(こかげ)が涼しく、冬は深い木立(こだち)が、北風を防いでくれる、
琵琶湖疏水とは別に、鴨川疎水(かもがわ そすい)もあるとか、
ウィキペディアには「鴨川運河」の項目で登場するけど、部分的に鴨川を利用しながら、京都市南部、伏見(ふしみ)の城下町へ流れていく人工の水路で、ここもグラベルバイク低速走行にぴったりな味わい深い細道が続いてる・・・ただ実際に走れる区間は、伏見稲荷のあたりから南なんで、そこまでは東福寺や伏見稲荷をゆっくり走りながら鴨川運河へ向かうとスムーズ、
「疎水」という古風な呼び名のとおり、この水路は今じゃ無用の長物(ちょうぶつ)なんで、ヒマなオジサンが、カメラ片手に自転車散歩するには最高のルートなんすね、
途中、国道24号線の部分は地下水路になるけど、最終的には伏見の街の南、宇治川に接する三栖の閘門(みすのこうもん)という古風な水門が見えてきたら、そこがゴール地点、
伏見の町中に入るとまた雰囲気もがらっと変わって楽しいすね、
深い森の中を流れる山科疎水とは対照的な都会的魅力があって、伏見に入ると城下町だったころの運河も加わって、名水が湧き出るために酒造会社も多く、ここもまたゆっくり走るほど味わいが深まるエリア・・・良い景色が向こうから勝手にやって来るから、分身のように愛着あるカメラと常に行動を共にしていただきたい、
小型で小粋(こいき)なリミテッドレンズと、そのために専用設計されたコンパクトな光学一眼レフボディ PENTAX KPの組み合わせ(KP本体は残念ながら製造終了)。これにいったんハマると、同社のGRV以外は欲しくなくなるほど・・・高価な神レンズ31oばかりが注目されるけど、じっさいのところ、KPのデザイナーが最も美しい組み合わせとしてイチ押しする標準マクロの35oを中心として、35oフィルム換算28oと35oのいいとこ取りのパンケーキ21oと、ほぼパンケーキなほどコンパクトな望遠70oの3本もあればほぼ無敵状態・・・やはり使えば使うほどペンタックス!
2023年09月03日
琵琶湖疎水(びわこそすい)って、グラベルバイクのためにあるんやで(前編)
しかし、せっかくのグラベルバイク・ブームというのに、京都のこの名コースを紹介するユーチューバーさんを見かけないので、このブログで紹介しようという、今回の試みですが、
京都市の東に位置する山科区の宝、自走で(輪行じゃなく自転車をこいで)びわ湖へ向かうとき何度も走った、グラベルバイクにピッタリな山科疎水(そすい)の遊歩道・・・たしか数年前にもいちど紹介したような、
とても残念なことに、先を急ぐほとんどのサイクリストは、クルマだらけの幹線道路をひた走り、騒音と危険と粉塵(ふんじん)にさらされながら、びわ湖を目指すのが一般的で、いくらなんでもこの風潮はアカンやろってことで、
京都から山科疎水をたどってびわ湖入りすると、幹線道路じゃ決して味わえない豊かな旅の空気に囲まれて、まったく別モンの体験になるってホンマですか、
『自転車半分、道半分』っていつも思うけど、大好きなグラベルバイクを納車した時点では、まだ半分で・・・このグラベルバイクと同じくらい惚れ込む(ほれこむ=愛着を覚える)道を次から次に発見しながら自分だけのマップ(路線図)を作り上げていく楽しい作業が残りの半分・・・今回ご紹介する山科疎水も、そんな路線図にぜひ加えていただきたい名物コース、
ちなみに、これをきっかけに、もし自分がグラベルバイクを買うとしたら、どれにしますか?
1996年、38歳の夏、MTB(マウンテンバイク)を購入・・・ここから人生変わるほど多くを学んだんで、そんなMTBのココロ(スピリッツ)を今も大事にするバイク(自転車)メーカーJAMIS(ジェイミス)さんのグラベルバイクがええなあ、
ジェイミスさんといえば、昔からスチール(=STEAL・鉄・クロモリ)素材のバイクメーカーとしても有名ですが、
だもんで、カーボン(C)・アルミ(A)も選べる RENEGADE(レネゲイド)シリーズやけど、迷うことなくクロモリ素材の(S=スチールのS)で比較的お求め得やすい RENEGADE S4 がええな、
でも、お求めやすい価格とは言っても16万円というのは、最初の1台としては、すこしハードル高すぎるような?
