じゃあ、150万の所をがんばって100万円で、
じゃあ発売前のカメラに高級レンズも２本付けて予約注文したら、どれほどお安くできます？
250万のところをポッキリ価格で200万円・・・予約品なんで手付金としてまず20万円振り込んでね、
ちなみにポッキリ価格ってなんすか、
端数（はすう）を繰り上げ・繰り下げした見栄え（みばえ）の良い価格表示のことや、
ほんでもって、カメラもとうとう100万円ポッキリの時代に突入と、
カメラはもともとドイツが本場で、貴族しか手が出せないほど高級な精密機械やったけど、戦後すぐ日本のカメラメーカーと日本国政府ががっちタッグを組んで世界進出にトライした結果、高い性能は維持したまま大幅なコストダウンに成功、ようやく庶民でも買えるようになったカメラやけど、だんだん戦前の姿にもどりつつあるような、
しかしYouTube観てますと、写真好きのみなさん、ああでもないこうでもないと、いろんなメーカー渡り歩いてますね、
カメラは魂（たましい）を写す機械やから、おカネがもったいないとか、そんなん関係無くなって来るのが魅力でもあり恐いとこでもあるなあ、
魂（たましい）が関係するんすか、工業製品なのに、
冷静に見れば工業製品やけど、シャッター回数が増えるにつれて、だんだん冷静さが消えてきて、かわりにソウルフル（たましい的）な気分が高まって、気づけばけっこうな買い換えと散財を繰り返すんや、
いわゆるカメラ沼・レンズ沼とかいう、
この沼に入ると、ひたすら次のレンズやカメラが欲しくて欲しくて、経済観念がどんどん薄くなってくるんや、
それでメチャ高価なライカとかハッセルとかに手を出し始めるんすか、もうすでに国内メーカーの最高級カメラを持っててもぜんぜん満足できず、
一流カメラマンになればなるほど、それを止めるヒトも居なくなるから、せっかくかせいだおカネもじゃじゃ漏（も）れ状態や、
こうなるとカメラメーカー側の思う壺（おもうつぼ）すね、カメラでいい仕事してもらった上に、より高価なカメラもどんどん買いそろえてくれますし、
そういう意味では、庶民のほうがずいぶん冷静なわけで、たいがいな事ならスマホでじゅうぶん用が足せることを知ってるから、高価でかさばるカメラにはめったに手を出さへんし、そうなるとカメラメーカーとしては、かしこい庶民よりもカメラ沼レンズ沼の住人用に高価なカメラやレンズを作り始めるわけで、
それでペンタックスさんからもモノクロ専用機が登場したと、
でも実売価格が80数万円もするソニーのフラッグシップ（最高機種）に比べたら半額以下やしお安いもんや、
もしかして買おうとかしてません？
たしかにオイラも片足は沼につかってるし、なんかメチャ憧（あこが）れるんや、モノクロだけの世界に特化したカメラって、国内ではペンタックスさんしか作ってないし、センサーの構造から違うし、
変な話ですけど、ブログ用に購入して、日々使うほどに、このスッキリ感が身にしみるワープロ専用機『ポメラ』ともなんか共通点あるような、
偶然かもしれませんが、モノクロカバーも日本古来の筆記に敬意を表したつや消しの墨色（すみいろ）という！
たしかに、この動画の真逆にカスタムして黒い画面にひたすら白い文字を打ち続けてると、だんだん自分の分身みたいにしっくり来るもんなあ・・・カラフルで多機能なパソコンやタブレットや携帯では決して味わえない静かな世界というか、余分なノイズがいっさい無いというか、
サイズも機能も必要最低限に抑えて液晶画面からも色を無くすことで、これほど豊かな気分になれるとは、
ひとことで白い文字とは言っても、輝度（きど）を微調整して今の自分にピッタリな明るさで作業できるし、これもモノクロ写真的な繊細さというか、
色があると四方八方（しほうはっぽう）に気持ちが拡散しますけど、モノクロだと線や形やグラデーション（陰影）に気持ちが集中して静かな気分になれますし、
そういう意味では、カメラにあるいろんな撮影モードのひとつにモノクロがあるというのも大いに疑問で、
カラー設定のひとつにモノクロがあるというより、カラーとモノクロという大きな２つのジャンルと考えたほうが正確かも、
という意味では、カラーフィルムが出た時点で、すでにカメラはひとつの完成した時代を閉じたと見るべきかも、
そう考えると、この時代にあえてモノクロに特化したカメラを作るというのは、非常に高い文化的な価値がありますよね、大衆に大受けする商品じゃありませんけど、
他メーカーへ浮気するでも無し、フルサイズへ向かうでも無し、財布のヒモは比較的固いオイラやけど、ペンタックスさんの APS-C モノクロ専用機・・・これだけは来年の誕生日に思い切って購入してシャッター切りまくって失敗と成功を繰り返しながら、モノクロ専用機でないと撮影できん領域まで踏み込んでみたいもんやなあ、
ペンタックス好きもほとんど取り上げないのですが、他社に無い独自の存在感を主張してるのが赤外調モノクロモード。一見やり過ぎとも思える強烈なコントラストですが、これをうまくコントロールすると非常にコクのあるモノクロ画像が…
PENTAX KP HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR
