賢い選択であり、わざわざSNSでプライバシーを垂れ流して稼がなければならない人間ではないということだ。
「・・・感情をその都度表現してしまうと、受け取る側の興味が、薄くなっていってしまう。」
これはなかなかいいフレーズだ。
その都度、つぶやいていると、そのことだけにそれぞれ人は集中してしまう。
いろんな段階で、いろいろと感情が出るのは人間だれしもそうだが、そういう感情があるなかで、最終的にこれを感じていると伝えたい、というのがSNSを使わない理由なのだ。
SNSを使っている、使わざるを得ない人間と判断して使わないことができる人間の違いを感じる。
Yahoo!より、
イチローはなぜTwitterを使わない? 自ら発信しない「伝える力」を本人に聞いてみた【単独インタビュー】
6/19(金) 8:43配信ハフポスト日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/18b2ff8351465601aae62492129f0dd9ae74ec59?page=2
記事より、
イチローは、自分で発信するよりも、「第三者」を通してメッセージを伝えてきた。その方がより長く、深く伝わっていくと考えているからだという。
「聞かれてもいないことを自分から発信すると、瞬間的には伝わるかもしれないけど、心にまで響かない。興味深い点ですが、これが第三者をはさんで伝わると、まったく違うんです」
「『イチローは今、何を思っているんだろう』と考えてもらう状態を作りたい。そのとき抱いている感情をその都度表現してしまうと、受け取る側の興味が、薄くなっていってしまう。ある程度、見る側に委ねる。そして答えは後に明かす。その距離感を保ちながら、ずっとやってきました」
「でもコミュニケーションの手段は人それぞれ。多様性があって当然です。いろいろな人間がいるから、見ている人も面白いと感じるのだと思います」
「ただ、どんな時代になっても、ITなどのテクノロジーを生かしつつも、同時に、現地に行って『体感』することに対する思いも、僕は強い。薄く広くではなく、狭くてもいいから、より深く物事を捉えたいんです」
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