だったら、10万円弱で購入できるジャパンメイド!・・・コーダブルームさんの KESIKI(景色)、その中でも、多彩なハンドルポジションが楽しめるドロップハンドル仕様の KESIKI TOURING(ツーリング)がええな、
景色を見ながらゆっくり走ることに重きを置いた自転車なんすね、
いつも目に入る位置に描かれた『KESIKI』のロゴデザインが素晴らしいし、日本語イメージをこれだけハッキリ押し出した自転車じたい貴重な存在やし、品質や質感に妥協しないで、ここまでコストにこだわる姿勢も、世界に誇るジャパンメイドの理想形を見るような、
最後の実車映像に登場する京都の鴨川(かもがわ)ぞいも、グラベルバイクには最適なコース・・・ゆっくり走るほど、向こうから勝手にすてきな景色がやって来るので、カメラ好きサイクリストにはたまりません・・・ああ、またぞろ RICHO GRVx、欲しなってきた…
前世紀の終わり、初めて乗ったMTB(マウンテンバイク)から自転車について多くを学び、フィルムカメラ時代の RICHO GR 初号機から、カメラについて多くを学んだ…
京都市の東に位置する山科区の宝、自走で(輪行じゃなく自転車をこいで)びわ湖へ向かうとき何度も走った、グラベルバイクにピッタリな山科疎水(そすい)の遊歩道・・・たしか数年前にもいちど紹介したような、
とても残念なことに、先を急ぐほとんどのサイクリストは、クルマだらけの幹線道路をひた走り、騒音と危険と粉塵(ふんじん)にさらされながら、びわ湖を目指すのが一般的で、いくらなんでもこの風潮はアカンやろってことで、
京都から山科疎水をたどってびわ湖入りすると、幹線道路じゃ決して味わえない豊かな旅の空気に囲まれて、まったく別モンの体験になるってホンマですか、
『自転車半分、道半分』っていつも思うけど、大好きなグラベルバイクを納車した時点では、まだ半分で・・・このグラベルバイクと同じくらい惚れ込む(ほれこむ=愛着を覚える)道を次から次に発見しながら自分だけのマップ(路線図)を作り上げていく楽しい作業が残りの半分・・・今回ご紹介する山科疎水も、そんな路線図にぜひ加えていただきたい名物コース、
ちなみに、これをきっかけに、もし自分がグラベルバイクを買うとしたら、どれにしますか?
1996年、38歳の夏、MTB(マウンテンバイク)を購入・・・ここから人生変わるほど多くを学んだんで、そんなMTBのココロ(スピリッツ)を今も大事にするバイク(自転車)メーカーJAMIS(ジェイミス)さんのグラベルバイクがええなあ、
ジェイミスさんといえば、昔からスチール(=STEAL・鉄・クロモリ)素材のバイクメーカーとしても有名ですが、
だもんで、カーボン(C)・アルミ(A)も選べる RENEGADE(レネゲイド)シリーズやけど、迷うことなくクロモリ素材の(S=スチールのS)で比較的お求め得やすい RENEGADE S4 がええな、
でも、お求めやすい価格とは言っても16万円というのは、最初の1台としては、すこしハードル高すぎるような?
