R50 おばさんの恋

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

ひろゆきと会うのは初めて。


電話では話しをする時は
普通に話せるのに
隣にいるひろゆきと話すのは緊張した。


私が黙っているから
ひろゆきは冗談を言っては
私を笑わせた。

それでも会話は続かない。

突然、ひろゆきの左手が
私のスカートをめくる。

その手は太ももへと伸びて行く。

私もイイ大人なので
『汗かいてるでしょう？』
と、恥ずかしさ見せず返した。


ひろゆきの左手は
私の右手を繋がった。


ただ、心の中は
何処に行くのだろう？
と思ってた。

ひろゆきの顔をみてホッとした。

お互いに写真で顔は知っている。
毎日、メールや電話で話してる。

でも、会うのは初めて…。


お互いに『はじめまして』と言い
助手席に座った。

なんだかなんな感覚。


私は少し緊張してた。
きっとひろゆきもそうだっただろう。

ひろゆきは車を走らせ
『行きたいところがある』と。

私はひろゆきに行く先を任せた。

特に何処に行くのかは聞かなかった。

ひろゆきと会う当日
私は朝からソワソワしてた。

会えると言う気持ちと
不安な気持ちが行ったり来たり…。


そんな気持ちで電車に揺られ
待ち合わせ場所に着いた。

ひろゆきに『着いたよ』とメールをする。

すぐに、ひろゆきから電話が来た。
『そのまま左に歩いて』
と、ナビ状態。

私は『うんうん』と言いながらも
ドキドキしてた。

そして車の横で携帯で話してる男性がいた。

『きっと、ひろゆきだ』と
駆け寄った。

その男性は『まゆ？』
と私の名前を呼んだ。

ひろゆきだった。