本質を捉えていないので、閉口するしかない。
それでは仕方がないので、具体的に、説明をしたい。
2階建ての木造住宅に住んでいて、大地震の際に命を守りたいと真剣に考えるなら、2階で寝る、できれば2階にリビングを設けて、1階で過ごす時間を極力減らすこと。
これだけだ。
最もハードルが低く、効果が高いのが2階で寝ること。
理由は簡単。
・2階寝ることは容易であること。
・無料でできること。
・家に居る時間の中で寝る時間は相当な時間を占めていること(6−8時間)。
・1階は大地震の際にペシャンコになって圧死する場所であること。
・2階は簡単に崩壊しないこと。
だ。
誰でもできるので、真剣に大地震対策を今すぐするのであれば、今日から2階で寝ることだ。
本気度はそれをすぐに実行するかで分かる。
Yahooより、
「地震に強い」部屋づくりのためにやっておきたい5つのこと。どこか1か所「安全地帯」をつくる
3/11(月) 20:02配信
ESSE-online
https://news.yahoo.co.jp/articles/beafc193f7fc41fd2c9a8987ab763220f7f76127?page=2
記事より、
3:玄関までの避難路を確保
地震が発生すると、家具やものはありえない動き方、倒れ方、崩れ方をします。倒壊や火災などのリスクがある場合は、速やかに外に出る必要があります。
そのとき、部屋から玄関までの通路が転倒した家具やもので遮られていたら、避難に時間がかかってしまい危険です。各部屋から玄関までのルートは確保しておいてください。
4:寝る前だけでもいいから片づける
暗闇では、足元を確かめることができません。人は意外なものでケガをします。被災地で鉛筆やシャープペンシルが足を貫き、歩けなくなった方を私は何人も見てきました。足をケガしてしまったら、避難やその後の復旧活動に大きな影響を与えます。
毎日、夜寝る前にだけでいいので、散らかったものを片づける習慣をつけましょう。片づけるといっても、出しっぱなしのものを一緒くたに収納ボックスの中に入れるだけいい。寝る前のこのワンアクションだけで、生存率は上がります。
5:どこか1か所「安全地帯」をつくる
もう少しがんばれるという人は、ここだったら電気が落ちてこない、エアコンが落ちてこない、ものが倒れてきても当たらない、という空間をつくっておきましょう。
そして、地震が起きたら、とにかくそこに「逃げる」。そんな安全地帯を家の中に設けておくのです。
間違っているのは、大地震の時にはほとんど動けないということ。
もちろん、大地震の場合も最初に小さな揺れがあるケースはままある。
その間に飛び出すということはあり得るが、リアリティはない。
そして、一番落ちてきて命を危険に晒すのは、木造住宅の2階、なのだ。
家具なんて可愛いものだ。
この現実を捉えていないで、どうして、こういう間違った記事を書くのか?
理由は、そうですね、防災グッズ、家具固定などのグッズを売る業者とつるんでいるからかな?
分からないけれども、大地震で人が死ぬというのはどういうことなのか、多くの人に考えてほしい。
能登半島地震で、ペシャンコになった、という声がよく聞かれたし、そうした木造住宅の倒壊のビデオも公開されている。
これになぜ目を背けるのだろうか?
結局、本気じゃないのだろう。
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