だったら、10万円弱で購入できるジャパンメイド!・・・コーダブルームさんの KESIKI(景色)、その中でも、多彩なハンドルポジションが楽しめるドロップハンドル仕様の KESIKI TOURING(ツーリング)がええな、
景色を見ながらゆっくり走ることに重きを置いた自転車なんすね、
いつも目に入る位置に描かれた『KESIKI』のロゴデザインが素晴らしいし、日本語イメージをこれだけハッキリ押し出した自転車じたい貴重な存在やし、品質や質感に妥協しないで、ここまでコストにこだわる姿勢も、世界に誇るジャパンメイドの理想形を見るような、
最後の実車映像に登場する京都の鴨川(かもがわ)ぞいも、グラベルバイクには最適なコース・・・ゆっくり走るほど、向こうから勝手にすてきな景色がやって来るので、カメラ好きサイクリストにはたまりません・・・ああ、またぞろ RICHO GRVx、欲しなってきた…
前世紀の終わり、初めて乗ったMTB(マウンテンバイク)から自転車について多くを学び、フィルムカメラ時代の RICHO GR 初号機から、カメラについて多くを学んだ…
2023年08月31日
山田(いまだ)かつてないほど効果的だった牛乳・小麦粉断ちダイエットと、わずか1万円で新品購入した1990年代クロモリ26インチMTB(マウンテンバイク)フレーム&フロントフォーク購入後のことなど…
で、小麦粉と牛乳を止(や)めたら、一気に体重がベストまで落ちたと、
山田(いまだ)かつて無いほど、すんなり減量できてビックリ、
乗り物のなかで、エネルギー変換効率に最も優れてる自転車で、体重減らそうなんてことを考えたら、そうとうな距離を走り込んだ上に、そのあとやってくる空腹感に対しても適切に対処しないと、逆効果にすらなりかねんけど、ただひたすら牛乳と小麦粉を食べないだけなら、それほど苦しくも難しくもないし、
低温殺菌じゃないふつうのミルクは腸内で炎症を起こすことが分かってて、小麦粉のほうはグルテンが免疫力を乱すし、しかも両者とも空腹に関係なく食べたくなるという麻薬なみの習慣性があって、これが太り過ぎの原因になってると、
『見るYouTube』をクリックすると別ウインドウが立ち上がってご覧になれます。
ここまでハッキリ言われたら、参政党のメンバーじゃなくても、耳を傾けずには居られなくなり、
しかし、食べるもの無くなりませんか、
そのとおり・・・食品スーパーからパンと麺類と乳製品、それに大半の小麦系お菓子を引き算したら、店内スカスカ状態・・・ところが不思議なことに、半月過ぎるころから、あれだけ欲しかったこれらの食品が、あれっ?ていうほど欲しくなくなってきて、空腹の多くの部分が小麦やミルクや砂糖の習慣性から来てることも分かってきて、食事量もしぜんに減ってきて、これまでにないほど、あっけなく減量に成功、
たいがいのお菓子は小麦粉を使ってる上に、砂糖と油脂という、これまた習慣性の強い食材も入ってるんで、これが止められたら大きいすね、
これまであれこれダイエットを試みても、せいぜい体脂肪率20%弱で75s前後だったのが、小麦粉・牛乳・砂糖を止めたら、2ヶ月弱で、体脂肪率15%前後で70s前後まで下がって、しかも無理してないから反動でバカ食いすることもなく、それどころか、習慣性の強い食材をカラダに入れなくなったんで、食事の全体量が自然に少なくなり、あとさりげなく驚いたことに、ブリーフのゴムでこの5年 ほど痛かゆかった腰回りのかぶれがきれいに無くなってる、
自転車を軽量化するためには、それなりに多額の出費が必要になりますが、自分自身の軽量化については、不要な食材を食べ無くなれば済むだけなんで、かえって出費は減らせるし、自転車よりもより多くのグラム数が簡単に削れるし、健康にもプラスになるし、こんなええ話もないすね、
・・・・・
ところで、はなし変わりますけど、30年ほど昔のアラヤ・マディーフォックスと思われる、26インチクロモリマウンテンバイクの新品フレームとフォークを1万ちょっとで購入したそのあとの経過報告などを、
フロントフォークとフレームをつなぐヘッドパーツを還暦過ぎて初めていじることになり、当然のことやけど、おのれの無知も思い切り知らされることになり、
2010年にテスタッチのシクロクロスフレームを購入したときも、フロントフォークをいじってたような気がしますが、
