2次避難をこれほど強調したことはないだろう。
それは、能登半島の道路をはじめとするインフラが不十分すぎるからだ。
今後、もし、能登半島に避難した人が全て戻ることができるようにするには、一体、インフラの整備にいくらかかるのかは試算した上で、復興を考えることが必要だ。
これは、高齢化がすでに進んでいる能登半島で生活を続けるために十分な医療体制を整えられるかということでもある。
あまり深く考えなくても無理という結論になるだろう。
そうであれば、ある程度の人数は交通が不便なところから医療施設の充実している金沢近辺まで移住を促すしかないだろう。
ただし、今は、緊急時であり、とにかく災害関連死を防ぐには2次避難を迅速に進めるしかない。
2次避難は災害関連死を防ぐための、緊急避難であることは強調していいと思う。
Yahoo!より、
【速報】岸田首相 能登地震で二次避難の検討を強く呼びかけ
1/11(木) 18:22配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d6c9a9ef9b0f87871ddb9ed18f3c006c9829ed7
記事より、
岸田首相は11日夜、能登半島地震に関して、被災地の復旧や住まいの確保にかなりの時間がかかるとして、「命と健康を守るため、より安全な環境への移動を積極的に検討していただくことが重要だ。二次避難の取り組みが進むよう政府を挙げて支援したい。積極的な二次避難を検討していただくよう重ねてお願いする」と強く呼びかけた。首相官邸で記者団に対して語った。
岸田首相はさらに、二次避難について、「避難所の過密の解消にもつながるし、被災地における避難所の環境改善、感染症対策の観点からも重要だ」と指摘し、「二次避難先のホテル・旅館等についてはこれまで確保済みの分に加えて、さらなる上積みを行い支援をしていきたい」と表明した。
二次避難の希望者が現状では十分増えていないとの指摘については、「住み慣れた場所から離れ難い方、見知らぬ場所での生活が不安である方、長距離の移動が負担になるという方もいらっしゃる」としたうえで、「1人ひとりの事情や心情にも思いを巡らし、二次避難の仕組みや今後の住まいの見通しを丁寧に説明することによって、不安や懸念が解消されるよう努めることは大事だ」と述べた。
そのうえで、二次避難した人が、再び住み慣れた土地に戻ることができるように暮らしの再建の取り組みを支援する考えを強調した。
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