170人以上が死ぬ大事故。
これはダメだ。
Yahoo!より、
韓国で着陸失敗の旅客機「異常の兆候全くなし」 航空会社
12/29(日) 18:51配信
毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ce8f0b320d464949d5a9954cdacb3e73f29265
記事より、
韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日午前9時過ぎ、格安航空会社(LCC)済州(チェジュ)航空の旅客機が着陸に失敗し、炎上した。韓国消防庁によると、乗員・乗客181人のうち、177人の死亡を確認、生存者2人が救助された。2人が行方不明となっており、捜索が続いている。
旅客機はバンコクを29日未明に出発。務安国際空港に着陸しようとしたが、何らかの原因で車輪が作動せず、1度目の着陸は「ゴーアラウンド(やり直し)」となった。2度目に胴体着陸を試みたが、滑走路で十分に減速できずにそのまま外壁に衝突し大破、炎上した。
消防関係者は、搭乗者らの家族に対し「塀と衝突した後、乗客が機体の外に投げ出された。生存の可能性はほとんどない」と説明した。
韓国の通信社「ニュース1」は、機内にいた乗客と空港で待っていた家族との事故直前のやり取りを報じた。乗客はネット交流サービス(SNS)で「鳥が(旅客機の)翼にひっかかり着陸できない状態だ」と連絡してきたという。
韓国国土交通省は29日午後、記者会見を開き、空港の管制塔が着陸直前の旅客機に対し、エンジンが鳥を吸い込むなどの「バードストライク」に注意するよう警報を出していたと明らかにした。聯合ニュースによると、警報から2分後に旅客機が遭難信号を出し、その4分後に着陸に失敗したという。航空鉄道事故調査委員会が調査官6人を派遣して調査を開始し、旅客機のフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。
済州航空によると、着陸に失敗した旅客機はボーイング737―800型機。乗客175人と乗務員6人の計181人が乗っていた。乗客の国籍別では韓国籍が173人、タイ国籍が2人だった。
コメント
今回の韓国LCC旅客機の墜落事故は、過去の韓国での重大な航空事故を彷彿とさせるものです。例えば、1997年の大韓航空801便の墜落や、2013年のアシアナ航空214便の事故など、航空業界における運用面や安全管理への指摘が再び注目されるきっかけとなっています。
特に、着陸時のゴーアラウンド(やり直し)や胴体着陸の試みは、緊急時の判断力やパイロットのスキルが問われる場面です。しかし今回のような大惨事に至った背景には、機体整備や操縦訓練の不足があった可能性も否定できません。また、「バードストライク」の警報が出されていたにもかかわらず適切な対応ができなかった点も、空港運営や航空会社のリスク管理体制に大きな疑問を投げかけています。
このような事故を防ぐためには、韓国航空業界全体での安全基準の再検討と、徹底した教育・訓練が必要です。過去の教訓を活かせなかった現状を受け止め、同じ過ちを繰り返さない努力が求められます。
English Comment
The recent crash of a Korean LCC passenger plane brings to mind past major aviation accidents in South Korea, such as the Korean Air Flight 801 crash in 1997 and the Asiana Airlines Flight 214 crash in 2013. Once again, questions arise about operational practices and safety management within the country's aviation industry.
The failed landing attempts, including a go-around and subsequent belly landing, highlight the critical importance of emergency decision-making and pilot training. However, the disaster suggests possible deficiencies in aircraft maintenance and training protocols. Furthermore, despite a "bird strike" warning being issued prior to landing, the inability to handle the situation raises serious concerns about risk management practices by both the airport and the airline.
To prevent similar tragedies, South Korea's aviation sector must reevaluate its safety standards and prioritize comprehensive training and education. It is imperative to learn from past incidents and ensure that such mistakes are not repeated.
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