でも、ヘッドパーツの圧入は今回初になるし、昔の時代のマウンテンバイクならではの規格の違いとかにも直面して、オロオロしてみたり、
追加注文するパーツが、次から次へと湧(わ)き出るようで、とにかく段取り悪そうでしたが、
今のマウンテンバイクでは使われないので、フロントフォークのコラムになぜネジ山が切ってあるのかすら分からず、そのコラムの内径にハンドルステムを差し込む仕組みも理解できず、けっきょく今仕様のフロントフォークをあらたに注文してみたり、その他もろもろ、自転車を組むベテランなら絶対にやらない凡ミスを連発・・・でもって、ようやく昨日、これでなんとか組めそうなところまで部品がそろったところ、
1台平均15分で完璧に組み上げる、サイクルメンテナンスの巨匠、飯倉(いいくら)大先生と大違いすね、
比較すること自体まちがってるけど、おかげでひとつひとつの曲がり角でいちいちアタマぶつけるたびに勉強の連続で、とても印象的で有意義なひと夏を過ごせたような、
それに、そうやして四苦八苦(しくはっく)して組み上げた自転車を、自分で乗り回す楽しさは、きっと人生初の感動でしょうし、苦労したぶん、自分で修理できる範囲もより広くより深くなってるはずですし、
無知の連発で、予想をかなり上回る出費になったけど、これも授業料として考えれば安いかも、
で、出費ついでに、あんなにこだわってた超高価なパークツールの振(ふ)れ取り台やリペアスタンドもあきらめ、最安値の入門用で一式買いそろえたんすか、
このさい、値段相応(=価格なりの品質)でも、ひと通りそろえといたほうが、精神的にもけじめが付いてええし、超初心者の自分にとっては、ここから学べることも多いし・・・でもって、もし自作ホイールを前後10セットも完成さすくらい腕が上がれば、そのとき改めて自分へのご褒美(ほうび)として、高級なプロ用機材を買いそろえたらええし、なんならその資金をペンタックスユーザーの脇差(わきざし) RICOH GRVxの購入に回したりもできるし、
それに、リペアスタンドについては、パーツを組み始める今日明日から、必需品になりますしね、
乗って良し、部屋に入れてながめて良し、組み上げて良し、修理して良し・・・かかる諸経費も、車両の中ではダントツに安く・・・何より軽く静かな乗り物やし、適度に乗る分にはカラダにプラスばかりやし、やっぱり自転車は、深く関われば関わるほど楽しい乗り物やなあ、
山田(いまだ)かつて無いほど、すんなり減量できてビックリ、
乗り物のなかで、エネルギー変換効率に最も優れてる自転車で、体重減らそうなんてことを考えたら、そうとうな距離を走り込んだ上に、そのあとやってくる空腹感に対しても適切に対処しないと、逆効果にすらなりかねんけど、ただひたすら牛乳と小麦粉を食べないだけなら、それほど苦しくも難しくもないし、
低温殺菌じゃないふつうのミルクは腸内で炎症を起こすことが分かってて、小麦粉のほうはグルテンが免疫力を乱すし、しかも両者とも空腹に関係なく食べたくなるという麻薬なみの習慣性があって、これが太り過ぎの原因になってると、
『見るYouTube』をクリックすると別ウインドウが立ち上がってご覧になれます。
ここまでハッキリ言われたら、参政党のメンバーじゃなくても、耳を傾けずには居られなくなり、
しかし、食べるもの無くなりませんか、
そのとおり・・・食品スーパーからパンと麺類と乳製品、それに大半の小麦系お菓子を引き算したら、店内スカスカ状態・・・ところが不思議なことに、半月過ぎるころから、あれだけ欲しかったこれらの食品が、あれっ?ていうほど欲しくなくなってきて、空腹の多くの部分が小麦やミルクや砂糖の習慣性から来てることも分かってきて、食事量もしぜんに減ってきて、これまでにないほど、あっけなく減量に成功、
たいがいのお菓子は小麦粉を使ってる上に、砂糖と油脂という、これまた習慣性の強い食材も入ってるんで、これが止められたら大きいすね、
これまであれこれダイエットを試みても、せいぜい体脂肪率20%弱で75s前後だったのが、小麦粉・牛乳・砂糖を止めたら、2ヶ月弱で、体脂肪率15%前後で70s前後まで下がって、しかも無理してないから反動でバカ食いすることもなく、それどころか、習慣性の強い食材をカラダに入れなくなったんで、食事の全体量が自然に少なくなり、あとさりげなく驚いたことに、ブリーフのゴムでこの5年 ほど痛かゆかった腰回りのかぶれがきれいに無くなってる、
