通信制大学に入学して40歳で卒業。
大学は法政大学。
その中江有里が人間は50からだという。
「人間は50から。そこから努力した人が伸びる」
という児玉清の言葉から、オリジナルは記事にあるが、ということ。
もう歳だからと、これまでの実績というか既に過去の栄光にしがみついて、もはや賞味期限で偉そうなだけなのに、努力を放棄するような輩が多い中で、こうしたことをはっきり書けることは素晴らしいことだと思う。
Yahoo!より、
40歳で通信制大学を卒業した中江有里が思い出す児玉清さんの言葉「人間は50から。そこから努力した人が伸びる」
2/4(金) 11:12配信
文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/63511d964d70acd3048bb7f4801c3bc686d4c35d?page=2
記事より、
私は器用なタイプじゃなく、母からもよく「あなたはウサギじゃない、カメだ」と言われていましたが、自分でもそう思います。でもカメでも諦めなければゴールはできるんです。
28歳の時、ある映画に出演が決まっていたんですが、撮影1週間前に中止になり、ぽっかり2カ月スケジュールが空いたことがありました。その直前に、「NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞」の募集記事を新聞で見つけてなんとなく切り抜いていたんですが、「そうだ、空いた時間を使って脚本を書いて応募しよう」と思いたち、一気に書いた脚本で、最高賞をいただくことができました。
脚本を書くのは初めてだったのになんとか書けたのは、おそらく、自分が女優として演じてきた蓄積があったから。自分の演じた脚本を読み返すと、構成とかセリフのやりとりとか、柱の立て方などのヒントが分かりますよね。演じてきたことがここで初めて書くことにも役立ったんです。
これがきっかけとなって、「書く仕事」もするようになり、2年後から「BS週刊ブックレビュー」という番組に出るようになりました。
番組で児玉さんに出会えたというのも私の人生の宝です。作家の皆さんを、新人もベテランも関係ない、皆が「物語の神様」だとおっしゃっていて、その姿勢にも私は大変感化されました。ちょうど私も2作目の小説がなかなか書けなかったときに間接的に児玉さんが背中を押してくださり書いたことで、今の私があるとも思います。
この番組を通して「本」というのが自分のライフワークだということに改めて気づき、文学を体系的に学ぶために通信制の大学にも通い始めて、40歳で卒業しました。
今40代後半ですが、まだまだできていないことばかり、やりたいことばかりです。児玉さんが「人間は50から。そこから努力した人が伸びる」とおっしゃっていたのを、最近よく思い出します。もともとは画家の中川一政さんの言葉のようですが、たいがいの人は50になると先が見えて努力をやめてしまう、だからこそ努力した人が伸びると。
小説もまだまだ書きたいし、最近、復活した歌手活動も極めたいし、楽器もやってみたい。まだ自分には伸びしろがあると信じています。
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