2023年08月10日
やっぱり今も変わらず、26インチ・マウンテンバイクをこぎ続けたい!(中編)
しかし、26インチのマウンテンバイクなんて今時どこにも売ってないんで、実物を知らない若い読者層には、その魅力も伝わりづらいと思いますが、
たしかに、
じっさい走らせてみて、どんな感じなんすか、
27.5インチよりひとまわりかふたまわりも小型軽量なんで、まず担(かつ)ぐのに適してるし、走行面においても、より軽快なハンドルさばきで、加速性能にも優(すぐ)れるし、坂道もよりラクに登れるし、
ええこと尽(づ)くめやないすか、なのになんで今は27.5インチや29インチが主流なんすか、
ホイールがひとまわり・ふたまわりデカいから、スピードに乗るとそのままいつまでも楽に進んでくれるし、悪路走破性もより高い・・・けど、そのていどなら26インチMTBが絶滅危惧種になるほどの理由にはならんし、逆にこっちからメーカーさんに聞きたいくらいや、「なんで、26インチMTBを作らなくなったんか?」と、
ちなみに、27.5インチのマイナス面をひと言であらわすと、
26インチにあった操作の細(こま)やかさや自転車と対話するような人馬(じんば)一体感がうすれて、かわりに直線番長的で大雑把(おおざっぱ)なアメリカンテイストへ、
直線番長ってなんすか、
『どこまでも速くまっすぐ走りまっせ』的な、ストレートで大味な力強さみたいな、
具体的にはどんな感じですか、
たとえば、26インチの走りは、こちらが色々な操作をすればそれに応じて、繊細で多彩な表情を見せるのに対して、27.5インチの走りは、もっとシンプルでサバサバしてて、極端に言うと人間がごつい自転車に守られながら乗せてもらってるような感覚で、高い巡航性能や悪路走破性と引き換えに、自転車と対話しながら操作するような奥深い楽しさが薄まってる、
あやつる楽しさといえば、26インチ時代はフロント3速あった変速も、上位モデルからほぼ無くなってしまい、今ではリアだけの変速になってますが、
フロント3速リア8速を、無段階のWレバーで自由自在に組み合わせて、意のままにあやつれるようになると、その繊細で奥深い楽しさはここでしか味わえないくらいやけど、そんな複雑なことはサッパリ切り捨て、とにかく分かりやすさを最優先してくと、フロントから変速は消え、気安くバカとかアホとか言うもんやないけど、リアにはバカっぽく巨大化して、すぐ変形しそうなペラッペラのスプロケをただ一段ずつ上げ下げするだけの、アホみたいな変速システムに『進化?』し、まるで世界の警察を自慢していたころの独善的で強引な良くないアメリカを見ているような、
アメリカ的といえば、27.5インチや29インチも、彼ら向けのサイズ展開のような、
身長180pの自分でも、27.5インチはすでにちょっとデカすぎて、持て余し気味なわけで、なぜ日本にあっても26インチが絶滅寸前なのか、正直わけ分からん、
すでにシマノ自体が、アメリカのユダヤ系外資に乗っ取られ、会社の舵(かじ)取りが、長期的展望とは無縁な利潤追求ばかりむさぼるアホアホ株主の言いなりになってるとか、
そう思いたくなるほど、世界的大企業になったシマノさんや、欧米サイズに巨大化したMTBフレームについては、理解に苦しむ点が多過ぎるんや、
(後編に続く)