自転車を軽量化するためには、それなりに多額の出費が必要になりますが、自分自身の軽量化については、不要な食材を食べ無くなれば済むだけなんで、かえって出費は減らせるし、自転車よりもより多くのグラム数が簡単に削れるし、健康にもプラスになるし、こんなええ話もないすね、
・・・・・
ところで、はなし変わりますけど、30年ほど昔のアラヤ・マディーフォックスと思われる、26インチクロモリマウンテンバイクの新品フレームとフォークを1万ちょっとで購入したそのあとの経過報告などを、
フロントフォークとフレームをつなぐヘッドパーツを還暦過ぎて初めていじることになり、当然のことやけど、おのれの無知も思い切り知らされることになり、
2010年にテスタッチのシクロクロスフレームを購入したときも、フロントフォークをいじってたような気がしますが、
でも、ヘッドパーツの圧入は今回初になるし、昔の時代のマウンテンバイクならではの規格の違いとかにも直面して、オロオロしてみたり、
追加注文するパーツが、次から次へと湧(わ)き出るようで、とにかく段取り悪そうでしたが、
今のマウンテンバイクでは使われないので、フロントフォークのコラムになぜネジ山が切ってあるのかすら分からず、そのコラムの内径にハンドルステムを差し込む仕組みも理解できず、けっきょく今仕様のフロントフォークをあらたに注文してみたり、その他もろもろ、自転車を組むベテランなら絶対にやらない凡ミスを連発・・・でもって、ようやく昨日、これでなんとか組めそうなところまで部品がそろったところ、
1台平均15分で完璧に組み上げる、サイクルメンテナンスの巨匠、飯倉(いいくら)大先生と大違いすね、
比較すること自体まちがってるけど、おかげでひとつひとつの曲がり角でいちいちアタマぶつけるたびに勉強の連続で、とても印象的で有意義なひと夏を過ごせたような、
それに、そうやして四苦八苦(しくはっく)して組み上げた自転車を、自分で乗り回す楽しさは、きっと人生初の感動でしょうし、苦労したぶん、自分で修理できる範囲もより広くより深くなってるはずですし、
無知の連発で、予想をかなり上回る出費になったけど、これも授業料として考えれば安いかも、
で、出費ついでに、あんなにこだわってた超高価なパークツールの振(ふ)れ取り台やリペアスタンドもあきらめ、最安値の入門用で一式買いそろえたんすか、
このさい、値段相応(=価格なりの品質)でも、ひと通りそろえといたほうが、精神的にもけじめが付いてええし、超初心者の自分にとっては、ここから学べることも多いし・・・でもって、もし自作ホイールを前後10セットも完成さすくらい腕が上がれば、そのとき改めて自分へのご褒美(ほうび)として、高級なプロ用機材を買いそろえたらええし、なんならその資金をペンタックスユーザーの脇差(わきざし) RICOH GRVxの購入に回したりもできるし、
それに、リペアスタンドについては、パーツを組み始める今日明日から、必需品になりますしね、
乗って良し、部屋に入れてながめて良し、組み上げて良し、修理して良し・・・かかる諸経費も、車両の中ではダントツに安く・・・何より軽く静かな乗り物やし、適度に乗る分にはカラダにプラスばかりやし、やっぱり自転車は、深く関われば関わるほど楽しい乗り物やなあ、
2023年08月26日
より速くより遠くじゃないから自転車は楽しい!
前回に引きつづき、我々なりに、自転車にとって必要なこと不要なことを整理しようと、
さっそくやけど、ディスクブレーキ全盛期に入ったことは分かるけど、ここはあえてリムブレーキをつらぬきたい、
自作ホイールを学べば、ブレーキングですり減ったリムだけ交換して、ずっと使い続けられるし、ブレーキパッドの微調整だけで、ブレーキの効きや音鳴りも簡単に直せるし、効きが悪くなる雨の日は基本走らへんし、山野の激坂を下るわけでもないし、何よりあつかいがラクやし、パーツじたい軽いし、安いし、リムブレーキの優位性はいまだ数多く、
ちなみに、オフロードは行かないんすか、
自分なりに、じゅうぶん走ったし、プラス面を上回るほどのマイナス面も経験したし・・・もし里山とか登るなら、自転車はふもとに置いて、徒歩とカメラでゆっくり、
寝そべって走るリカンベントは、小径車(しょうけいしゃ)にふくめるとして、やはり必要ないと、
いちども経験していない20インチ小径車の面白さも知りたいけど、それより前に自分でメンテナンスしたり、組み上げたりにチカラを入れたいから、とりあえず乗る車種は現状のままのほうが、
