『タイミング法』という実際に性行為をしての提供は売春には当たらないということ。
こうしたことはあってもいいと思うのだけれど、結局、感情ということではお互いに複雑。
特に何度も『タイミング法』というのを一人を相手にするとややこしくなるだろう。
ボランティアよりもお金を払って行う方がまだ割り切れると思うし、また、複数の相手にしたほうがいいように思う。
なかなか性行為と感情というのは簡単には切り離せないことが多いからだ。
Yahoo!より、
妊娠を願う女性につけ込む男も!『精子提供マッチングサイト』“ヤりたい放題”の実態
8/9(月) 6:01配信
週刊女性PRIME
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7469ac6e6553912ba0ba02ba60ea201b0585345
記事より、
《両親とも、使用人が複数いる家庭で育っており、両親は国家公務員でした。私は普通のサラリーマンで年収は1000万は若いうちに超えています》(以下、引用を示す《》内はすべて原文ママ)
これらの文面は、恋愛系マッチングサイトにおける男性側のPR……ではない。マッチングはマッチングでも、ただのマッチングではない。
精子提供マッチングサイト。
そう、そのサイトは“精子提供したい男性”と“精子提供を受けたい女性”をマッチングするサイトなのだ。トップページには以下の文面がある。
《精子提供での妊活という選択 精子提供や精子バンクでの妊活を望むすべての女性&お夫婦様へ妊娠出産を望む女性と精子提供ボランティア男性をつなぐ精子提供者マッチングサイトです。全国の精子提供希望男性かご希望条件の提供者を選んで相互合意すれば精子提供が低費用で実現できます》
登録している男性は現在500名ほどで、地域別で検索できる。多くが顔写真を掲載していて、プロフィールページには身長体重・血液型・最終学歴・活動地域・PRポイントなどの欄がある。
同サイトには、さまざまな年齢、職業の男性が登録している。
《父はスポーツ万能で自衛隊にスキーを教えていたこともあります 弟は陸上でインターハイ出場。現在大学で教鞭を取ってます 従兄弟は元J1、海外リーグではベッカムと同じリーグでした》
《不動産・法務関係士業、会社経営、俳優業等 尊卑分脈・桓武天皇〜桓武平氏〜(中略) 子供は芸能事務所所属》
精子提供は一般に『シリンジ法』という性行為はせず器具を使って精子を提供するやり方と、『タイミング法』という実際に性行為をしての提供の2つの方法がある。同サイトの男性登録者の多くは女性にどちらかの方法を選んでもらう形をとっている。しかし、提供方法をタイミング法、つまりコンドームなしの性行為のみに限定している者も少なくない。
また限定まではせずとも、《タイミング法ではほぼ100%です》《できるだけ早く結果をご希望の場合はタイミング法》などと勧めている男性も多い。中には、以下のように“その面”をアピールしてくる者も……。
《若さもあり、一度に複数回提供ができます。1回お会いしたタイミングで4回分提供したこともあります。精子も年齢を重ねるごとに劣化します。そういう意味でも若いのは強みだと思っています》
「サイト内で精子の検査データを見られるようにしてほしいと思っています。依頼者の方にしてみたら、会ってみないとわからないというのは、かなり不安だと思いますから。また“セックスしたいだけ”という男性は確かに多いです。ちゃんと依頼者のことを考えて、真剣に取り組んでもらいたいものですね。依頼者にとっては一生に関わる問題なんですから」
精子提供して妊娠に至ったケースはあるのか。Aさんはこれまで2人の女性に、シリンジ法2回・タイミング法5回で計7回提供しているが、
「どちらも30代後半なので、妊娠まで至ってはいないです。個人的には、おふたりともちょっと年齢が高く、自然妊娠の可能性は低いのではないかと思っています」
「タイミング法で対価を受ける場合には、売春防止法の『売春』(“対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交をすることをいう”売春防止法2条)に該当します。そのため、そのような売春の仲立ちをしているマッチングサイトについては、売春の周旋(売春防止法6条)に該当し、刑罰を科される可能性は否定できません。もっとも、たとえば“女性から謝礼を受け取ることを推奨していますが、個人の判断です”という記載の場合、“売春の周旋”とまでいえるかの判断がやや微妙です。
なお、場所の提供までをしているわけではないので、刑罰が重い場所提供(売春防止法11条)や管理売春(売春防止法12条)には当たらないでしょう」
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