記事にあるように、
みずほ銀行は、新システム移行の際に何度もATMが停止し、連休中に現金が引き出せず、SNSなどでは「みずほ難民」と揶揄されたこともありました。
のだが、メガバンク間のATM共同利用には参加しないようだ。
みずほ難民、まだまだ苦労しそうだ。
※ この程度のことで難民という言葉を使って表現するのは不適切だと思います。
Yahoo!より、
三菱UFJと三井住友はATM共同利用へ。「みずほ難民」はいずこへ…?
10/21(月) 18:45配信 LIMO
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00014000-toushin-bus_all
記事より、
2019年9月22日、三菱UFJ銀行と三井住友銀行のATMの共同利用がスタートしました。
具体的には、一方の銀行に口座を持っている利用者は、もう一方の銀行の店舗外ATMで「引き出し」、「振り込み」を利用する際の手数料が、口座を持っている銀行のATM利用時と同水準に引き下げられました。また、今までは利用できなかった「預け入れ」も利用できるようになりました。
メガバンク同士でのATM共同利用は、初の試みです。
今回の共同利用の対象は、商業施設など銀行店舗の外にある無人拠点に置かれている「店舗外ATM」です。効果を検証した上で、共同利用対象のATMを拡大することも検討する見通しです。
共同利用のスタートにあたり、最も難航したのが公正取引委員会との交渉だと言われています。メガバンク同士の連携は、銀行業界全体にとって、それほどにインパクトの大きなものです。ATMの自前主義から共同利用への移行は、銀行のATM戦略における重要な転換点であると言えます。
両行の店舗外ATMは、2019年3月時点で、三菱UFJ銀行が1626拠点、三井住友銀行が1192拠点、合計2818拠点あります。今回の共同利用には、顧客の利便性を拡大すると共に、ATM運用コストを軽減するという重要な目的があります。共同利用開始後には、両行が近接する一部ATMの廃止が検討されています。
超低金利により銀行の収益性は悪化しており、店舗や行員の大規模な削減なども検討されています。そのような状況下において、コスト削減は喫緊の課題です。
今回のATM共同利用は、まさに、顧客の利便性を確保しながら、コスト削減を目指すものです。
コンビニATMが、銀行ATMの無い地域において銀行のATMネットワークを補完し、顧客利便性に寄与してきた一面はあります。
利用者は、銀行ATMでもコンビニATMでも手数料が無料であれば、利便性の優れたコンビニATMに流れます。
そこで近年、銀行は、コンビニATMの利用手数料を無料にする優遇施策を縮小し、銀行ATMの利用を誘導する傾向にあります。
コンビニにとっては、銀行から支払われる手数料は極めて重要な収益源であり、セブン銀行では収益の約9割を占めています。
銀行のATM戦略見直しは、コンビニATMの在り方にも大きな影響を与えます。
今回の三菱UFJ銀行と三井住友銀行のATM共同利用は、コンビニATMにとっては逆風だと言えます。共同利用により無料で使える銀行ATMが増えれば、利用者がコンビニATMから銀行ATMに流れる可能性は高いと言えます。
また、みずほ銀行は、2013年にイオン銀行とのATM共同利用にいち早く取り組んでおり、「メガバンクNO.1のATMネットワーク」との自負もありました。
しかしながら、メガバンク同士のATM共同利用は、これ以上にインパクトが強く、ライバルである2行がATM共同利用とコスト削減を目指す中で、取り残された印象は避けられません。
さらにみずほ銀行は、新システム移行の際に何度もATMが停止し、連休中に現金が引き出せず、SNSなどでは「みずほ難民」と揶揄されたこともありました。みずほ銀行のATMは、決してイメージが良いとは言えません。
とはいえ、今回の三菱UFJ銀行と三井住友銀行のATM共同利用は、他行の受入も可能な枠組みとされています。今後みずほ銀行を含め、参加銀行の増加も十分にあり得ます。
関連)
2018年07月16日
みずほ銀行は一般人に自分たちの働き方改革を押し付ける偉そうな銀行、潰れていい
https://fanblogs.jp/mobilera8/archive/17980/0
そもそも顧客サービスなんて考えないのがみずほ銀行!
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