じゃあ、ホイールでいえば、700cと、あとは26インチや27.5インチあたり、
27.5では得られない繊細な魅力があるのに、絶滅が心配される26インチホイールについては、とりわけ大切にしていきたい、
話は飛びますけど、シマノさんからむかし出ていたSPDペダル対応のウインターブーツは、ホンマに暖かくて長持ちして、これも永遠のイチ押しアイテムでした、というか10年過ぎてもまだ現役で冬の最重要アイテムになってますけど、
マイナス面はイマイチな防水性能くらいで、当時の価格で2万ちょっとして、けっこうな買い物やったけど、その暖かさと履き心地は他の選択肢が思いつかないほど優れてる・・・作らなくなったのがホンマに惜しまれる、
あたたかさでいうと、冬のアームウォーマー、
半そでにアームウォーマーのイメージやけど、とりわけ寒い日のアームウォーマーは無くてはならないほど仕上げの温かさをくれるんで、無くてはならないアイテム、
その他に、自転車生活で、ここはもう解決済みの部分とかあれば、
夜は走らんから、ハブダイナモとか、しっかり明るいライトは必要ないし、
雨の日、走らないということは、フルフェンダーも必要ないと、
取り外しできる簡易的なフェンダーがあればじゅうぶん、
キャンプもしないから、キャリアも必要ないし、
極太(ごくぶと)タイヤのファットバイクも必要ない・・・雪国やったら冬走るのに便利やけど、
他に必要ないモノは、
サイクルコンピューター、心拍計、パワーメーター、
3本ローラーはすでに持ってるから、これは使うとして、
ナビもいらん、基本、遠くへ行かんし、
しかし、田舎暮らしになって、パタッと輪行しなくなり、同じエリアばかりで飽きないすか、
カメラで空や雲を写すのが好きで、これやってると、色々な空模様にあわせて、見慣れた風景も変化するから、それが旅先の代わりかも、
京都と違って、田舎から田舎へ輪行してもあまり変化が無いってことすか、
地元の田舎町から何度も輪行を試みたけど、京都から輪行した時とは比較にならないほど、ワクワクドキドキが弱い・・・せっかく遠くへ輪行しても、まるで近所の延長線上を走ってるようで、京都時代に感じた輪行のドラマチックな面白さがまるで無いんや、
つまり京都が、それほど例外的に個性的な街だったから、輪行先のびわ湖エリアなどとの対比もよりきわだって楽しく感じられたと、
それに加えて、過密な京都の街中をまったり走る楽しさもあって、クルマが入れないような細い道ばかりつなげて、縦横無尽に(じゅうおうむじんに=思いのままに)低速自転車走行する楽しさも、ふつうの田舎町ではありえない濃密な味わいで、週休2日の1日目は輪行、2日目に京都散歩という、贅沢(ぜいたく)な楽しみ方も、
話を蒸し返すようで恐縮ですが、自転車低速走行なら、まさに小径車がピッタリするように思えるのですが・・・いまいちなスピードは、つねに街中安全走行を意識させますし、街中のストップが多い場面で、小回りがきいてこぎ出しも軽く、
そのとおりで、速さがモノを言う世界ではマイナス面が目立つ小径車も、中低速の街中走行には最適で、京都エリアにお住まいの方ならぜひとも、京都とスイスのコラボ企画で誕生した小径車専門メーカーBRUNO(ブルーノ)さんの小粋なミニベロなんかで、京都のスローサイクリングを楽しんでほしい、
そんな話をしてると、ふと街のド真ん中に広がる京都御所の静かな森が心に浮かんできました、
御所のほとんどは分厚い砂利(じゃり)がびっしり敷かれて、マウンテンバイクでもなかなか走りづらいけど、御所の外周部分はまったく砂利が無く、しっとりと土の細道が深い森の中に伸びていて、ここは何度も走りたくなる、
ほとんどの自転車は、忙しそうに広々した砂利道を最短距離で突っ走るけど、ホンマに楽しいのはいちばん外側の土の小道・・・その証拠に地元の人たちもそこばかりを散歩コースにしてる、
ああ、マジで行きたくなってきました、
そこかしこにベンチはあるし、御所の樹木は、少しでも弱ると専門医に特製注射を打ってもらい、そんじょそこらの人間様よりはるかに健康で幸せそうやし・・・キノコの宝庫としてもかなり有名で、
鴨川ぞいの水辺の道も、いいすね、
御所から北東へ少し進むと、鴨川でもいちばん印象的な出町柳(でまちやなぎ)の川の風景、
