2015年09月22日
仕事は楽しいかね?
★★★★☆
面白くタメになった。
とにかく楽しみながら色々試してみて、誰の回りにも転がってるアイデアの元をできるだけ多く拾い上げ、成功する可能性を少しでも上げていこう。そしてその中で必ず起こる失敗ですら成功のもとなのだ。
そういう内容。
私の場合、遊びや趣味ではそのようにできるだけ多くトライ!というノリがわりとあったけど、仕事にそれを適用しようとはしてこなかった。
でもこの本を読んだら、なんだかそういう感覚こそが仕事でも大事なんじゃないかなと思えてきた。
もちろん、そういう考えとは相反する定番ツールな「計画」や「目標」や「集中」などは、仕事、特に組織だった仕事をする上では依然として欠かせない。まとまった成果は必要だし、まとまった説明を誰かにする必要もあるし。
だからそういう型にはまったツールとどうやって折り合いをつけてくがが、この後の課題だと思った。
とはいえ、この本にかかれてるように毎日色々試していれば、そんな課題すらそのうちクリアできるようなるのかもしれんね。
どんどん提案してくことはできるわけだし。裁量範囲内かつ時間が許す限りは大小いくらでも試せるし。
あと、プライベートならすぐにでも自由に試せるやね。
同じように見逃しちゃいけなあのは、あくまでこの考えは勤勉だとかそういう基本行動ができた上での話ってこと。本文にもそれがさらりと書かれているが、強調されてるわけじゃないので見逃しやすいかも。
だからこの本が強調するように毎日フットワークを軽くする一方で、やはり伝統的な「計画」「目標」「集中」とかも、必ずどこかで必要になってくるわけだ。きっとバランスが大事なんだと思う
若い頃は色々チャレンジしまくってたとしても、年取ってくるとどうしても保守的になったり、型にはまった行動になりがちだ。色々制約もあるし、仕方ないことではあるんだけど。
でもこの本を読んで、今一度頭と体を柔らかくする必要があるんだと感じることができた。
てか、この本がヒットしたのは、その主旨もさることながら、やっぱ登場する老人の語り口だとかがいいんだろうね。
なんか、『フォレスト・ガンプ』もそうだったけど、語り口調だとなんか頭に入りやすいし親しみが持てる。さらにこういう語りを翻訳すると、その過程でさらにいい味がでるっぽいんだよなあ 不思議なことに
ただ、ひとつ罠だと思うのが、日本語のタイトル。
もともとは"MAX STRATEGY" なんだけど、日本語版になったとたんこんなタイトルになってる。
今の日本人の心を引き付けるにはうってつけなのかもしれんが、なんかトラップ感が否めない。
ただし、このタイトルにひかれた人なら内容にもある程度納得できるとは思うんで、その辺は間違ってはいなかったのかも。
漫画版?
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