★★★★★
本の概要
2020年に出たばかりの、日本の歴史まんがシリーズの第1巻。最新の研究が反映されているとのこと。
漫画は、『ミスター味っ子』の寺沢大介氏。
漫画の前の冒頭では、写真と文章による解説がある。漫画の欄外にも随時解説メモあり。
感想など
とても面白かった。
基本的には子供向けの本なのかもしれないが、一応の大人である私にとってもかなり楽しめた。
歴史のストーリーも面白かったが、漫画としても良かった。
最新の研究が反映されているとのこと。
歴史に詳しくない私には、どういうところが最新なのかをちゃんと判別するのは難しかったけど、きっとよく精査されているんだろうなと感じるくらい、解説などがしっかりしているという印象を受けた。
主人公たちの黒曜石が旧石器時代から古墳時代まで代々受け継がれていくというのも、この要素はフィクションだけれど、とても浪漫を感じた。
私は子供の頃に歴史にはあまり興味がなく、よく教室の本棚にありそうな歴史漫画シリーズをほとんどスルーしてきてしまったくち。しかし大人になるにつれて、特に日本の歴史にだんだんと興味が沸くようになった。そんな折、この本を読める機会があったので、一気に読んでしまった。
大人になってからも博物館などで歴史の断片を垣間見る機会はあったけど、過去から順を追ってちゃんと読み進めたのは初めてかも。
ずっと気になっていた縄文〜弥生あたりの歴史をストーリーとして見ることができ、知的好奇心が満たされるとともにエンターテインメントとしても楽しめた。
タグ:日本の歴史
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