支流の高野川が鴨川と合流する地点・・・いつも学生たちでにぎわう、どことなく映画チックで都会的な川の景色がいいすね・・・すぐ北には下鴨(しもがも)神社の深い森、西の商店街には有名な豆大福の店、東には京福(けいふく)電鉄、鞍馬(くらま)線の始発駅もあり、
京都盆地というくらいで、周辺部へ行くほど登り坂が多く、景色もしだいに見晴らしよく、
西の端、まるで京都らしくない洛西(らくさい)ニュータウンやけど、クルマが入ってこられない道が張りめぐらされて、ニュータウン自体が自転車低速散歩用の極楽エリア・・・そこからさらに盆地の端っこへ向かえば、西山の山並みは衝立(ついたて)のようにけわしく、坂はさらにきつくなり、振り返れば京都の町が一望できたり、ひなびた社寺仏閣がそこらじゅうに点在していたり、深い竹林に細道が張り巡らされ、ここも自転車で流すにはいろんなコースが描(えが)けて無限に楽しい、
というわけで、どんどん話が逸(そ)れたけど、京都中心部に住むということは、それだけでひとつの特権なので、住んでるエリアの路地(ろじ)探索から始めるなりして、クルマが入りづらい道ばかりをつないで自分だけのマップを作っていくと、ゆっくり走る自転車だけが持つ優雅な魅力に気づいて、京都在住者ならではの楽しいひとときが味わえる、
これは京都に限らず、自転車にとって、どのエリアをどんなスピードで走るかってことが、いちばん大事なことかもしれません、
体力自慢がしたいのか、どの動画もより速くより遠くへ走ることばかりが目立って、より近場をよりゆっくり走る面白さはいつも影に隠れてる・・・自分の走りたい道を、自分に最適なスピードと距離で走れてるかどうか・・・これが楽しさのすべてなのに、みんなカッコつけてムリしすぎてるような、
さっそくやけど、ディスクブレーキ全盛期に入ったことは分かるけど、ここはあえてリムブレーキをつらぬきたい、
自作ホイールを学べば、ブレーキングですり減ったリムだけ交換して、ずっと使い続けられるし、ブレーキパッドの微調整だけで、ブレーキの効きや音鳴りも簡単に直せるし、効きが悪くなる雨の日は基本走らへんし、山野の激坂を下るわけでもないし、何よりあつかいがラクやし、パーツじたい軽いし、安いし、リムブレーキの優位性はいまだ数多く、
ちなみに、オフロードは行かないんすか、
自分なりに、じゅうぶん走ったし、プラス面を上回るほどのマイナス面も経験したし・・・もし里山とか登るなら、自転車はふもとに置いて、徒歩とカメラでゆっくり、
寝そべって走るリカンベントは、小径車(しょうけいしゃ)にふくめるとして、やはり必要ないと、
いちども経験していない20インチ小径車の面白さも知りたいけど、それより前に自分でメンテナンスしたり、組み上げたりにチカラを入れたいから、とりあえず乗る車種は現状のままのほうが、
じゃあ、ホイールでいえば、700cと、あとは26インチや27.5インチあたり、
27.5では得られない繊細な魅力があるのに、絶滅が心配される26インチホイールについては、とりわけ大切にしていきたい、
話は飛びますけど、シマノさんからむかし出ていたSPDペダル対応のウインターブーツは、ホンマに暖かくて長持ちして、これも永遠のイチ押しアイテムでした、というか10年過ぎてもまだ現役で冬の最重要アイテムになってますけど、
マイナス面はイマイチな防水性能くらいで、当時の価格で2万ちょっとして、けっこうな買い物やったけど、その暖かさと履き心地は他の選択肢が思いつかないほど優れてる・・・作らなくなったのがホンマに惜しまれる、
あたたかさでいうと、冬のアームウォーマー、
半そでにアームウォーマーのイメージやけど、とりわけ寒い日のアームウォーマーは無くてはならないほど仕上げの温かさをくれるんで、無くてはならないアイテム、
その他に、自転車生活で、ここはもう解決済みの部分とかあれば、
夜は走らんから、ハブダイナモとか、しっかり明るいライトは必要ないし、
雨の日、走らないということは、フルフェンダーも必要ないと、
取り外しできる簡易的なフェンダーがあればじゅうぶん、
キャンプもしないから、キャリアも必要ないし、
極太(ごくぶと)タイヤのファットバイクも必要ない・・・雪国やったら冬走るのに便利やけど、
他に必要ないモノは、
サイクルコンピューター、心拍計、パワーメーター、
3本ローラーはすでに持ってるから、これは使うとして、
ナビもいらん、基本、遠くへ行かんし、
