むーさんの負けてたまるか

出所後 数日して
生活期(維持期)
リハビリテーション
のためUリハビリ病院の
通所リハビリへ通い始めました

以前より最上階のリハビリ室の
横に併設されており何度も
利用しておりました違和感もなく
メンバーも知っていましたので
我が家のようでした (笑)

あたしの当初の通所の目的は
リハビリと言うよりはネスや
アイビスの調整にありましたが

ここで出会った
理学療法士IG君と
通所主任のKSさんは
あたしの歩行に対し
重大な変革をもたらして
くれることになるのです

特にIG君は春高バレーの選手でも
あったので背が高いだけでなく
研究熱心なセラピーさんの中でも
群を抜いて熱心で運動力学のことを
熟知していました
このことが後に
大いに影響するのです

本当に人の出会いとは
不思議なものです
この出会いが　
私の杖なし装具なしの下地を
造ってくれたのかもしれません
この日は嫁君と徒歩と地下鉄を
利用し来ましたが

空いてる時間だったことも
あり片道約1時間を問題なく
こなしました
ただ週に2回を往復で4時間と
考えると今後はタクシーか
自家用車です
前回の記事でも書いた通り
既に車に乗る準備は
出来ていましたので
数回あとには車で
行くようになりました

今考えると地下鉄で通うのも
よい修行だったかもしれません

この頃は要介護1でしたので
リハビリ時間も毎回40分
程度ありネスやアイビスの
調整が不要なときは とにかく
歩くリハビリを行いました

まだ麻痺側の肩が痛く
歩く際にも それこそ障害に
なっていましたので
必然と下肢重視になって
いました

これも今から考えると上肢の
回復が進まなかった一因かも
しれません

いずれにせよ水曜日と土曜日の
午後はその後 5年近く通うことに
なります

実は現在ある事情で
行けていません
残念ながらこのまま
引退かもしれません

ただ通所で学んだことは
一生の財産に
なったことは事実です

自分で行う独自のやり方が
正しいのか？
裏付けされることなのか？
もっと良い方法はないのか？
自分では気づかない
弱点はないのか？

本当のリハビリは病院を
出たあとに訪れます
この数年をどう過ごすかで
大きく違うと思います

その意味でも
とても重要な場所に
通所はなりました

ここでの事も順次
書いて行こうと思います


まだまだ続きます