しかし、テレビゲームやのうて、じっさいゴルフをするとなったら、そうとうお金かかりそうすね、
YouTubeで、かまいたちの山内さんが、千鳥のノブさん行きつけのゴルフショップで価格度外視でクラブセットとバッグを一式そろえたら、驚きの50万越え、
芸能界のトップを走る2人なんで、お金に不自由はしないんで、結果おそろしい額になりましたけど、ゴルフクラブもピンからキリまで、いろんな価格帯で買えるんちゃいます、
そのとおりで、たとえば今年から本気でゴルフを始めた「おいでやす小田」さんが、新品で一式そろえたら30万円ちょっと、小田さんの友人「とにかく明るい安村」さんになると、驚きの税込み8万円ジャスト、
なんでまたそんな安くなるんすか、
野球をやってた学生時代の安村さんは左利(き)きで、そうなると果てしなく高額になるんで、思い切って右利き用でそろえたのがまず第1、第2に中古や型落ちや、あれこれ取り混ぜた組み合わせでそろえたこと、第3に小田さんが教わってるレッスンプロ経由なんで、一般ではあり得ない価格で購入できた点、
それにしても、18万円もした小田さんのゴルフバッグに対して、安村さんのは新品で1万円というのもスゴいし、たしかパターも無料でオマケしてもらったり、
それにしても、50数万円で一式そろえた「かまいたちの山内さん」、残念ながらその後のゴルフ動画はいっさい無く、完全に肩透かしを食らったような、
なんか空しいすね、3人中いちばん高価なゴルフセットが、出番もなく眠り続けてるというのも・・・超売れっ子で時間が無いのも分かりますけど、
いっぽう、小田さんや安村さんは、時間的な余裕もそこそこあるようで、しかも小田さんはレッスンプロについて本格的トレーニングを始めていて、そのプロも認めるほどゴルフの才能があるみたいやし、安村さんもそれに負けないほどセンスが良いみたいで、
ちなみにゴルフクラブ選びについては、レッスンプロの飯塚さんも言っておられましたね・・・最初は中古でじゅうぶん・・・その後、ある程度スコアが出せるようになったら、それぞれのクラブが自分に合ってるかどうか分かってくるんで、その時点で新品のクラブに買い替えていくのがイチバンと、
そのへんは自転車とまったく同じで、取りあえず最初の1台は、中古でも何でもええし、経済状況に見合った、見た目でピンときた中から選べば、即しあわせになれるし、なんなら、手持ちの自転車だけでもそれなりにじゅぶん楽しめるし、
たしか、京都で暮らし始めて10年過ぎるころから、何を思ったか、ママチャリみたいに重い内装3段変速の自転車で、今まで行ったことの無かった南エリアを中心に長い時間走るようになったんすね、
午後3時から自由時間というフリーターの特権を生かして、京都中心部からJRをくぐって南下し始めると、まず西国街道という南西ルートが見つかって、街道ぞいに進んでいくと、桂川の向こうに向日市(むこうし)という見ず知らずの隣町を発見、この町がエラい気に入って、通いつめることに、
この時の感動は無かったですね、
今まではクルマだらけの京都中心部の走りづらさしか無かったけど、まるで違う印象の隣町を、細い路地に至るまで事細かく走るようになると、京都中心部の魅力も逆に分かるようになって来て、そんな数年を過ごすあいだに、ワンランク上の軽くてカッチョイイ自転車が、どうしても欲しくなってきて、
話し変わりますけど、ゴルフの18ホールって、1番から9番までをOUT(アウト)コース、10番から18番をIN(イン)コースというそうですが、
マラソンの折り返しやないけど、行きがアウト、帰りがインって事らしい、
そういう意味では、日々のサイクリングも行って帰りなわけで、相通(あいつう)じる(=共通する)性格があるというか、
ゴルフも自転車も、行って帰って楽しく疲れて、また違うとこへ出かけたり、言ってみれば、小さい旅を繰り返してるわけで、
こじつけかもしれませんが、ゴルフでいうナイスショットは、サイクリングで良い景色をカメラにおさめるナイスショットでもあると、
カメラ持参の日帰りサイクリングなんかは、朝出て目的地まで向かい、そこから折り返して夕方家にもどる、その間(かん)ずっと景色を楽しみながら、とくに素晴らしい場面では、立ち止まって気持ちを集中させて、カメラでナイスショットを決めるわけで、この一連の動きは、まさにゴルフそのもの、
しかし、旅はイイすね、ずいぶん涼しくなってきたし、シーズン到来というか、
こんな過ごしやすい季節なら、近所の気に入ったコースをその日の気分で組み合わせて、カメラ片手に2〜3時間も走って、軽く疲れて家路についたら、もう小さな旅がひとつ完結するわけで、こんな地味な旅をカメラといっしょに繰り返しながら、どんどん自転車が好きになっていったような、
これがバイクだと、疲労感もぜんぜん違いますしね、
バイクと違って、自転車はダイナミックに全身を動かせるから、ほんの小高い丘を越えるだけでも旅の気分になれるし、とにかく静かな乗り物なんで、秋の虫の声や、風に揺れるススキのざわめきすら感じ取ることができるし、もっと寒くなれば体の芯から温まるし、歩きとは比較にならないほど遠くまで行けるし、やっぱりどんな移動手段よりも自転車が最高なんやなあと、ぼかぁ(ぼくは)そう思うんだなあ、最近あらためて…