しかし、田舎暮らしになって、パタッと輪行しなくなり、同じエリアばかりで飽きないすか、
カメラで空や雲を写すのが好きで、これやってると、色々な空模様にあわせて、見慣れた風景も変化するから、それが旅先の代わりかも、
京都と違って、田舎から田舎へ輪行してもあまり変化が無いってことすか、
地元の田舎町から何度も輪行を試みたけど、京都から輪行した時とは比較にならないほど、ワクワクドキドキが弱い・・・せっかく遠くへ輪行しても、まるで近所の延長線上を走ってるようで、京都時代に感じた輪行のドラマチックな面白さがまるで無いんや、
つまり京都が、それほど例外的に個性的な街だったから、輪行先のびわ湖エリアなどとの対比もよりきわだって楽しく感じられたと、
それに加えて、過密な京都の街中をまったり走る楽しさもあって、クルマが入れないような細い道ばかりつなげて、縦横無尽に(じゅうおうむじんに=思いのままに)低速自転車走行する楽しさも、ふつうの田舎町ではありえない濃密な味わいで、週休2日の1日目は輪行、2日目に京都散歩という、贅沢(ぜいたく)な楽しみ方も、
話を蒸し返すようで恐縮ですが、自転車低速走行なら、まさに小径車がピッタリするように思えるのですが・・・いまいちなスピードは、つねに街中安全走行を意識させますし、街中のストップが多い場面で、小回りがきいてこぎ出しも軽く、
そのとおりで、速さがモノを言う世界ではマイナス面が目立つ小径車も、中低速の街中走行には最適で、京都エリアにお住まいの方ならぜひとも、京都とスイスのコラボ企画で誕生した小径車専門メーカーBRUNO(ブルーノ)さんの小粋なミニベロなんかで、京都のスローサイクリングを楽しんでほしい、
そんな話をしてると、ふと街のド真ん中に広がる京都御所の静かな森が心に浮かんできました、
御所のほとんどは分厚い砂利(じゃり)がびっしり敷かれて、マウンテンバイクでもなかなか走りづらいけど、御所の外周部分はまったく砂利が無く、しっとりと土の細道が深い森の中に伸びていて、ここは何度も走りたくなる、
ほとんどの自転車は、忙しそうに広々した砂利道を最短距離で突っ走るけど、ホンマに楽しいのはいちばん外側の土の小道・・・その証拠に地元の人たちもそこばかりを散歩コースにしてる、
ああ、マジで行きたくなってきました、
そこかしこにベンチはあるし、御所の樹木は、少しでも弱ると専門医に特製注射を打ってもらい、そんじょそこらの人間様よりはるかに健康で幸せそうやし・・・キノコの宝庫としてもかなり有名で、
鴨川ぞいの水辺の道も、いいすね、
御所から北東へ少し進むと、鴨川でもいちばん印象的な出町柳(でまちやなぎ)の川の風景、
支流の高野川が鴨川と合流する地点・・・いつも学生たちでにぎわう、どことなく映画チックで都会的な川の景色がいいすね・・・すぐ北には下鴨(しもがも)神社の深い森、西の商店街には有名な豆大福の店、東には京福(けいふく)電鉄、鞍馬(くらま)線の始発駅もあり、
京都盆地というくらいで、周辺部へ行くほど登り坂が多く、景色もしだいに見晴らしよく、
西の端、まるで京都らしくない洛西(らくさい)ニュータウンやけど、クルマが入ってこられない道が張りめぐらされて、ニュータウン自体が自転車低速散歩用の極楽エリア・・・そこからさらに盆地の端っこへ向かえば、西山の山並みは衝立(ついたて)のようにけわしく、坂はさらにきつくなり、振り返れば京都の町が一望できたり、ひなびた社寺仏閣がそこらじゅうに点在していたり、深い竹林に細道が張り巡らされ、ここも自転車で流すにはいろんなコースが描(えが)けて無限に楽しい、
というわけで、どんどん話が逸(そ)れたけど、京都中心部に住むということは、それだけでひとつの特権なので、住んでるエリアの路地(ろじ)探索から始めるなりして、クルマが入りづらい道ばかりをつないで自分だけのマップを作っていくと、ゆっくり走る自転車だけが持つ優雅な魅力に気づいて、京都在住者ならではの楽しいひとときが味わえる、
これは京都に限らず、自転車にとって、どのエリアをどんなスピードで走るかってことが、いちばん大事なことかもしれません、
体力自慢がしたいのか、どの動画もより速くより遠くへ走ることばかりが目立って、より近場をよりゆっくり走る面白さはいつも影に隠れてる・・・自分の走りたい道を、自分に最適なスピードと距離で走れてるかどうか・・・これが楽しさのすべてなのに、みんなカッコつけてムリしすぎてるような、