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2021年08月02日

企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書【電子書籍】[ 下田 幸祐 ]



★★★
本の概要

DXプロジェクトの教科書。パンの配送サービスの開発を例に、DX プロジェクトの概要、構想フェーズから設計とテストまで、および発注プロセスについて、図を交えながら解説されている。登場人物の会話シーンも少しあり。
感想など

DX というものに将来関わることになるのではないかという漠然とした不安から、この本を手に取ってみた。 と言っても、DX という言葉の定義さえもちゃんと理解しないまま読み始めたのだが。
実際、 DX という単語には様々な解釈があるとのことだが、こちらの本では一定に定義した上で話が進められている。

内容は、まず従来の基幹系システム開発との違いが説明されている。
話の途中でも、これらの比較が所々でなされている。このため、いわゆる DX プロジェクトだけではなく、従来のシステム開発にもこの本は役に立つのかも。
さらに、私は従来の基幹系システム開発にさえもちゃんと全体として関わったことはないので、二重の意味で勉強になった。

プロジェクトの流れを全体的に網羅している感じ。ただし、技術的な部分については概要に留まっている。でもその方が全体の流れを掴むには良いのだろう。そこを書き始めたらきりがないし。
実際に DX プロジェクトに携わった際には、この本を改めて読みながら進めるとよいのかも。

書籍としては、個人的には横方向の日本語文章があまり好きではないので、そこは好ましくなかった。あと、ロジカルではありつつも、少し頭に入りにくい文章だなと感じた。また、登場人物のプチ会話シーンなどは、いかにもビジネス教科書的な会話で微妙だった。
しかしながら、著者の経験と知識に基づいた本題の内容については、造詣が深いと感じた。

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