そもそも、クックパッドには商売の要素が少ない。
それがマイナス。
さらに、無料のツイッターなどでの情報収集手段をうまく取り込むことに失敗している。
もはや月額料金を払ってまで得られる情報はないと判断されたのだ。
もっと多面的なサービス、ディナーキットや調味料セットなどの商売との連携がしきれなかったところが飽きられた原因だ。
またアプリを独立させても連携をさせることで一体化を継続することが必要だった。
金を使うサービスはそれがあることで多様に発展できる。
儲けが薄いものは長くは続かないのだ。
Yahoo!より、
「クックパッド離れ」に歯止めはかかるか かつての愛好者たちの本音
9/26(木) 16:00配信 マネーポストWEB
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190926-00000004-moneypost-bus_all
記事より、
料理レシピサービス大手のクックパッドの2019年12月期第2四半期(1〜6月)業績は、売上高に当たる売上収益が57億8000万円と、前年同期比で2.6%のマイナス
営業利益は4億5600万円となり、前年同期比71.2%のマイナス
国内の平均月間利用者数は5483万人
2016年(第4四半期)の6414万人と比べると1000万人以上減っており、苦しい状況
レシピ動画サービス「デリッシュキッチン」「クラシル」などといった競合サービスも台頭
「レシピの数が増えすぎて、もはや『これを作ろう!』と決められない。また、スーパーの特売情報を閲覧できる機能が、『トクバイ』という名前の別アプリとして独立してしまった。その特売情報を見て毎日の献立を決めていたので、今やアプリを毎日開く理由もなくなってしまいました。専門家考案のレシピや絞り込み検索など、有料会員限定の機能は魅力的ですが、私としては会費を支払う理由が薄れてきています」
「もはや、レシピは一つのサイト内で調べるものじゃない。レシピを知りたいときは、Twitterやインスタグラムに『茄子 味噌 レシピ』などと直接入力して検索しています。主婦も忙しいし、共働き世帯も増えている。時間をかけて自分の口に合いそうなレシピを探して、丁寧に調理するよりは、SNSや偶然目にした動画で直感的に気に入った料理を作ることの方が、自然
クックパッドの動画サービス『cookpadLive』(旧『cookpad TV』)は、基本的に“クッキングLIVE”を配信するもので、ぱっとレシピを知りたいときに使うものではない印象です」
一人暮らしを機に自炊を始めたのは、20代の女子大生・Cさん。新生活とともに、レシピサイトをチェックするようになったものの、料理の手順が「文字」で紹介されることに違和感がある
「私たちのようにYouTubeなどの動画サービス慣れしている世代にとっては、調理の手順が文章で書いてあっても頭のなかに“入って”こない。『短冊切りにする』『とろ火で煮込む』などと書いてあっても、具体的な手順のイメージが出来ない人が、周りにもたくさんいます。その点、切り方や次に何をすればいいかなどがわかるレシピ動画はいいですよね」
かつての愛好者たちからは、拡大によるレシピ増、競合サービスの登場、ユーザーの環境の変化など、様々な要因が「クックパッド離れ」の要因として指摘されている
ポイントはリアルタイム。
その日の天気に応じた情報を出すなどのコンビニやスーパーの要素を取り入れることが必要だ。
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